ご参考資料 この数字はなんだ? ナンバー・ナンダー Vol.79 2014年12月24日 米 国 の 2014年7-9月期 の (前期比年率、確定値) 9 11 .6 実質GDP成長率 です 年ぶり 23日に発表された米国の2014年7-9月期の実質GDP確定値は、改定値から上方修正され、前期比年率 5.0%増と11年ぶりの高水準となりました。米国経済の好調さが改めて確認されたことで、同日のNYダウ工 業株30種平均は18,000米ドルを超え過去最高値を更新しました。 項目を見ると、GDP全体の約7割を占める個人消費支出が改定値の2.2%増から3.2%増に、民間設備投 資も7.1%増から8.9%増に上方修正されました。FOMC(米連邦公開市場委員会)の17日の声明の通り、 米国経済は消費が緩やかに回復し、設備投資も改善傾向にあると考えられます。市場では、年末商戦の堅 調が伝えられる10~12月期は個人消費がさらに拡大するとの期待が高まっています。こうしたことから、今 後も米国で堅調な経済成長が続く場合、労働市場の更なる改善にもつながっていくと見られます。 イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長は先の会見で、原油安などで物価がしばらく押し下げられると の見方を示すとともに、2015年4月以降に利上げを検討する考えを表明していることなどから、今後の物価 動向と景気回復を勘案しながら、利上げの時期を探るものと考えられます。 米国の実質GDP成長率における需要項目別寄与度 (2003年1-3月期~2014年7-9月期) (%) (前期比年率) 10 住宅投資 8 公需 純輸出 在庫投資 設備投資 個人消費 GDP成長率 6 4 2 0 -2 -4 寄与度で見ると、 個人消費が 最も大きい -6 -8 -10 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 (年) (米商務省および信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成) ※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。 ■当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資 料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成 時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。■投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産に は為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。 投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご 覧ください。 1/1
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