リート・ウィークリーレポート(2015/1/6)

情報提供資料
リート・ウィークリーレポート (2015/1/6)
マーケットデータ (2015/1/2)
※リート平均配当利回りは2014年12月末時点
リート指数
為替(対円)
終値
リート平均
配当利回り
(%)
金利
(%)
終値
騰落率
騰落率
先進国(含日本)
905.61
+1.8%
3 .85
先進国(除日本)
904.36
+1.8%
3 .91
日本
383.10
+1.9%
米国
1081.86
+1.6%
米ドル
120.50
カ ナダ
803.20
+1.4%
カ ナダドル
欧州(除英国)
944.23
+1.3%
英国
78.94
豪州
0.33
3 .22
+0.8%
2.11
3 .52
102.24
-0.7%
1.74
6 .15
ユーロ
144.63
-1.0%
0.50
5 .25
-0.2%
英ポンド
184.70
-1.0%
1.72
2 .70
523.93
+1.4%
豪ドル
97.47
+0.3%
2.87
5 .54
シ ンガポール
481.33
+1.7%
シ ンガポール
ドル
90.51
-0.4%
2.28
5 .79
香港
495.35
+2.4%
香港ドル
15.53
+0.8%
1.92
4 .12
※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
今回は2014年12月19日から2015年1月2日までの騰落率を表示。
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進
国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値
および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
【直近3カ月間:2014/10/2~2015/1/2】
(ポイント)
【2004/3/31~2015/1/2】
(ポイント)
940
1,000
860
700
780
400
700
100
10/2
11/2
12/2
1/2
(月/日)
04/3
06/3
08/3
10/3
12/3
(出所:S&PのデータをもとにDIAM作成)
14/3
(年/月)
※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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リート・ウィークリーレポート
マーケット動向 (2014/12/22∼2015/1/2)
【日本】
海外市場がクリスマス休暇だったことから薄商いとなりましたが、投資信託への資金流入が継続していることや、
10年国債利回りが低下(価格が上昇)基調だったことなどが下支えとなり概ね堅調な展開となりました。なお、日銀
はJリートを25日に13億円買い入れました。(12/23、12/31、1/1-2は休場)
【米国】
先々週は、GDP(国内総生産)確定値が改定値から大幅に上方修正されるなど景気回復を示す経済指標が相次
いだことや、FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げに対する慎重姿勢が継続していることなどが下支えとなり上昇
しました。先週は、高値警戒感から利益確定売りが先行したことや、弱い経済指標が相次いだことなどから小幅の
上昇となりました。(12/25、1/1は休場)
【欧州】
堅調な海外市場を背景に上昇したものの、年末年始にかけてギリシャの大統領選挙をめぐる混乱が重石となり
上げ幅が縮小しました。(12/25-26、1/1は休場)
【豪州】
クリスマス休暇や年末年始で手掛かり材料に乏しい中、先々週は下落基調にあった原油価格が一時上昇したこと
からリスク選好が高まったことや、米株式市場の最高値更新などが追い風となり上昇しましたが、年末にかけて原
油価格が再び下落したことから、株式市場に追随してリート市場も下落しました。(12/25-26、 1/1は休場)
【アジア】
先々週は原油価格の下落やロシアルーブルの下落が一服したことに加え、中国における利下げや預金準備率の
引き下げなどの追加緩和期待から上昇しました。年末年始にかけては小動きとなりましたが、中国の12月製造業
PMIが市場予想を小幅に上回ったことも支援材料となり堅調な展開となりました。(シンガポールについては12/25、
1/1は休場、香港については12/25-26、1/1は休場)
トピックス
■ 2015年の米国リート(米国)
昨年の米国リートは堅調なファンダメンタルズ(基礎的条件)と金利の大幅低下により好調なパフォーマンスで年を
終えました。 2015年を展望すると、不動産需給は健全であり、経済成長も続くと考えられることから、ファンダメンタ
ルズ面での不安材料は少ないと言えます。一方、バリュエーション(価格水準)面では相対的な魅力を維持している
とはいえ、過去と比較して割高になってきています。また、引き続き金利動向がリート価格の動きに影響を与えると
考えられます。バランスシートの強い銘柄、大型リートと比較して割安感がある中小型リートなどに投資妙味があり、
銘柄選択がより一層重要な一年となりそうです。
■ 2015年の豪州リート(豪州)
昨年の豪州リートは割安なバリュエーションと金利の大幅低下を背景に3年連続の上昇となりました。2015年を展
望すると、バリュエーション面での割高感がないことが引き続き大きなプラス材料と言えます。一方、軟調な資源価
格や為替動向など、マクロ面では不安定要素もあり、リート価格形成に影響を与える局面もあると考えられます。マ
クロ要因に大きく左右されない安定的なキャッシュフローと財務構造を持ったリートを選別する銘柄選択が重要な一
年となりそうです。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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各国・地域別グラフ (2014/10/2∼2015/1/2)
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、P.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
《日本》
(ポイント)
日本リート指数
390
365
340
315
10/2
11/2
12/2
(月/日)
《米国》
(ポイント)
1/2
(円)
米国リート指数
1,120
124
1,050
116
980
108
910
10/2
11/2
12/2
100
10/2
11/2
12/2
(月/日)
《欧州(除く英国)》
(ポイント)
1/2
米ドル/円
(円)
欧州リート指数
1/2
(月/日)
1,000
151
940
145
880
139
ユーロ/円
133
820
10/2
11/2
12/2
《英国》
(ポイント)
10/2
1/2
11/2
12/2
英国リート指数
英ポンド/円
(円)
83
192
78
184
73
176
68
1/2
(月/日)
(月/日)
168
10/2
11/2
12/2
1/2
10/2
11/2
12/2
(月/日)
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
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《豪州》
(ポイント)
550
(円)
豪州リート指数
520
100
490
96
460
10/2
11/2
豪ドル/円
104
12/2
92
1/2
10/2
11/2
12/2
(月/日)
1/2
(月/日)
《シンガポール》
(ポイント)
シンガポールリート指数
93
480
89
465
85
450
10/2
11/2
シンガポールドル/円
(円)
495
12/2
81
1/2
10/2
11/2
12/2
1/2
(月/日)
(月/日)
《香港》
(ポイント)
(円)
香港リート指数
520
16.0
480
15.0
440
14.0
400
10/2
11/2
12/2
1/2
13.0
10/2
香港ドル/円
11/2
12/2
1/2
(月/日)
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商
標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。
これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に
対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、
配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・
ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P
ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商
品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。
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