リート・ウィークリーレポート(2015/2/3)

情報提供資料
リート・ウィークリーレポート (2015/2/3)
マーケットデータ (2015/1/30)
※リート平均配当利回りは2014年12月末時点
リート指数
為替(対円)
終値
リート平均
配当利回り
(%)
金利
(%)
終値
騰落率
騰落率
先進国(含日本)
925.88
-1.9%
3 .85
先進国(除日本)
926.63
-1.7%
3 .91
日本
381.40
-3.7%
米国
1137.45
-1.6%
米ドル
117.49
カ ナダ
867.74
-0.2%
カ ナダドル
1087.28
+0.5%
英国
85.70
豪州
0.28
3 .22
-0.2%
1.64
3 .52
92.28
-2.7%
1.25
6 .15
ユーロ
132.65
+0.5%
0.30
5 .25
-0.5%
英ポンド
177.00
+0.3%
1.33
2 .70
556.10
+0.5%
豪ドル
91.22
-2.1%
2.44
5 .54
シ ンガポール
495.48
-2.2%
シ ンガポール
ドル
86.77
-0.9%
1.88
5 .79
香港
529.41
-0.3%
香港ドル
15.16
-0.2%
1.38
4 .12
欧州(除英国)
※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進
国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値
および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
(ポイント)
【直近3カ月間:2014/10/30~2015/1/30】
1,000
900
700
810
400
720
10/30
【2004/3/31~2015/1/30】
(ポイント)
990
100
11/30
12/31
04/3
(月/日)
06/3
08/3
10/3
12/3
(出所:S&PのデータをもとにDIAM作成)
14/3
(年/月)
※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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リート・ウィークリーレポート
マーケット動向 (2015/1/26∼2015/1/30)
【日本】
10年国債利回りが上昇(価格が下落)に転じたこと、公募増資に対応した換金売り等による短期的な需給面での
悪影響、米国においてFOMC(米連邦公開市場委員会)が年内にも利上げを実施するとの見方が強まったことを受
けた米株式市場の下落などから、軟調な展開となりました。なお、日銀はJリートを26、28、29日に各12億円買い入
れました。
【米国】
10年国債利回りが低下(価格が上昇)基調となったことは支援材料となったものの、市場全体に高値警戒感がみ
られる中、企業やリートの決算発表では、悪材料に反応しやすい地合いとなりました。また、FOMCにおいて景気判
断が上方修正されたことを受けて利上げ時期が意識されたことから軟調な展開となりました。
【欧州】
週明けは、ギリシャ総選挙において最大野党の反緊縮派が勝利しユーロ圏が混乱に陥るとの懸念が一時広がっ
たものの、引き続き、先々週のECB(欧州中央銀行)による大規模な追加緩和策が好感されたことから、市場での反
応は限定的となりました。また、週後半には、ウニベイル・ロダムコ(オランダ・小売)の堅調な2014年の通期決算発
表が好感され上昇しました。
【豪州】
休場中の欧米株高が好感されたことに加え、弱い経済指標や原油安などを背景に、翌月にもRBA(豪州準備銀
行)が利下げに踏み切るとの観測や10年国債利回りが再び下落(価格が上昇)基調となったことも下支えとなり、概
ね堅調な展開となりました。(1/26は休場)
【アジア】
各市場で2014年10-12月期の決算発表が始まり、ほぼ市場の想定通りの内容となったものの、年明け以降、昨年
来高値を更新してきたことから、利益確定の売りに押される展開となりました。香港ではリンクリート(香港・小売)が
オフィスビルを中核とする総合開発を行うと発表、小売特化でなくなることについて、否定的な意見も聞かれ、利食
い売りのきっかけとなりました。
トピックス
■ 2015年の香港リート(香港)
2014年の香港リートは、中国経済の成長鈍化や香港国内での民主化要求デモなど、ネガティブなニュースが多
かったものの、金利の低下に後押しされて保有資産のパフォーマンスは堅調に推移しました。2015年に入っても絶
対的利回り水準の魅力は低いものの、引き続き賃料改定による内部成長力が高いこと、通貨が先高観のある米ド
ルに固定されている安心感などから、昨年来の成長トレンドは維持するものと考えられます。但し、香港リートは保
有資産の質が銘柄間で大きく異なることから、引き続きパフォーマンス格差が顕著にあらわれると考えています。
■ 2015年のマレーシアリート(マレーシア)
2014年のマレーシアリートは、底堅いファンダメンタルズ(基礎的条件)に加え、国内の年金資金による安定的な
買いに支えられ、堅調に推移しました。原油輸出国である同国にとって直近の原油価格の下落は景気にマイナスに
なること、2015年4月に物品・サービス税(GST)導入が予定されており、個人消費への影響が懸念されることなどが、
2015年の悪材料として挙げられます。一方、金利水準が高く、政策対応の余地が十分にあることは安心材料になる
と考えられます。リートが保有する資産の質が非常に高いこともマレーシアリートの特徴であり、リスクシナリオが顕
在化したとしても、マレーシアリートはディフェンシブ性を発揮する可能性が高いと考えています。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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各国・地域別グラフ (2014/10/30∼2015/1/30)
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、P.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
《日本》
(ポイント)
日本リート指数
420
385
350
315
10/30
11/30
12/31
(月/日)
《米国》
(ポイント)
(円)
米国リート指数
1,200
126
1,100
118
1,000
110
900
10/30
11/30
102
10/30
12/31
(円)
欧州リート指数
154
1,020
145
920
136
11/30
127
10/30
12/31
11/30
12/31
(月/日)
英国リート指数
(円)
91
192
84
184
77
176
70
10/30
ユーロ/円
(月/日)
《英国》
(ポイント)
12/31
(月/日)
1,120
820
10/30
11/30
(月/日)
《欧州(除く英国)》
(ポイント)
米ドル/円
11/30
168
10/30
12/31
英ポンド/円
11/30
12/31
(月/日)
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
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《豪州》
(ポイント)
580
(円)
豪州リート指数
540
99
500
94
460
10/30
11/30
豪ドル/円
104
89
10/30
12/31
11/30
12/31
(月/日)
(月/日)
《シンガポール》
(ポイント)
シンガポールリート指数
(円)
525
94
500
90
475
86
450
10/30
11/30
82
10/30
12/31
シンガポールドル/円
11/30
12/31
(月/日)
(月/日)
《香港》
(ポイント)
(円)
香港リート指数
550
16.5
510
15.5
470
14.5
430
10/30
11/30
13.5
10/30
12/31
香港ドル/円
11/30
12/31
(月/日)
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商
標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。
これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に
対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、
配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・
ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P
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品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。
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