情報提供資料 リート・ウィークリーレポート (2016/1/13) マーケットデータ (2016/1/8) ※リート平均配当利回りは2015年12月末時点 リート指数 為替(対円) 終値 リート平均 配当利回り (%) 金利 (%) 終値 騰落率 騰落率 先進国(含日本) 860.19 -5.4% 4 .00 先進国(除日本) 861.46 -5.6% 4 .06 日本 350.77 -3.7% 米国 1060.19 -3.0% 米ドル 117.26 カ ナダ 749.51 -3.2% カ ナダドル 1052.00 -4.2% 英国 83.88 豪州 0.23 3 .34 -2.7% 2.12 3 .84 82.75 -5.0% 1.30 7 .02 ユーロ 128.12 -2.3% 0.51 4 .29 -3.9% 英ポンド 170.29 -4.5% 1.77 2 .84 578.12 -2.4% 豪ドル 81.53 -7.4% 2.78 5 .10 シ ンガポール 447.90 -1.4% シ ンガポール ドル 81.31 -4.7% 2.50 6 .82 香港 482.48 -3.5% 香港ドル 15.11 -2.9% 1.54 4 .65 欧州(除英国) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進 国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値 および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き 【直近3カ月間:2015/10/8~2016/1/8】 (ポイント) (ポイント) 950 【2004/3/31~2016/1/8】 1,200 900 800 850 400 800 0 10/8 11/8 12/8 1/8 (月/日) 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 14/3 (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) (年/月) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 160113情報リートW-1 リート・ウィークリーレポート マーケット動向 (2016/1/4~2016/1/8) 【日本】 J-REIT市場は下落しました。中国株の急落に端を発する世界的な株価下落の影響や、水爆実験を行ったとの 北朝鮮声明を受けリスク回避姿勢が強まったことに加え、リートの増資が3件、新規公開が1件、相次いで発表さ れたことも需給見通しを悪化させたとみられます。三鬼商事の発表によると、12月の東京都心5区(千代田区、中 央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィス空室率は8カ月連続の低下、賃料は24カ月連続の上昇となりました。な お、日銀は1月4日、5日、7日および8日にJ-REITを各12億円、買い入れています。 【米国】 米国リート市場は下落しました。堅調な雇用統計など支援材料はあったものの、中国株式市場の急落、中東情 勢の緊迫化、原油市況の底割れなどの悪材料に押されました。ただし、金利の低下も背景にリートのディフェンシ ブ性から、下落率は株式市場との比較では限定的となりました。 【欧州】 欧州リート市場は下落しました。中国株式市場の大幅下落や、サウジアラビアとイランの関係悪化など外部環 境の悪化によりリスク回避姿勢が強まりました。12月のユーロ圏製造業PMIは前月を上回る一方、パリ同時テロ の影響か小売売上高は前月および市場予想比でマイナスとなるなど、域内のマクロ統計はまちまちの結果となり ました。 【豪州】 豪州リート市場は下落しました。中国株式市場の急落や、水爆実験を行ったとの北朝鮮の声明発表により中国 近辺の政治・経済環境が不安定化したことに加え、資源価格の急落による国内経済への影響も懸念されました。 ただしリートはディフェンシブ性から株式に比べ調整幅は限定的となりました。11月の住宅建設許可件数は前月 比-12.7%と、予想外の大幅減少となりました。 【アジア】 アジアリート市場は下落しました。12月の製造業PMIの下振れを契機とした中国株式市場および人民元の急落、 水爆実験を行ったとの北朝鮮の声明により中国近辺の政治・経済環境に不透明感が増し、リスク回避の動きが 加速しました。シンガポールの10-12月期GDP(国内総生産)は予想を上回る伸びとなりましたが、市場の反応は 限定的でした。 トピックス ■ リート市場の2015年の振り返りと今後の見通し(欧州大陸) 2015年の欧州大陸リート市場は2014年に引き続き上昇し、ほぼ期待リターン並みの上昇率となりました。 ECB(欧州中央銀行)の積極的な金融緩和策によって超低金利環境が継続する中、債券の代替投資としての魅 力がリート価格の下支えとなりました。とりわけフランスにおいては、相対的に割安感のあったパリの不動産に海 外から資金が流入してキャップレートが大きく低下し、リートの保有資産の価値上昇に繋がりました。賃料は特に 都心部では底打ちしたと見られ、今後は回復のサイクルに入っていくとみられます。また、アイルランドやスペイン では、銀行の不良債権処理スキームの中でリートについても制度が整えられました。これによって、将来的にリー トに売却することを想定した投資資金が実物不動産市場に流入するとともに、リート自体の資産取得も増加する など不動産市場が活性化し、リート価格の大幅上昇に繋がっています。このように、景気回復のタイミングが遅 かった欧州大陸でも不動産市場が復活してきており、今年もリート価格が底堅く推移すると期待しています。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ (2015/10/8~2016/1/8) ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 《日本》 (ポイント) 日本リート指数 390 360 330 300 10/8 11/8 12/8 《米国》 (ポイント) 1/8 (月/日) (円) 米国リート指数 1,200 127 1,100 123 1,000 119 900 10/8 115 11/8 12/8 1/8 10/8 11/8 12/8 (円) 欧州リート指数 1/8 (月/日) (月/日) 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 米ドル/円 1,280 150 1,170 140 1,060 130 ユーロ/円 120 950 10/8 11/8 12/8 《英国》 (ポイント) 10/8 1/8 11/8 12/8 (月/日) 英国リート指数 (円) 96 195 89 185 82 175 75 1/8 (月/日) 英ポンド/円 165 10/8 11/8 12/8 1/8 (月/日) 10/8 11/8 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 12/8 1/8 (月/日) リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 620 (円) 豪州リート指数 580 96 540 88 500 10/8 11/8 豪ドル/円 104 12/8 80 1/8 10/8 11/8 12/8 (月/日) 1/8 (月/日) 《シンガポール》 (ポイント) シンガポールリート指数 (円) 520 95 480 90 440 85 400 シンガポールドル/円 80 10/8 11/8 12/8 1/8 10/8 11/8 12/8 1/8 (月/日) (月/日) 《香港》 (ポイント) (円) 香港リート指数 530 16.5 490 16.0 450 15.5 410 10/8 11/8 12/8 1/8 15.0 10/8 (月/日) 香港ドル/円 11/8 12/8 1/8 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商 標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。 これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に 対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、 配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・ ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商 品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 5/5
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