リート・ウィークリーレポート(2015/3/17)

情報提供資料
リート・ウィークリーレポート (2015/3/17)
マーケットデータ (2015/3/13)
※リート平均配当利回りは2015年2月末時点
リート指数
為替(対円)
終値
騰落率
リート平均
配当利回り
(%)
金利
(%)
終値
騰落率
先進国(含日本)
915.54
+0.6%
3 .73
先進国(除日本)
917.80
+0.9%
3 .77
日本
369.24
-2.9%
米国
1083.92
+2.5%
米ドル
121.40
カ ナダ
830.15
-0.7%
カ ナダドル
1125.59
+1.2%
英国
85.21
豪州
0.41
3 .20
+0.5%
2.11
3 .43
94.97
-0.8%
1.48
6 .04
ユーロ
127.42
-2.7%
0.26
5 .09
-1.5%
英ポンド
178.99
-1.5%
1.71
2 .53
574.56
-1.6%
豪ドル
92.71
-0.6%
2.55
5 .17
シ ンガポール
494.40
-1.7%
シ ンガポール
ドル
87.17
-0.6%
2.43
5 .45
香港
490.15
-2.4%
香港ドル
15.63
+0.4%
1.64
4 .00
欧州(除英国)
※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進
国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値
および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
(ポイント)
【直近3カ月間:2014/12/12~2015/3/13】
(ポイント)
1,010
1,200
940
800
870
400
800
12/12
【2004/3/31~2015/3/13】
0
1/12
2/12
3/12
04/3
06/3
08/3
10/3
12/3
(出所:S&PのデータをもとにDIAM作成)
(月/日)
※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
14/3
(年/月)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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リート・ウィークリーレポート
マーケット動向 (2015/3/9∼2015/3/13)
【日本】
株式市場は15年ぶりの高値を更新していますが、Jリート市場は、国債利回りの上昇に加えて公募増資が相次い
でいること、年度末を控える中で機関投資家が積極的に押し目を拾いづらいとみられることなど、需給要因も重石と
なって下落しました。なお、日銀は9日、10日、11日に各12億円を買い入れました。
【米国】
6日に発表された好調な雇用統計を受けた早期利上げへの警戒感が引き続きくすぶっていますが、市場としては
一旦は織り込み済みとみられます。今週は原油価格が再び下落に転じたこと、2月の小売売上高が想定を下回った
ことなどから、長期債利回りは再び低下傾向となりました。これに加え、リート最大手のM&A(企業の合併・買収)が
発表されたことや、株式市場全般でのディフェンシブ銘柄へのシフトも後押しし、リート指数は週を通して上昇しまし
た。
【欧州】
6日に発表された米国雇用統計を受けた早期利上げ懸念の台頭から、週明けは下落して始まりました。また、ギリ
シャ問題も引き続きリスク要因として認識されました。しかしながら、9日よりECB(欧州中央銀行)の国債買い入れ
が始まったことを受け、主要国の長期債利回りが過去最低を更新したことがリートの買いにつながり、週次で上昇し
ました。
【豪州】
6日に発表された米国雇用統計が想定以上に堅調であったことを受け、早期利上げ懸念が台頭、週明けの豪州
市場にも波及し、リート市場は大幅下落して始まりました。その後は、原油価格が再び下落する中、長期債利回り
の低下や、ディフェンシブ銘柄へのシフトにも下支えされ、マイナス幅を縮小したものの、先週末比では下落しました。
【アジア】
想定を上回った米国雇用統計をきっかけとした早期利上げ懸念の台頭を背景に、当面の利益を確保する動きが
先行し、香港、シンガポールともに前週末比で下落しました。
トピックス
■順調な改善が進む東京都心のオフィス市況(日本)
先週13日に、三鬼商事が東京都心5区のオフィス市況についてレポートを発表しました。東京都心5区は大型の新
築ビルが空室を残したまま竣工したことから、市場は空室率の悪化を予想していましたが、結果は0.05%の改善と
なりました。これは、既存ビルにおいて大型の成約が決まったことが背景にあるようです。地区別には新築供給の
影響が大きかった港区の空室率が再び6%台後半に悪化したものの、千代田区については逆に大きな成約が相次
いだことを受けて空室率が一気に4.4%まで改善しました。募集賃料については、空室率が3%台に改善して久しい
渋谷区では、前月対比でプラス1.7%と大きな上昇を示しています。
■米国で小売リート最大手が敵対的買収を発表(米国)
米国小売リート最大手のサイモン・プロパティ・グループ(小売)は、競合の米メイスリッチ(小売)に対して敵対的
買収を9日発表しました。提示価格は前日終値比プラス5%ですが、買収協議を始めた昨年11月と比較すると3割程
度株価が上昇しています。市場では、サイモン社は更に条件を引き上げるのではないかとの見方から、メイスリッチ
の株価は提示価格を上回る上昇となりました。一方、地域的な補完性はあるものの、買収価格が割高であること、
買収方法の詳細が不透明であることから、サイモン社の株価は下落しています。今後の買収の行方が注目されま
す。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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各国・地域別グラフ (2014/12/12∼2015/3/13)
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、P.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
《日本》
(ポイント)
日本リート指数
420
390
360
330
12/12
1/12
2/12
《米国》
(ポイント)
3/12
(月/日)
(円)
米国リート指数
1,250
125
1,150
120
1,050
115
950
12/12
1/12
2/12
110
12/12
(円)
欧州リート指数
155
1,070
145
960
135
1/12
2/12
《英国》
(ポイント)
3/12
125
12/12
ユーロ/円
1/12
2/12
(月/日)
英国リート指数
(円)
192
84
184
77
176
1/12
2/12
3/12
3/12
3/12
(月/日)
91
70
12/12
2/12
(月/日)
1,180
850
12/12
1/12
(月/日)
《欧州(除く英国)》
(ポイント)
3/12
米ドル/円
168
12/12
(月/日)
英ポンド/円
1/12
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
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3/5
2/12
3/12
(月/日)
リート・ウィークリーレポート
《豪州》
(ポイント)
620
(円)
豪州リート指数
570
98
520
93
470
12/12
1/12
豪ドル/円
103
2/12
88
12/12
3/12
1/12
2/12
(月/日)
3/12
(月/日)
《シンガポール》
(ポイント)
シンガポールリート指数
(円)
525
95
500
91
475
87
450
12/12
1/12
2/12
シンガポールドル/円
83
12/12
3/12
1/12
2/12
3/12
(月/日)
(月/日)
《香港》
(ポイント)
(円)
香港リート指数
570
16.0
530
15.5
490
15.0
450
12/12
1/12
2/12
3/12
14.5
12/12
香港ドル/円
1/12
2/12
3/12
(月/日)
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商
標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。
これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に
対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、
配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・
ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P
ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商
品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。
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