情報提供資料 リート・ウィークリーレポート (2015/3/24) マーケットデータ (2015/3/20) ※リート平均配当利回りは2015年2月末時点 リート指数 為替(対円) 終値 騰落率 リート平均 配当利回り (%) 金利 (%) 終値 騰落率 先進国(含日本) 953.76 +4.2% 3 .73 先進国(除日本) 957.98 +4.4% 3 .77 日本 375.28 +1.6% 米国 1145.04 +5.6% 米ドル 120.04 カ ナダ 847.88 +2.1% カ ナダドル 1154.44 +2.6% 英国 89.02 豪州 0.33 3 .20 -1.1% 1.93 3 .43 95.63 +0.7% 1.31 6 .04 ユーロ 129.90 +1.9% 0.18 5 .09 +4.5% 英ポンド 179.44 +0.3% 1.52 2 .53 586.16 +2.0% 豪ドル 93.34 +0.7% 2.38 5 .17 シ ンガポール 497.33 +0.6% シ ンガポール ドル 87.06 -0.1% 2.46 5 .45 香港 493.42 +0.7% 香港ドル 15.47 -1.0% 1.48 4 .00 欧州(除英国) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進 国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値 および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き (ポイント) 【直近3カ月間:2014/12/19~2015/3/20】 (ポイント) 1,000 950 800 900 400 850 12/19 【2004/3/31~2015/3/20】 1,200 0 1/19 2/19 3/19 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) (月/日) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) 14/3 (年/月) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 150324情報リートW-1 リート・ウィークリーレポート マーケット動向 (2015/3/16∼2015/3/20) 【日本】 他の市場と同様にFOMC(米連邦公開市場委員会)後、早期利上げ観測の後退が好感されたことや、国債利回り が低下基調となったことも支援材料となり、概ね堅調な展開となりました。セクター別では、内部成長が相対的に乏 しいと見られる住宅リートや物流リートが利益確定売りに押される一方で、オフィス市況の改善に伴うオフィスセク ターに対する成長期待の高まりもありオフィスリートが相対的に強い展開となりました。なお、某企業が製造した国 の基準に適合しない免震材料使用については、1物件で見つかったとのプレスリリースが1銘柄からありましたが、 市場全体への大きな影響はみられませんでした。 【米国】 利上げ観測が根強い中、市場予想を下回る経済指標の発表が相次いだことや、18日のFOMC声明において政策 金利予想や経済成長見通しが下方修正されるなど、利上げを急がない姿勢が示されたことなどを背景に早期利上 げ観測が後退したことから、上昇する展開となりました。 【欧州】 先々週のECB(欧州中央銀行)による国債買い入れ開始を背景に引き続き国債利回りが低下基調であることに加 え、英財務相が2015年と2016年の経済成長率見通しの上方修正を発表したことや、スウェーデン中央銀行がマイ ナスの政策金利の更なる引き下げを発表したことなども追い風となり上昇しました。また、米国の早期利上げ観測 が後退したことも支援材料となりました。 【豪州】 週半ばまでは、米国利上げ観測による米ドル高やFOMCに対する警戒感から軟調な展開となりましたが、FOMC の声明を受けて米国の利上げ観測が後退したことが好感され、米国に物件を保有するウエストフィールド(小売)を 中心に大きく反発しました。 【アジア】 中国の首相が全人代(国会に相当)閉幕後の記者会見において追加刺激策に対して前向きな姿勢を示すなどの 好材料があったものの、FOMCを控えた米国の利上げ観測から軟調な展開となりました。しかし、アジアにおいても FOMCを受けた利上げ観測の後退から安心感が広がり、週後半は上昇に転じました。 トピックス ■オーストラリアのオフィス市場(オーストラリア) オーストラリアのオフィス市場は、旺盛な投資需要が要求利回りを押し下げており、賃料の回復が弱いにもかかわ らず、物件の取引価格は上昇しています。このほど、ある投資銀行が多額の保有資産を売りに出すと発表しました。 ビルのクオリティが高く、安定した稼働が期待できるため、大きな資金を運用する必要がある政府系ファンド等が買 い手として噂されています。高いバリュエーションになると期待されており、物件価格の上昇がオフィスセクターの株 価の下支えとなりそうです。 ■シンガポールのオフィス市場(シンガポール) シンガポールのオフィス市場は堅調に推移しており、この1年間では市場賃料は約15%の上昇となっています。過 去と比較するとかなり上昇してきたものの、都心の最新ビルの賃料(月額)が坪換算で3万円強と、東京や香港など と比較するとまだ競争力があると言えます。当面上昇基調が続くと見られますが、シンガポール政府は中期的には アジア主要都市と比較してビジネスコストが高くならない様に土地の供給を行うため、将来的には相応の供給圧力 を想定する必要があるとみています。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ (2014/12/19∼2015/3/20) ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 《日本》 (ポイント) 日本リート指数 420 390 360 330 12/19 1/19 2/19 《米国》 (ポイント) 3/19 (月/日) (円) 米国リート指数 1,250 125 1,150 120 1,050 115 950 12/19 1/19 2/19 110 12/19 (円) 欧州リート指数 1,200 1,090 145 980 135 1/19 2/19 3/19 125 12/19 1/19 2/19 英国リート指数 (円) 192 89 184 82 176 1/19 2/19 3/19 3/19 (月/日) 96 75 12/19 3/19 ユーロ/円 (月/日) 《英国》 (ポイント) 2/19 (月/日) 155 870 12/19 1/19 (月/日) 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 3/19 米ドル/円 168 12/19 (月/日) 英ポンド/円 1/19 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 2/19 3/19 (月/日) リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 620 (円) 豪州リート指数 570 98 520 93 470 12/19 1/19 豪ドル/円 103 2/19 88 12/19 3/19 1/19 2/19 (月/日) 3/19 (月/日) 《シンガポール》 (ポイント) シンガポールリート指数 (円) 525 95 500 91 475 87 450 12/19 1/19 2/19 シンガポールドル/円 83 12/19 3/19 1/19 2/19 3/19 (月/日) (月/日) 《香港》 (ポイント) (円) 香港リート指数 570 16.0 530 15.5 490 15.0 450 12/19 1/19 2/19 3/19 14.5 12/19 香港ドル/円 1/19 2/19 3/19 (月/日) (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商 標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。 これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に 対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、 配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・ ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商 品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 5/5
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