リート・ウィークリーレポート(2015/2/10)

情報提供資料
リート・ウィークリーレポート (2015/2/10)
マーケットデータ (2015/2/6)
※リート平均配当利回りは2015年1月末時点
リート指数
為替(対円)
終値
リート平均
配当利回り
(%)
金利
(%)
終値
騰落率
騰落率
先進国(含日本)
936.10
+1.1%
3 .67
先進国(除日本)
937.50
+1.2%
3 .71
日本
382.32
+0.2%
米国
1120.72
-1.5%
米ドル
119.12
カナダ
861.95
-0.7%
カナダドル
1114.78
+2.5%
英国
87.49
豪州
0 .34
3 .16
+1.4%
1 .96
3 .31
95.12
+3.1%
1 .45
6 .17
ユーロ
134.79
+1.6%
0 .38
5 .24
+2.1%
英ポンド
181.54
+2.6%
1 .65
2 .59
580.30
+4.4%
豪ドル
92.88
+1.8%
2 .45
5 .42
シンガポール
501.82
+1.3%
シ ンガポール
ドル
88.05
+1.5%
1 .91
5 .47
香港
532.74
+0.6%
香港ドル
15.37
+1.4%
1 .40
3 .81
欧州(除英国)
※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進
国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値
および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
【直近3カ月間:2014/11/6~2015/2/6】
(ポイント)
(ポイント)
990
【2004/3/31~2015/2/6】
1,000
900
700
810
400
720
100
11/6
12/6
1/6
2/6
(月/日)
04/3
06/3
08/3
10/3
12/3
(出所:S&PのデータをもとにDIAM作成)
14/3
(年/月)
※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
1/5
150210情報リートW-1
リート・ウィークリーレポート
マーケット動向 (2015/2/2∼2015/2/6)
【日本】
週前半は、豪州の政策金利引き下げにより円高が進行したことや、10年国債の入札が不調だったことなどを背景
に株式市場に追随して大きく下落しましたが、週後半には、欧州や米国の株高や、これまでの下落を受けた値ごろ
感などから、値を戻す展開となりました。なお、日銀はJリートを2、3日に各12億円買い入れました。
【米国】
原油価格が上昇基調となったことを受けてエネルギー株に買いが入ったこと等から株式市場は大きく上昇しまし
たが、これに伴い10年国債利回りが上昇(価格が下落)に転じたことがリート市場では重石となりました。1月雇用統
計において、失業率はわずかに上昇したものの、民間部門雇用者数が市場予想を大きく上回って増加したことから
早期利上げ懸念が高まり、週末に大きく下落しました。
【欧州】
ギリシャの債務問題をめぐり、ギリシャ新政権が債務減免要請を撤回する姿勢を示したことが好感され上昇しまし
た。その後もギリシャの動向が材料視される展開となりましたが、引き続きECB(欧州中央銀行)の追加緩和策を好
感する流れが継続していることから、概ね堅調な展開となりました。
【豪州】
RBA(オーストラリア準備銀行)による政策金利の引き下げ(2.5%→2.25%)の発表や、ノビオン・プロパティ・グ
ループ(小売)とフェデレーション・センターズ(小売)が合併に合意したとの発表(※)などが好感され上昇する展開
となりました。また、原油価格や商品相場の上昇も資源国である豪州にとって支援材料となりました。(※詳細につ
いてはトピックス参照)
【アジア】
中国の1月HSBC製造業PMIやサービス業PMIは弱い内容だったものの、中国人民銀行(中央銀行)による預金準
備率引き下げの発表に加え、ギリシャ不安の後退や原油価格の上昇を好感した欧米株高などを背景に概ね堅調な
展開となりました。
トピックス
■ 豪州リートで再びM&Aが発表される(豪州)
豪州リートでは、バリュエーション(価格水準)が割安になると、機動的な自社株買いの発表やM&A(企業の合併・
買収)の発表などを行ってきた実績が下値をサポートしています。昨年のオフィスセクターでの大型M&Aに続き、先
週は資産規模で小売セクター2位のノビオン・プロパティ・グループ(小売)と同3位のフェデレーション・センターズ(小
売)が合併に合意したとの発表がありました。相乗効果が明らかなこと、相応のプレミアムを支払っていること、大株
主のサポートを得られていること等から、今年6月の統合に向けて合併準備が進むとみられています。
■ 観光客の推移(台湾)
日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2014年の訪日外国人の数は1,300万人(前年比29.4%の増加)を突破し
ました。アジア圏からの観光客がけん引役となっており、伸び率では中国がトップとなり、総数では台湾(過去最高の
約28万人・前年比28.0%の増加)が筆頭となりました。その台湾については昨年の来台外国人が年間で約991万人
と、1,000万人目前というところまで来ています。伸びの要因としては、中国本土からの来台者数の増加があげられ、
昨年の実績は400万人弱(前年比38.7%の増加)となっています。台湾リート最大の銘柄であるキャセイNo.1リート
(複合)が保有するホテルは、日本人観光客の割合が高いという特徴がありますが、販売可能客室1室あたりの売
上は2014年1月~9月の累計で前年同期比約10%増と好調をキープしており、今後の動向が注目されます。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
2/5
リート・ウィークリーレポート
各国・地域別グラフ (2014/11/6∼2015/2/6)
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、P.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
《日本》
(ポイント)
日本リート指数
420
385
350
315
11/6
12/6
1/6
《米国》
(ポイント)
2/6
(月/日)
(円)
米国リート指数
1,200
126
1,100
118
1,000
110
900
11/6
102
12/6
1/6
2/6
11/6
12/6
1/6
(円)
欧州リート指数
2/6
(月/日)
(月/日)
《欧州(除く英国)》
(ポイント)
米ドル/円
1,160
154
1,060
145
960
136
ユーロ/円
127
860
11/6
12/6
1/6
《英国》
(ポイント)
11/6
2/6
12/6
1/6
(月/日)
英国リート指数
英ポンド/円
(円)
91
192
84
184
77
176
70
2/6
(月/日)
168
11/6
12/6
1/6
2/6
(月/日)
11/6
12/6
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
3/5
1/6
2/6
(月/日)
リート・ウィークリーレポート
《豪州》
(ポイント)
590
(円)
豪州リート指数
550
99
510
94
470
11/6
12/6
豪ドル/円
104
1/6
89
2/6
11/6
12/6
1/6
(月/日)
2/6
(月/日)
《シンガポール》
(ポイント)
シンガポールリート指数
シンガポールドル/円
(円)
525
94
500
90
475
86
450
82
11/6
12/6
1/6
2/6
11/6
12/6
1/6
2/6
(月/日)
(月/日)
《香港》
(ポイント)
(円)
香港リート指数
550
16.5
510
15.5
470
14.5
430
11/6
12/6
1/6
2/6
13.5
11/6
香港ドル/円
12/6
1/6
2/6
(月/日)
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商
標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。
これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に
対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、
配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・
ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P
ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商
品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
4/5
リート・ウィークリーレポート
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
5/5