見る/開く - 鹿児島大学

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221 学校体育行政についての研究 : 特に学習指導要領と通
達の齟齬をめぐって(2.体育社会学,一般研究)
岡田, 猛
日本体育学会大会号, 35: 140-140
1984-10-18
http://hdl.handle.net/10232/21702
http://ir.kagoshima-u.ac.jp
Japanese Sooiety
Japanese
Society ofof Physical
Physioal
Education
Eduoation
221
学
校
育
体
行
一特 に 学 習 指 導 嬰 領
政
に
つ
い
研 究
の
て
一
と 通 達 の 齟齬 を め ぐ っ て
岡 田 猛 (鹿 児 島 大 学 教 育 学 部 )
体 青 行政 、
学 習 指導要 領、 通 達
1 は じめに
学 佼 の 教 科 体 育 に お い
て 指 導 さ れ る 内容 に
部省 告 示 に よる 学 習 指導畏 領 に よ
示され
て
っ
.
は、 文
つ
い て
・
基準的拘 束
学校 現 場 で そ れ が 実 際 に 指 導 さ
、
段 階、 教 師
れ
る に
教 育 観 な ど の 影 響 も うけ 、 そ の 結 果
の
践 に ある程度 の バ ラ
エ
具
の
体 的 な教 育 実 践
テ
s
あ
b方
・逆 的 に
要 因 が 如何 に頂 的
に
対
して
指導要領
・顕 在 的
潜在的
ク
ヅ
政 指導 と
(柔 道
・剣
折 を通 して
通 達
a 要 因 を取
、
、
そ れ らの 要 因
や上 記 諸
.が 如 何 に
ス
あ ろ う。
る で
指導妥 領 と行
b
ipb 方 を め
ぐる動 きの 分
あげ
以 下 同 じ )指 導 の
道
教育実
・学 習
は そ れ ら の諸 要 因 の 中か ら
の
、
に 機 能 して い
あ る か とい う こ と は ・ 体 育 行 政 研 究 の 対 象 と な
して の
、
特 に近年 の 格技
間 に生 起 す る 関 係 の 問 題 性 を
の
・
析出 す る。
98 ノ 年 .
度 か
!
特徴につ
い て
に み られ る 幾
つ
か の 特徴
域 の
は 既 に 論 じ尽 くさ れ た 感 が あ る
内 容 を藻
内容 に
。
その なかか
い て
つ
的 嘩
も
、
本的顛
各種目
に韆
し
・各 運
輔
技 能 的 内容 は 省略 し、 逗
の
動 種 目 の み を示 した
@
種目選 択の 範囲 を拡大 した
る 授 業 時 数の 割
以 上
はい
めに
ず れ も、 学 習 者
の
側 に入 間的
指導 者
豊かさ や創造 的
ま たそ の こ と を保障 す
に 対 して は そ の 創 意 工 夫 を 要 請 し た も と
来 の 学 習指 導要 領が 細 部 的な 拘 束 の 度 あい を強 めて き
て お“
b
て きた
その
こ
と が 指 導 者 の 創 造 的 fi授 業 研 究 を 沈 滞 さ せ
一因 に
な
っ
、
て い る
との 指摘 もあっ た だ け に 、 以 上 に
述 べ た 特 徴 は 肯 定 的 に受 け とめ られ て よ い で あ ろ う o
S 「柔
指 導主 事
、
指 導 の 手 引 を作 成 し配 布 す る
新 規採 用 に あた
て は
っ
・剣 道 教 育 推
進の ため の施策 の拡 充 に
ノ
979
.
4
文 部 省 は 現 行 学 習 指導 要領
改訂
ts2
道 の 教 育 を推進 す るに あた っ
へ
の
て の
の
年後
つ
}
3
上 記内容 の
・
、
柔
」
・剣
内 部資 料 と し て 標 記 施 策
能力 を重
の
へ
指 導 を あ らゆ る 機 会 を 通 じ
て 徹 底 し、 その 実 施 につ い て 報 告 を求 め る
姿 勢 を 示 して
い
る
特に
ケ 年 にわ た る 年 次 計 画 を 示 しN
.
79 年 度 中 に 「各 都 道 府 県
」として
。
強い
、
。
t れ らの 内 容 が い か に 前 記 学 習 指 導 要 領 の 内 容 に 背 馳 し て
を 奨 励 し よ う一」 。
一仮 称 一設 立 趣 意 書 一青 少 年 に 柔 剣 道
・2
/ 979
bの
間 に こ の よ う に 整 合 性 を も ち え lt Ln 内
い る
か は 明 らか で あ ろ う
4 「武 道 議 員 連 盟
わ ずか 2 年 ばか
た の で あ ろ うか
種
o
うな
よ
葺因 携介 在
し
新 聞 tt 2 百 名 近 くの 国 会 議 員 で
の
々
た こ とを報 じて い る 。
っ
。剣 道
標 記 趣 意 書 は 中 学校 に 於 け る 柔
を積極 的 に
羃励 す
る
と して
一般 の 体 育 の 他 に
柔 ・
剣道の教員を全
・
指導 者飆
し、
の
の
・剣 道
柔
を独 立 の 正 課 と す る
国に 配 置 する
・
.剣
ζ柔
ため の 国立 大学
道の 課
設置
搬
更 に 武 道 大学を 設 立 す る
3 点を
的 と して か か げ て い る
目
させ たの が 前記
179
ド
ラス
。
チ
ッ
ク で あ る だ けに
歪曲 とも思 え る解釈
、
そ
の もと に 包
年 の 施 策 で あ る と考 え られ る
o
5 結 論
具 体 的 な 体 .
育の 学 習 指導 は
さま ざま な要因 の 影響 の もと
別 け て も 学 習 指 導 要 領 と通 達 は 教 育 行 政
に展 開盛れ て
い
te い
指 導 ua
重 ee ft位置 を 占め る 要 因 で あ る 。 通 常 は ・上 位
て
る。
、
と 下 位 の 関 係 に あ る と考 え られ る こ れ らの
の
、
例えば政 治的 要 因
本 研究で は
、
の
b
介在 に よ
近 年の 絡技 指導 の あ
こ
領 、 通達、 政 治 的動 き を分 析 す る
い て
・剣 道 の
柔
視 す る
摂
な
考 え る こ と が で き よ う。
従
・.
剣道の
柔
の 趣 旨 を 緩 和 して 指 導 要 領 の
合 が 削 除さ れ 定
能 力 の 育 成 を 期 待 し た も の で あ り、
為た
デ ル に基 づ く実 践 研 究 を 行 う た め 研 究 指 定 校 を
設 立 目 的 に か か げ る 内 容が
「体 育 re関 す る 知 識 」 を 除 い て ・ 各 領 城 に 配 当 され
モ
設 立 さ れ た 武 道 議 員連 盟 の 動 きが あ
ら実 施 に 移 さ れ た 中 学 校 学 習 指 導 要 領 の
でき る 。
翻
て い
ら次 の よ う な 点 を 本 研 究 に 即 した特 徴 と して あ げ る ご とが
上 記
容 を も つ た 施 策 を 出 さ せ た 背 景 に は どの
2 .
.
現行 学 習指 導要領
% とす
る
以 下
、
る か 、 室 た そ の 際 の 影 響 諸 要 因 φダ イ ナ ミ
本 研 究で
っ
。
が生 ず る
、
あた
実 態 ・学 習 者 の 経 験 や 発 達
の
は 〜 行政 指 導 、 地 域 や 学 校
て
.
35
設置 す る
性 を もつ もの として 実施 に 移 され て い る。
とこ ろで
る 格 技 配 分 時 間 の 達 成 目標 を
中学校 に鮒
認する
t
とが で き た
・
2つ
の
要 因は
、他
。
逆 転す る場合 が あ る
b方
を め ぐる 学 習 指 導要
とによ
っ
て
とを確
こ の こ
り
き
検討
国
民 に 開 か れ 允 教 育 とい う観 点 か ら こ れ を み る と
すべ
き重 要 な 内 容 を 含ん だ 教 育行政 上 の 問 題 で ある とh え る
、
で あ ろ う。
を ま とめ た 。
本 研
.
究 に 関 係 す る 主 な 内 容 は 次 の ご と くで あ る
。
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一
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