第485 口

第
485回
沖縄大学 土 曜教養講座
2011。 10。 29〔 土〕 縄大学
'中
蒻竃滋
にう者多みの後興 を目花 tて
裁華勝語
2009年 2月 に、世界遺産保存支援活動 を行 つて いるユ ネス コ
(国 連教育科学文化機 関)は
琉球諸 島 に 6つ の言語 が あ ると発
表 しま した。
「ノ
「奄美語」、
ヽ重山
「官古語 」、
「国頭語」
「お きなわ語」、
北 か ら、
「与那 国語」です 。
語」、
「 これ らは 日本 では 力言 として扱 われ ているが、国際的 な基
準 に照 らし合 わせ ると独 立 した言語 であ る」とユ ネス コの担当
島
争
鬱
鳳
呻
鳥
喘
者 は話 して います。これ ら 6つ の言語 を総称 し、最近 の言語学会
之
ヽミ
g/
では「琉球諸語 (り ゅうきゅうしょ0」 と呼 んでいます。
欧米で は、少数民族 の言語 を学校教育 で教 え、またその地域 の
行政 にお いて も使 用 され るとい うことは 当た り前 にな ってきて
います。仮1え ば、ア メ リカの少数言語 であ るハ ワイ語、スペ イン
の少数言語 であ るカタル ーニ ャ語、ガ リシア語、バ ス ク語、また
イギ リスの少数言語 であ るウ ェール ズ語、そ して、フランスの少
数言語 ブレ トン語、イタ リアの中の少数言語 シチ リア語 な ど。そ
れ に比 べ て 日本で は、学校教育 に導入 とい う前 に、日本 のなかの
鶴
ポ
壇覇等多
裏、
\ 購
`
ヽ
ヽ
125 `
鞭
少数言語 は方言扱 いを されて いて、言語 として きちん と認識 さ
れていないとい うのが現状です。
口
│プ ロフイール
今 回の シ ンポジ ウム では、琉球諸語 は言語 なの だ と言
松原 好次 (ま つばらこうい
う事 を知 つて いただ きたいの はもち ろん ですが、も う一
1948年 生 まれ。電気通信 大学総合文化講座教授。
歩踏み込 ん で、琉球諸語 を学校 や行政 で実 際 に使 って い
著書 :lndlgenous Langttges Rev talzed?
先住民族言語 の復興 は可能 か ?((春 風社 )
きま しょうと社会 に提案 したい とも思 い ます。欧米 の 学
編著
:「 ハ ワイ語の復権 をめざ
訳書
:「 大地 に しがみつ け
校 や 行 政 に お い て、少 数 民 族 の 言 語 が取 り入 れ られ て
して」(明 石書店 )
ハ ワイ先住 民女性の訴 え」(春 風社 )
い つた過 程 を学ぶ には、それ らを専 門 に研 究 な さ つて い
る方 か らお話 しを聞 くのが一番 良 い で しよう。
その適任者が、アメ リカ、ハ ワイ地域 の言語「ハ ワイ語」
研 究 の専 門家、松 原 好 次 氏 と、ス ペ イ ンの カ タル ー ニ ャ
塚 原
信 行
(っ かはら のぶゆき)
1970年 生 まれ。京都 大学高等教育研究 開発推進機構准教授。
論文
スペ イン・ カタル ーニ ャ自治州 における司法通訳制度 に関する研究
H sp6n ca(日 本イスパニヤ学会)(学 術雑誌
:
)
地 域 の言語「 カ タル ーニ ャ語」研 究の専 門家、塚原信 行 氏
です。比 嘉光龍 (ふ ぃ じゃ ばい ろん)氏 には、うちな 一 ぐ
ち (お き なわ語 )を 講 義 実践 して い る現 況 に つ いて 語 つ
て も らい、最後 は 3人 で会場 と質疑応答 を しなが ら楽 し
んで講演 してい く予定 です。
スペ イン・ カタル ーニ ャ自治州の言語法 に関する一考察
Hisp6n ca(日 本イスパニヤ学会)(学 術雑誌
)
カ タル ーニ ャ言語正 常化 法 の言語 イ デオ ロギ ー
(日 本国マンス語学会)(学 術雑誌
)
上
ヒ
嘉 光青目(ふ ぃじゃばぃろん
)
1969年 生 まれ。ウエ ルカルチ ャース クー ル うちな 一 ぐち講座講師.
うちな 一 ぐちは沖縄芝居 の名優「真喜志 康忠 (ま き し こうち ゆう)」
氏か ら習 う。肩書は「唄三線者 (う たさん しん じゃ)」 といい、うちな一
民謡のプ ロ歌手の側面 ももつ。