平成25年度 福井県立道守高等学校 定時制 学校関係者評価書 (問) ・学校評価書の成果と課題が適切かどうか。 ・成果と課題を踏まえた改善策・向上策が適切かどうか。 ・その他 (ご意見をお聴きした方々) ・福井県立道守高等学校教育振興会 会長 藤 野 利 和 氏 ・福井県高等学校定・通教育振興会連合会 顧問(元校長) 中 池 由岐夫 氏 ・福井県立道守高等学校同窓会 会長 平 山 吉 男 氏 ・福井県立道守高等学校育友会 会長 木 田 幸 夫 氏 ・福井県立道守高等学校福信会 会長 多 田 博 之 氏 (ご意見欄) ○学習指導 ・教員の「生徒の授業態度の向上」、「わかる授業づくり」への取組み結果は90%を越えているが、全教員が「でき た」と答えられるように努力を望みたい。 ・保護者への「お子さんの学力はついたか」との問いの結果が数%低下している。その原因をしっかり分析し、生徒の基 礎学力定着のために、今後も授業改善に取り組んでもらいたい。 ・授業に出席することは、授業を理解するうえで大前提となるものだ。生徒の欠席状況・学習状況については、教員全員 が保護者との連絡を密にして、生徒の学習への取組みが向上するようにしてもらいたい。 ・校内公開授業や校内授業研究会を実施し、わかる授業づくりに努めていることは評価できる。 ○生徒指導 ・部活動やサークルで、年間を通して活動できたところが多かったことは評価できる。 ・生徒会活動や学校行事への生徒の参加率を向上させるために、生徒の声を受け止めていくことが必要だ。 ・生徒たちが楽しく部やサークルの活動に取り組めるように、活動場所、活動時間帯、活動内容を工夫してほしい。 ・部活動やサークル活動の様子をチェックし、生徒たちが安全に楽しく活動できるようにしてもらいたい。 ○進路指導 ・生徒の進路に対する意識を高めるためには、地道な個別指導が大切だと思います。今後とも、手厚い個別指導をお願い したい。 ・進路の問題は大切だ。約半数の生徒が望ましい答えをしていないことを踏まえ、早期からの指導の充実を期待する。 ・アンケートでは、1年から4年まで同じ質問をしている。そのため、学校が実施している進路指導の実態が生徒や保護 者の答えに表れていない面があるかもしれない。実態をきちんと捉えられるように、学年に応じたアンケートの取り方を 工夫する必要がある。 ○図書指導 ・映像を利用した図書オリエンテーションや「読書マラソン」の企画で、生徒の図書への関心を高められたことはいいこ とである。 ・生徒への利用促進と同時に、先生方自身が図書室へ足を運ぶことも大切である。 ・生徒の家庭での読書の様子を知るために、保護者への質問を設定してはどうか。 ○渉外関係 ・育友会に、総務と広報2つの委員会ができ、育友会行事や広報紙の企画・運営・編集に保護者が参画する体制ができた ことは大変良いことだと思う。 ・「保護者どうしで語る会」と「授業参観」の育友会行事が実施され、保護者が学校へ足を運ぶ機会が設けられることは 良いことだと思う。 ・行事への参加について、役員と一般保護者の意識の差が表れてきている。一般保護者の参加意識を向上させるかが課題 である。 ○保健指導 ・個別指導に重点をおくことで、生活習慣の改善に取り組む生徒が多くなったことはいいことである。 ・高校生がおかれた社会状況をふまえ、生徒たちの心と体の健康を育む指導にも取り組んでもらいたい。 ・きれいな学習環境の中で学校生活が送れるように、生徒への指導を継続してもらいたい。 ○生徒理解・生徒支援 ・生徒からの相談に、誠意をもって取り組んだ教員が100%であったことはすばらしいことだ。 ・しかしながら、生徒の48%、保護者の31%は相談できずにいたという結果である。生徒や保護者が気軽に相談しや すい環境づくりを望みたい。 ・事例研究会は大変有意義である。今後も研修に努め、生徒・保護者の信頼が高まるようにしてほしい。 ○全体(総括) ・多様な生徒が在籍している中で、学校の様々な取組みと努力に敬意を表します。これからも、生徒のために情熱を持っ て指導していただくことを願います。 ・生徒や保護者へのアンケート結果をふまえ、本校の課題解決に向けて努力してくれることを期待します。 ・本校生徒の実態をふまえ、個々への目配り・配慮をしながら指導を進めてもらいたい。 ○学校関係者評価を踏まえた今後について ・本校の取組みにたいして、全体としては高い評価をいただいた。委員からのご意見やご指摘を謙虚に受けとめ、次年度 の目標や具体的取組みの設定に生かし改善を図っていきたい。 ・基礎学力の定着、コミュニケーション能力の向上等、本校生徒に求められる力を育む教育活動に、これからも全教員が 一丸となって取り組んでいく。
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