3月5日(木)

4月から、新規採用教員あるいは臨時採用教員として
教壇に立つ4年生のみなさんに、不安のない清々しい気
持ちでスタートしてほしい!
そのための事前研修です。
<テーマ>
<小>
○
研修のまとめ(学生のみなさんからのお尋ねや相談)
濱本真実さん、佐藤由佳さん、藤村仁美さん、、渡部結子さん、原田園美先生、西村美佐恵先生
佐々木康弘先生
・ 今日のお話の中で印象的だったことが2つあります。1 つは「ほめると叱るは紙一重」ということ、
もう 1 つは「幼小連携に必要なものは何か」です。前者については、叱ってもほめても、伝えたいこ
とが一緒であれば、言い方を工夫して、なるべく「ほめる」形で伝え
たいと思いました。また、叱るポイント、線引きを自分の中でもって
おくことも必要だと知りました。後者については、特に 1 年生ではで
きる範囲で遊びの要素を学びに取り入れられたらと思いました。(なぜ
小1プロブレムが起きるのか、幼稚園と小学校のどのような違いが子
ども達に馴染みにくいのか、もっと知りたいです。)
4 日間を通して、毎日新しい発見があって、自分の意見を人に伝え
ること、人の意見を聞くことで得られる「学び合いのよさ」を強く感じることができました。有意義
な時間を本当にありがとうございました。
・
今まで教壇に立つにあたって「教科指導」をすることにとても大きな不安を持っていましたが、そ
れよりも重要なのは、「児童理解」であるということに改めて気付くことができました。
「叱る」こと
に対して、これまでは真っ向から真剣にしていくことを第一に考えていましたが、
「叱る」より「ほめ
る」ポイントを見つける肯定的な言葉を用いることも大切だと感じました。お話を聞くことができて
やはり「先生」はよい職である、自分に合っている職だと思え、臨採に対しても前向きに向き合える
ようになりました。貴重なお話をありがとうございました。
・
<4 月までに必要なこと>健康、生活リズムを整える。読書。謙虚な姿勢でいること。前向き(ポジ
ティブシンキング) <4 月から心がけること>できて当たり前の
ことをほめる、育ちを待つというスタンス。特に、低学年では遊
びの要素を学習に取り入れる。叱り方。
4 月までに何をしたらよいか全く分からなかったのですが、今
・
日お話を聞かせていただいたことで、知識を蓄えることがやはり
大切だと分かりました。また、教壇に立ってからは、子ども達の
よいところを積極的に見つけ、誠実に接することが必要だと感じ
ました。
・
教員になるにあたって不安な部分を見つめようとすることや、それをこのような場で少しでも解決
しようとする若い方々の気持ちに感心しました。とかく苦手なことや不安なところは隠してしまいが
ちですが、それを素直に受けとめられることは大切です。私も初心を思い起こしてがんばろうと思い
ました。
・
熱心な学生さん達に感動しました。今後の活躍を期待します。すばらしい企画なので幼稚園に勤務
される方にもたくさん参加してほしいと思います。一緒に語り合い、私も学ぶことが多くありました。
振り返りが大切ですね。毎日の前田先生のお話が楽しみでした。
・
学生の方から課題をあげてもらい、それに対する自分の考えや思いをつないでいくというスタイル
で話が進みました。中でも、子ども理解にかかる「ほめる」
「叱る」は、子どもをよくとらえておかな
ければ、なかなか難しい。当たり前のことをほめる。ほめることで関係ができる。叱る時はフォロー
が大切。
「あなたを見ていますよ。認めていますよ。」というメッセージは、子どもの気持ちを安心さ
せていく、満足させていくということを互いの考えを出し合う中で感じました。ありがとうございま
した。
<中・高>
・
川口慎司君、黒川真実さん、、高松祐次郎君、玉村恵理子さん、田中恵子先生
今日は、田中先生の経験に基づく様々なお話を聞くことができて大変実りのある会でした。昨日、
おとといからもずっと話題に出てきているが、現場に出てからでないと分からないことが多いなと思
う。また、現場で分からないことがあったら、今日のように先
輩の先生に何でも尋ねようと思った。そうやって成長し続けて
いこうと思う。
・
短い時間だったが、いろいろなことを聞くことができた。教
員の仕事の量や種類、服装や持ち物、授業づくりや家庭訪問、
子どもとの関わりなど多くの話題。印象に残ったのは、子ども
との関わり方の工夫だった。朝早くの時間や昼休みに教室に行
く、あいさつの後に一言付け加える。小さなことが重要だと感じた。これらのような小さなことの積
み重ねを大切にすることができるように努力していきたい。
・
教科指導のための教材研究、部活指導、生徒理解、事務的な仕事、その他、現場ではやらねばなら
ないことが多いが、多忙感のみを感じ、生徒理解、教科指導などの重要なところがおろそかにならぬ
よう、力の入れ方を工夫したい。生徒理解等も、朝の会前に早めに教室に行くようにし、お昼休みに
は生徒の輪の中に入るようにするなどの工夫をしていきたい。
・
授業づくりと事務的な仕事のバランスについてや、子ども
との接し方について大変勉強になりました。実習とは違って
授業づくりにかけられる時間はなく、だからといって手を抜
いていいわけでもないので、作業のスピード、効率を考えて
することが大切であると分かりました。また、朝の会までの
時間や昼休みなどをどれだけ有効に使うかによって、生徒理
解にも差が出てくるのだと思いました。同じ悩みや疑問を持った方々と一緒にお話ができ、また貴重
なお話を聞かせていただけてとても良い体験になりました。ありがとうございました。
・ 最後の日ということで、これまでの振り返りを含めて、より具体的な質問(服装、学用品、住居等)
が出された。教壇に立つ日も間近に迫り、より切実感が出てきたように思う。今の新鮮な気持ちを忘
れないで素晴らしい先生になってほしいと思う。