入間野地区小中学校連携教育推進事業 1 研究主題 2 研究への取組方針 小・中の連携を意識した地域福祉教育 ・高齢者や障がい者との交流を通して、人にやさしいまちづくりの担い手とし ての自覚を育成する。 ・小中の教職員・児童生徒・地域の方との積極的な交流を図る。 3 研究への取組 ① 福祉教育に関して、教科学習で扱える単元や題材の洗い出し ・指導計画の上での位置づけをはっきりさせること、また、それと共に心の育成を図ることが必要 である。そこで、小中間のつながりを見通すために福祉教育についての単元や題材を洗い出した。 ② 夏季休業中の小中合同研修会 ・講演会:講師はバリアフリー住宅を作っている建築士の方をお招きした。 ・QUについて:今年度入間野中・入間野小学校ともに実施したQUの分析方法や活用の仕方、子 どもたちへの接し方などについて研修を深めた。 ③ 小中学校の教職員の登校指導 ・安全指導の徹底と、児童・生徒の様子の共通理解を深めることができている。 ④ 入間野中生徒会・入間野小児童会によるあいさつ運動とアダプトプログラム ・多くの児童生徒が通学する学校前の道路で、始業前に小中学生がお互いにあいさつを交わす機会 をつくり、交流を深めることができている。また、通学路の清掃活動を行った。 ⑤ 児童生徒間の授業交流(中学校部活動部員による体育授業交流) ・6年生のミニバス大会に向けて、5年生の体育の授業で中学校のバスケットボール部員による競 技指導を行った。児童生徒の交流を通して、体力向上の意欲を高めることと、児童がより大きな希 望を持って中学校に進学するきっかけを作ることができた。 ⑥ 教職員間による授業参観 ・1学期に行った小中連絡会で、入間野小学校の教員全員が入間野中の授業を参観した。中学生の 実態や授業内容を知ることで生徒指導・学力向上に関する共通理解を深めることができた。 4 今後の課題 今年度は、実施してきたことを整理した。来年度は、さらに体験を通して学ぶ機会を増やし、 「共 に生きる」ための実践的な態度を進化・充実させたい。 アダプトプログラム 小中合同研修「バリアフリー住宅」 授業交流「バスケットボール」
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