平成 26 年度 学校自己評価 学校関係者評価委員会報告 昨年度末、保護者、高等部生徒、教職員を対象に、学校自己評価を実施しました。その結果を基に、学校 関係者評価委員会を開催し、次のような提言をいただきましたので、報告させていただきます。この評価や 提言を基に、本校の教育活動がますます充実するよう努めて参りますので、御理解と御協力をよろしくお願 いいたします。 評 価 ・ 提 言 等 提言等に対する改善方策等 1 学習指導について 児童生徒が自ら課題を発見し、解決できるよう 主体的に学習に取り組む姿勢を身に付けられる指 導をお願いしたい。 最近は訪問マッサージの需要が増加している。 理療科の学習に、在宅治療に対応できる実技指導 も取り入れてほしい。 家庭学習の一層の充実を図る取組を通して、児童生徒 一人一人が目標達成のために自主的、主体的に学ぶ習慣 が定着するよう学校全体で取り組みたい。 今後、理療科の学習の中に老健施設での実技研修に加 え、在宅治療に対応できる学習内容も取り入れたい。 2 進路指導について 進路指導に対する評価が大きく向上している。 今後も早期からのキャリア教育に努め、児童生徒 が卒業後、社会自立できるよう学校全体で取り組 んでほしい。 今年度は、個人懇談の機会を増やし、個に応じた進路 指導を重点的に行い、事業所や治療院の見学の機会も増 やした。今後もこのような取組を継続していきたい。ま た、 「進路の手引き」を作成して進路学習に利用し、キャ リア教育の一層の充実に努めたい。 3 専門性の継承・向上について 人事異動等によって視覚障害教育専門の教員が 減少すれば、専門性の継承が難しくなる。専門性 を有した教員の配置に配慮願いたい。 視覚障害教育を専門とする教員は、可能な限り長期に わたって在任できるように県教委に求めている。また、 研修の充実や視覚障害領域の特別支援学校教員免許状の 取得を働き掛けることで専門性の向上、継承に努めたい。 4 保護者との連携について 在籍者数の減少によってPTA活動も難しくな ってきているが、保護者としても児童生徒のため にできることから取り組みたい。 学校、寄宿舎とも児童生徒の実態に応じた丁寧 な指導である。よりよい学校作りのために保護者 と教職員の一層の連携を図りたい。 視覚障害特別支援学校として、児童生徒が社会自立で きることを目標に日々教育活動に取り組んでいる。今後 も保護者の意見や願いを取り入れ、家庭と学校が共通の 目標に向かって進めるよう連携をより一層深めていきた い。 5 学校運営全般について あはき師国家試験の合格率も高く、教職員が目 標を高く持ち、日々教育活動に取り組んでいる様 子が伺える。 寄宿舎建設に際して、視覚に障害がある児童生 徒が生活することを踏まえた施設、設備になるよ うお願いしたい。 今後も児童生徒の実態に沿って工夫、改善を行いなが ら学習・生活指導に取り組み、組織として情報の共有化 を図るとともに保護者へも正確な情報を伝えることで、 より信頼される学校作りを目指したい。 寄宿舎も含め、校内の施設設備については、様々な立 場からの意見を集約し、児童生徒が安心して学校生活が 送れるよう改善に努めたい。
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