解 数学検定 第250回2級2次:数理技能検定 問題1 f(x )=−x 2 +4mx −12m +6 2 =−( x −2m )+4m 2 −12m +6 したがって g( m )=4m 2 −12m +6 答 2−2−1 3 よって,g( m )は m = のとき,最小値 −3 2 をとる。 3 (答) m = のとき,最小値 −3 2 である。 3 2 g ( m )=4 m − −3 2 問題2 もとの命題の対偶「n が奇数ならば,n 3 +1は偶数である」が真であることを示す。 m を正の整数として,n =2m −1とする。 3 n 3+1= (2m −1)+1=8m3 −12m2 +6m −1+1 =8m3 −12m2 +6m =2 (4m3 −6m2 +3m ) 4m 3 −6m 2 +3m は整数だから,2 (4m3 −6m2 +3m )は偶数となり,対偶は真である。 したがって,もとの命題「n 3+1が奇数ならば,n は偶数である」は真である。 問題3 ① ′ ,②よ り ⑴ 10 x 2 −2x + k =0 sinθ,cosθがこの2次方程式の解である ことから,解と係数の関係により (−2) 2 sinθ+ cosθ=− = …① 10 10 k sinθcosθ= …② 10 ①の両辺を2乗すると 2 2 ( sinθ+ cosθ)= 10 2 sin2θ+2sinθcosθ+ cos 2θ= 5 2 1+2sinθcosθ= 5 3 sinθcosθ= − …① ′ 10 2 問題4 3 k = − 1 0 10 k = − 3 10 10 (答) k = − 3 10 10 ⑵ ⑴より 3 10 10x 2 −2x − =0 10 2 10 10x −20x −3 10 =0 (10x + 10) ( 10x −3)=0 10 3 10 x = − , 10 10 10 3 10 (答) x = − , 10 10 s,t を実数とし,点P, Qの位置ベクトルをそれぞれ p,q とすると s −1,−2,1)=(2− s ,−3−2s ,8+s ) p =(2,−3,8)+ ( t 3,1,−1)=(4+3t ,−5+t ,6− t ) q =(4,−5,6)+ ( と表される。したがって PQ = q − p =(2+ s +3t ,−2+2s + t ,−2−s −t ) 2 2 2 2 |PQ|=(2+ s +3t )+(−2+2s + t )+(−2−s −t )=6s 2 +12st +11t 2 +12t +12 6 2 24 2 2 =6 ( s + t )+5 t 2 +12t +12 =6 ( s + t )+5 t + + 5 5 6 24 6 2 よって,|PQ| は s = ,t = − のとき,最小値 をとる。 5 5 5 このとき 24 2 30 PQ= = 5 5 (答) 2 30 5 H2608G03 2−2−2 問題5 ⑴ (答) 80分 ⑵ (答) 60分 (解答例) P A B Q D1 R D2 p =50分 C q =50分 D3 E1 E2 r =55分 E3 休憩5分 問題6 ⑴ 出る数の積が偶数になるのは,3回のうち ⑵ 出る数の積が偶数であるが,4の倍数とな 少なくとも1回は偶数が出るときである。 らないのは,3回のうち,2が1回,奇数が ルーレットを1回まわして,出る数が奇数 2回出る場合である。この確率は となる確率は 3 10 1 3 2 + = 5 5 5 2 81 250 ⑴より,求める確率は ルーレットを3回まわして,3回とも奇数 となる確率は 3 5 3C1 × × = 98 81 23 − = 125 250 50 23 (答) 50 27 3 3 = 1 25 5 よって,求める確率は 1− 27 98 = 125 125 98 (答) 125 問題7 ⑴ y = −x 2 + ax = −x( x − a ) ( a >0)より y グラフの概形は,右の図のようになる。 したがって a S = ( −x 2 + ax )dx 0 1 a = − x 3 + x 2 3 2 a O a x 0 1 1 1 =− a 3 + a 3 = a 3 3 2 6 (答)S = 1 3 a 6 4 ⑵ S = のとき,⑴より 3 4 1 a3 = 3 6 3 a −8=0 ( a −2) ( a 2 +2a +4)=0 a >0より a =2 (答)a =2 H2608G03
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