確認7 擬定常問題 裏側の2面からも バルク T 熱移動がある 境膜 熱 表面TS 熱 境膜 熱 立方体の発熱体の表面は常に高温Tsで一定で,バルクに熱が移動し,バ ルク温度Tが徐々に上昇する。立方体の下面は伝熱に寄与しない。その 他の面に対しては撹拌流体が接触し,熱移動に影響を与えている。運動 の式と熱移動の式を連立して表面の熱フラックスを求めることは困難! → でも安心して! 境膜を導入すれば良い!!! 発熱体の熱伝導度は非常に大きいとして,境膜内熱伝達律速であるとす る。まず,熱伝達係数hを用いて,熱収支式を考えよう。 dt時間に立方体から境膜を通して発散する熱がdTだけバルクの温度を上昇させる 境膜内を移動 水の温度がdT上昇 する熱量 するための熱量 熱収支式 微分方程式 dT 5L2 h = (TS − T ) dt CP ρV 2 5L h(TS − T )dt = CP ρVdT 初期条件 dT 5L2 h =− dt T − TS CP ρV 積分して解を得る 初期条件よりCを決定 T − TS = (Ti − TS ) e TS − Ti + Ti − T =e TS − Ti Tiを挿入して − 5L2 h t CP ρV T − TS = Ce 5L2 h − t CP ρV 1− − 5L2 h t CP ρV TS − T =e TS − Ti T − Ti =e TS − Ti − − Re = uL (0.7)(0.02) = =14 ν 1×10−3 ν CP ρν (4.2)(1000)(1×10−3 ) Pr = = = =100 α λ (0.042) Nu = hL λ からhを計算する h =11.5× 50℃になるまでの時間は t = 81850 s = 22 h 44 m 10 s 5L2 h t CP ρV Nu = 0.662(14)1/2 (100)1/3 =11.5 − t T − Ti (4.2)(1000)(1.5) =1− e =1− e− 0.00000768t TS − Ti 50 −15 =1− e− 0.00000768t 90 −15 − Nu = 0.662Re1/2 Pr1/3 0.042 J = 24.2 0.02 K ⋅ m 2 ⋅s (5)(0.02)2 (24.2) hの値を使って解を書き下す この形は本講義で推奨する (部分)/(全体)の形になっ ていないので T − Ti =1− e TS − Ti 解は得られたが,具体的に計算するならhを求める必要がある。 無次元相関式は撹拌が激しいかな等と想像して,幅Lの平板でどうでしょう それぞれの 無次元数 Cは積分定数 5L2 h t CP ρV 5L2 h t CP ρV T = Ti at t = 0
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