D EF 第 1回新潟腹部救急研究会

学
会
症 様 で あ った. ECG は pa
ci
ngr
hyt
hm で HR
1
20bpm,QRS時間 1
36
ms
ec,LBBBパ タ- ンで
あった.保存 的治療 で改善せず, 1歳 8ケ月時 に
開胸 下で CRT を施 行 した. 術 中軽 食道心 エ コー
記
65
9
事
21
.
5
mg/dlと強 い炎症反応 を示 した.CTで S状
結腸の壁肥厚 と周 囲脂肪識濃度上昇 を認 め,後腹
膜 炎 と石 灰 化 を伴 う憩室 炎 と診 断 し内科 入院 し
た.保存的加療 にて症状軽快 す るも,血液検査 に
な どで , DDD 等 他 の ペ - シ ンダ法 と比 較 し,
て WBC と CRPが正 常 化 せ ず , 入 院 1
2日 目に
CRTが最 も有効 と判断 し行 った.右室 リー ドは以
CFを施 行 した. S状 結腸 内 に膿 汁 と硬 い襲物 を
前 の もの を利 用 し,新 た に心 房 リー ドを左 心 耳
認 め,約 5年前 に魚骨誤癖 した と検査 中に訴 えが
に,左室 リ- ドを心嚢部側壁 に装着 した.Cだr後
あった.魚骨 の蘭 の部分 しか蕗 出 してお らず ,CF
7ケ月で症状 はな く,胸部 Ⅹ-pで CTR6
0%心エ
4.
1
mm (
1
09% ofNol
・
maD EF
コーで LVDd3
による摘 出 は困難 と判断 し,S状結腸部分切除術
施行 した.病理検査 では急性 炎症 を伴 う膿癌形成
の所見で あった.術後経過 は良好で あった.誤飲
71
.
2餐 BNP37.
1
pg/mlへ著明 に改善 した.
【
結語 】pMI後重症 心不全 の CAVB例 に CRT
は有 効 だ った. PMI後 に重 症 心 不 全 とな っ た
5年 目と長期経過後 に急性炎症型 にて発症 した魚
CAVも症例 に対 して,CRTへの upgr
a
deは考慮す
たので報告 す る.
骨 に よ る消 化管 穿孔 と後腹 膜 炎 の症 例 を経験 し
べ き治療法の 1で ある.
2 大腸穿孔性腹膜 炎の 2例
東田
純 ・須田 武保 ・桑原 明史
須 関 都敬 *・味岡 洋一**
日本歯科大学新潟生命歯学部外科
新潟大学大学院消化器 ・一般外科 *
同 分子 ・病態病理学 **
第 1回新潟腹部救 急研 究会
【は じめ に】2
001年以降 に当科 で手術 が実施 さ
日 時
会
場
平成 2
0で
ト4F
126日 (
土)
医 原 性 を除 く)
れ た大 腸 穿 孔性 腹 膜 炎 2症 例 (
午後 2時 4
5分 - 6時 30分
を報告す る.
チサ ン諌テル &コ ンフ ァレンス
セ ンター新潟
4F越後の西
7歳,女性.RAに対 して NS
AI
Ds投
〔
症例 1〕8
与 中に下風
腹部膨満で発症.大腸 多発穿孔 を認
め,左半 結 腸 切 除 , 人工 肝門 造設 術 を実 施 . 肉
AI
Ds起 因性 太 腸
眼 ・病理 組 織 学 的所 見か ら NS
穿孔 と考 え られ た.
Ⅰ.一
般
演
〕65歳,男性.便秘 を背景 と して排便後
〔
症例 2
題
の急激 な腹痛 で発症.横行結腸 の穿孔 を認 め,横
1 魚骨による消化 管穿孔の 1例
伏木 麻意 ・若桑
隆二 ・植木
大 ・多々
孝 ・五十川
福原 康夫 *・大関 康志 *
石塚
行結腸部分切除 を実施.肉眼 ・病理組織 学的所 見
匡
修*
厚生連刈羽郡総合病院外科
同
内科 *
症例 は 8
0歳 ,女性 , 唯吐 と下腹部痛 にて近医
受診 す る も 5日目に痛 み が増 強 し当院 内科 を受
診 した.受診暗,wBCが 2
06
0
0/
plお よび CRPが
か ら宿便性太腸穿孔 と考 え られ た.
AI
Ds起 因性 や宿
【
結語 】高齢化社会 に伴 い NS
便性大腸穿孔症例 の増加 が予想 され, これ らの病
態 を念頭 に置 くべ きと考 えられ る.