2014年度 中京大学 工学部 一般・特Ⅱ推薦 数学基礎学力型問題 〔Ⅰ〕 数学基礎学力問題 f ( x) x ax b, 2 g( x) x c 〔Ⅰ〕~〔Ⅲ〕 とおく。 (1) 論述問題 配点比率 6 4 a 2, b 4 のとき f ( x) x 2 2 x 4 (x 1) 2 3 ※上記の比率は,数学基礎学力問題と論述問題の また 合計を「10」としたおおよその割合です。 x c ( x ≧ c のとき ) g( x) x c ( x c のとき) f ( x) 0, ※論述問題の解答例は掲載しておりません。 g( x) ≧ 0 であるから,グラ フの共有点の y 座標は正である。よっ て,次の①または②が実数解をもつこ とが条件となる。 x 2 2x 4 x c …………① x 2x 4 x c ………② 2 ①は x 3 x c 4 0 であるから,実数解をもつためには,判別式より 2 (3) 2 4( c 4) ≧ 0 すなわち c≦ 7 4 ②は x 2 x c 4 0 であるから,実数解をもつためには (1) 2 4(c 4) ≧ 0 すなわち c≧ 15 4 7 15 したがって,求める範囲は, c ≦ , ≦c 4 4 (2) a 1, c 0 のとき f ( x) x 2 x b x ( x ≧ 0 のとき ) g( x) x ( x 0 のとき) y f (x) のグラフの軸は直線 x x2 x b x すなわち 1 であるから,グラフが共有点をもつのは 2 x 2 2x b 0 が実数解をもつときである。 よって,判別式を D とすると D 12 b≧ 0 4 すなわち b ≦1 〔Ⅱ〕 数字を 3 種類使う場合と 2 種類使う場合がある。 ・3 種類使う場合は,どの数字を 2 個使うかで 3C1 通り,並べ方が よって,3C1× 4! 通り 2!1!1! 4! =36(通り) 2!1!1! ・2 種類使う場合は,「1 個と 3 個」,「2 個と 2 個」のときがある。 「1 個と 3 個」のときは,数字の選び方が 3P2 通り,並べ方が 4! 通り 1!3! 「2 個と 2 個」のときは,数字の選び方が 3C2 通り,並べ方が 4! 通り 2!2! よって,3P2× 4! 4! +3C2× =24+18=42(通り) 1!3! 2!2! 全部で,36+42=78(通り) 〔Ⅲ〕 f ( x) x 3 3x 2 x 10 とおく。 (1) f ( x) 3 x 2 6 x 1 より, f (x) 0 となる x の値は x 3 2 3 3 であるから, x ≧ 0 における増減表は右のようになる。 ここで 1 8 29 1 x 3 3 x 2 x 10 x (3 x 2 6 x 1) x 3 3 3 3 より 3 2 3 8 3 2 3 29 63 16 3 f 3 3 3 3 9 であり, 3 2 から, 63 16 3 63 16 2 31 0 よって, x ≧ 0 における f (x) の最小値は正である。 したがって, x ≧ 0 のとき, x 3 3 x 2 x 10 0 (2) 曲線と直線の共有点の x 座標は x 3 3x 2 x 10 9 x 10 すなわち x( x 2)( x 5) 0 より, x 2, 0, 5 x≧0 のとき,求める面積 S は右図の斜線部分 S= 5 {9x 10 ( x 5 = 3 3x 2 x 10)}dx 0 ( x 3 3x 2 10 x)dx 0 = 5 1 x 4 x3 5 x 2 0 4 = = 625 125 125 4 375 4
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