熱力学基礎 Thermodynamics (第7回) 講義レポート 11月17日(月) 学生番号 氏名 いろいろな不可逆過程のエントロピー変化(なぜエントロピーが不可逆性を記述できるのか) 気体分子 加熱 熱振動の幅が小さ くなればエントロ ピーも小さくなる 熱振動の方向がバ ラバラになる 元に戻らない 冷却 不可逆過程でも取り 戻せるエントロピー ΔS = 不可逆過程で不可避に増 大するエントロピー 理想気体の自由膨張で体積が3倍になった場合のエントロピー変化 自由膨張での仕事 ΔW = 第一法則は成立( する しない ) 自由膨張での熱 ΔQ = 理想気体なので = この熱からエントロピーは計算( できる できない ) 自由膨張での温度変化 ΔT ΔT = エントロピーの計算には( 可逆 不可逆 )過程を用いる € € この場合は (A )過程 € € € (A )過程のエントロピー変化を計算すればよい 微小過程でも( dU = € ΔU = - )なので = ∫ ΔS = f i Vf dS = ∫V dS = i ΔS = エントロピーは( )なので,( 可逆 不可逆 )過程である自由膨張でも,それと同じ変化(最初と最後の状態が € 同じ)であれば過程によらず,エントロピー変化は( 同じ 異なる )値となる。 ボルツマンの定義式から. € € 気体分子は最初Aのみに存在し,すべての気体分子の存在の仕方は W=( )通り A B C 膨張後は,A,B,C のどこかに存在するという考え方をすれ ば,すべての気体分子の存在の仕方は 定義式( ) より膨張前のエントロピー 膨張後の S= S= W=( )通り ΔS = よって エントロピー 1モル分 問題16 (1) 気体A 圧力差 P0 気体B PA 等温可逆膨張 P0 € 常に圧力が釣り合うようにして徐々に同じ容器内にいれてゆく € 等温可逆膨張 € 圧力差 AとBの 混合気体 € <仕事> 等温変化なので. <エントロピー変化> 定義により PB € 気体Bも同様 € <熱> ΔQ = ΔW = € 結局混合気体1モル当りのの エントロピー変化は ΔS = € 外界(熱源)のエントロピー変化は ΔS = € 全体のエントロピー変化は ΔS = € (2) 自由に混合する場合は,A,Bともに自由膨張と考える € 自由混合では熱の出入りはないが,自由膨張は( 可逆 不可逆 )変化な € のでエントロピーを計算するためには変化の前後が( 同じ 異なる )状 態となる何らかの( 可逆 不可逆 )過程を用いる。 外界(熱源)のエントロピー変化は実際には熱は出入りして いない,すなわち想定される( 可逆 不可逆 )過程 でも熱の出入りはないと考えれば. ΔS = € ΔS = ここでは(1)の等温可逆過程を用いれば € ΔS = 全体のエントロピー変化は ΔS = € ΔS = 熱力学の( )法則 孤立系では dS 0 € 系と外界のそれぞれのエントロピー変化を全体で考えると(それぞれを足すと)エントロピーは必ず( 減少 増加 )している € <今回の講義の評価 3: 復習して整理すれば十分だ,2: 十分納得できなかったが努力できる,1: 自己学習不可 0:全くだめ > 目標達成 1.エントロピー( ) 2.理想気体の自由膨張( ) 3.熱力学の第二法則( ) 授業への取り組み( 十分に授業に参加したと感じた。 集中が途切れることがあった あまり参加できなかった ) 教員の態度 ( 説明は丁寧でわかりやすかった 熱心だが理解できなかった まあまあ 全くだめ ) その他、質問、要望、感想など
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