平成25年度 第1回人ロボット共生学シンポジウム A01班 公募研究班 聞き上手な引き込みに基づく 身体的インタラクションシステム Embodied Interaction System based on the entrainment for good listener 渡辺 富夫 岡山県立大学情報工学部 うなずきや身振りなどのコミュニケーションの引き込み動作を発話音声から自動生成するインタ ロボット技術を用いて、インタラクション促進や場の盛り上げシステムとして応用展開し、感情移 入効果、一体感が実感できる聞き上手な身体的インタラクションシステムを研究開発している。 We have developed human-entrained embodied interaction system for good listener that supports human interaction and communication, and activates mutual sense of unity and empathy by InterRobot technology that generates communicative actions such as nodding and body motions to set embodied media alight with voice-driven embodied interaction robots and characters. 聞き上手なロボットとは コミュニケーション場の生成・制御 VS 適切なタイミングでのうなずきは 対話時間の継続を促す効果 身体的コミュニケーションの解明 ※所さんの目がテン!「第一印象の科学」 (2013年3月23日放送) ■ 身体的引き込みチェアシステム 引き込み 動作あり 引き込み 動作なし ■ E-VChat:自己アバタを介した実映像対話システム A 聴講者 3 2 1 0 -1 -2 -3 ① 3 2 1 0 -1 -2 ① -3 B 講演者 一対比較結果 * * ** A B C * ** P<0.05 B 7 17 21 C 3 8 16 計 10 25 37 C ②:場の盛り上がり ③:一体感 πi Pij = πi +π j 10 A B ∑π 28 ⑤:話にのれたか ④ ⑤ 実験場面 講演者 20人 * 0 ** * P<0.05 ** 20 40 60 i = const.(= 100) Pij : iがjに勝つ確率 62 C ④:好み ③ Bradley-Terryモデル P<0.01 ①:発表しやすさ ② A 相手映像のみ 被験者:24人 B 自己の代役配置 C 自己の代役と複数の聞き手配置 80 π 100 π i : iの強さの量 対話相手の顔画像を観客キャラクタに 重畳合成したシステムに応用展開 より相手の反応として知覚できる P<0.01 ①:聴講しやすさ ②:場の盛り上がり ③:一体感 ④:好み ⑤:話にのれたか ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑥:座り心地 聴講者 40人 ↑テーブルゲーム での応用事例 ■ 映像学習支援システム 元 映 像 InterActor合成 InterActor+自己アバタ合成 今後の計画:統合的学習環境 InterShadow Teacher Pupil InterChair E-VChat InterRobot 本研究は,MEXT科研費24118707の助成を受けたものです
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