パッケージデザインを考慮した陳列方法に 関する研究

パッケージデザインを考慮した
陳列方法に関する研究
マーケティングサイエンス研究室
702-291
久富 梨沙
目的
売る側(店)が、お客様に飽きられない
ような店作りをする際に日々、商品の陳
列を変えていることから、スナック菓子
のパッケージを対象として、利益最大と
なる商品の陳列方法を見つけること。
条件
5種類(赤、青、緑、橙、黄)の商品を5段の
陳列棚に1種類ずつ配置する。
商品の原価は同じとする。
人件費や在庫費用は考慮しない。
単価は100円とする。
定式化
商品iを陳列棚jに置いた時の購買比率Pij
Pij = Pi × Pj
商品iの購買比率
陳列棚jの購買比率
商品iの販売個数
販売個数= Di × Pij
商品iの基準販売個数
商品iの売り上げ
売り上げ = ai × 販売個数
商品iの販売単価
数値例
商品の購買比率
ⅰ
1
赤
Pi
0.8
2
青
0.6
3
緑
0.5
4
橙
0.3
5
黄
0.2
陳列棚jの購買比率
j
Pj
1
2
3
4
5
0.2
0.6
0.8
0.5
0.3
商品iの基準販売数Diと商品iの販売単価
ⅰ
Di
ai
1
2
50
40
100
100
3
4
30
20
100
100
5
10
100
計算結果
一番売り上げが最大になった並べ方は
下の4種類。売り上げは5,400円。
おわりに
今後は、基準販売個数を変えた場合、
陳列の仕方や売り上げがどのように
変化するのか調べる。