専門実務 収納秩序の維持を図る 自治体債権回収 ~滞納処分できない債権滞納整理の進め方~ 研修目標 特徴PR 私的債権滞納整理のノウハウを修得 強制徴収、及び滞納額の抑制を図る 滞納処分できない自治体債権の滞納整理手 続きの進め方とその時効の処理、及び強制 執行による強制的徴収、あるいは公営住宅 の明け渡しを求める手続き等を研修のねら いとする。 自治体が徴収する廃棄物の処理費用等の公法上 の債権(公的債権)、公営住宅の家賃、公立学校 の授業料、公立病院の診療費、保健所の診察料、 給食費、貸付金、奨学金、公の施設の使用料等の 債権の滞納額増大に対する関心が高まっています。 これら収納秩序の維持を図ることの必要性を講義 で解説いたします。 詳 細 * 開催日 * 定員 * 日数 * 研修場所 * 対象者 * 研修方法 予定研修科目 10月15日/16日 30名 2日 道庁別館 税務・管財及び関連部署担当 職員 講義、演習 ※持参物・研修会場等の詳細は、受講決定後 に「指定通知文書」と「研修生の皆様へ」に て、お知らせします。 1 自治体債権の滞納整理の基本 (1)滞納整理 (2)普通地方公共団体が徴収する徴収金 (3)債権の分類とその性格 (4)自力執行権と滞納処分 (5)滞納原因に応じた滞納整理 (6)不服申立 2 滞納処分ができない普通公共団体債権の 滞納整理の方法 (1)普通地方公共団体の債権 (2)滞納処分ができない 普通地方公共団体の債権の滞納整理 (3)給食費その他の 夫婦の日常家事債務の連帯納付責任と納入の通知 3 債権の消滅時効 (1)時効の意義と時効が認められる理由 (2)時効期間 (3)時効の管理と不納欠損処理 (4)時効の起算日 (5)時効の効力 (6)民法の規定の準用 (7)時効の中断 4 5 6 7 8 相続による納付義務・履行義務の承継 書類の送達及び公示送達 居所不明者の調査 延滞金と遅延損害金(遅延利息) 強制執行等 (1)組織体制の整備 (2)強制執行と債務名義 (3)簡易裁判所の手続の活用 (4)訴訟 9 履行を促すための滞納者との折衝 予定講師 杉之内 孝司 杉之内税務不動産鑑定事務所 税理士・不動産鑑定士 早稲田大学大学院法学研究科卒業。東京都庁に入庁。千代田区役所、東京都主税局各都 税事務所において、条例 規則の起案、地方税の課税、評価、徴収事務に従事。平成8年 東京都庁退職後、税理士・不動産鑑定士として独立。各市町村職員研修所等の講師活動 も行う。 研修の必要性・応募状況から見て、本年度も同様の内容で開催します。 予定研修日程 ※1日目と 2日目の時間帯が異なりますのでご注意ください。 第1日目 第2日目 9:00 開始 9:30 12:00 13:00 開講・オリエンテーション 相続による納付義務・履行義務の承継 自治体債権の滞納整理の基本 書類の送達及び公示送達 / 居所不明者の調査 滞納処分ができない普通公共団体債権の 滞納整理の方法 債権の消滅時効 17:00 延滞金と遅延損害金 / 強制執行等 履行を促すための滞納者との折衝 16:00~ 事後調査 閉講 終了 ※研修の進め方、内容が変更になることもございますのでご了承ください。
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