芸北ホリスティックセンター「ふれあいゾーン」指定管理者業務仕様書 1.趣旨 芸北ホリスティックセンター「ふれあいゾーン」 (以下「ふれあいゾーン」という。 )の指定管理 者が行う業務の内容,その範囲等については,北広島町芸北ホリスティックセンター設置及び管理 に関する条例(平成17年条例第140号)及び北広島町芸北ホリスティックセンター管理運営に関する 規則(平成17年規則第94号)並びに芸北ホリスティックセンター「ふれあいゾーン」指定管理者募 集要項(以下「募集要項」という。)に定めるもののほか,この仕様書による。 2.管理業務対象施設の概要 (1)施設の名称 芸北ホリスティックセンター「ふれあいゾーン」 (2)施設の所在地 北広島町荒神原201番地 205番地 (3)施設の設置目的 高齢者間や若者,町内外の人など多世代間の交流をとおし,高齢者及び要介護者等の精神 的リハビリや生活に対する積極性及び自立性を高める「ふれあいゾーン」を設置する。 (4)施設の概要 ア 芸北ホリスティックプラザ (ア) 敷地面積:2,576.76 ㎡ 建築面積:413.84 ㎡ (イ) 構造:鉄骨造2階 (ウ) 床面積:1階 364.00 ㎡,2階 131.62 ㎡ (エ) 施設内容 ・1階:食堂,店舗(物販),公衆便所 ・2階:食堂,休憩室 ・駐車場(普通車 18 台) 3.施設の管理業務に係る基本的な考え方 (1)基本理念 指定管理者は,次の基本理念を十分に理解し,適切な管理運営に努めなければならない。 ア 指定管理者は,施設の設置目的をふまえ,行政の代行としての基本姿勢に立ち,適正な管 理運営に努め,町民の信頼に応えること。 イ 指定管理者は,利用者が施設を利用することについて,その利用に際して平等かつ公平な 取扱いをし,不当な差別的取扱いをしてはならない。 ウ 指定管理者は,「ふれあいゾーン」の特性を十分に理解し,民間のノウハウを発揮しなが ら,その特性をふまえた管理運営を行うことで,適切な管理水準を確保すること。 エ 指定管理者は,「ふれあいゾーン」の管理について創意工夫のある企画や効率的な運営等 により,施設利用者の多様なニーズに応え,質の高いサービスの提供を図り,効果的・効 率的な管理運営を行うこと。 オ 施設や附帯設備(以下「施設等」という。)については,施設等の位置,機能及び特性を 十分に把握した上で,すべての施設等を清潔かつ機能を正常に保持し,利用者の快適かつ 安全な利用を図るよう適正な維持管理を行うこと。 -1- (2)運営の考え方 「ふれあいゾーン」は,町内外の多くの利用者が高い満足を得られる施設として,多様な ニーズに応えられ,かつ町民等の参画促進を図り,地域と一体となった運営をしていくこ とを目指すものとする。 ア 地域の資源を活用した運営であること。 イ 利用者や地域ニーズを常に把握でき,対応可能な運営であること。 ウ 民間ノウハウが活用できる運営であること。 エ 独立採算による適正な管理運営が行われること。 (3)関係法令の遵守 指定管理者は,指定期間における管理運営業務の実施に当たり,本書に示す管理基準を満 たした施設等の管理運営を行うとともに,次の各項に掲げる法令等に従わなければならな い。 また,指定期間中,関係法令に改正があった場合は,改正した内容を仕様とする。 ア 地方自治法(昭和22年法律第67号 以下「法」という。) イ 北広島町芸北ホリスティックセンター設置及び管理に関する条例(平成17年条例第140号 以下「条例」という。) ウ 北広島町芸北ホリスティックセンター管理運営に関する規則(平成17年規則第94号 以下 「規則」という。) エ 北広島町個人情報保護条例(平成17年条例第13号) オ 北広島町情報公開条例(平成17年条例第12号) カ 北広島町廃棄物の処理及び清掃に関する条例(平成17年条例第144号) キ 個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号) ク 労働基準法(昭和22 年法律第49号) ケ 消防法(昭和23年法律第186号) コ 食品衛生法(昭和22年法律第233号) サ 電気事業法(昭和39年法律第170号) シ 水道法(昭和32年法律第177号) ス 建築物における衛生的環境の確保に関する法律(昭和45年法律第20号) セ その他管理運営に適用される法令等 4.指定管理者が行う業務 (1)来訪者への観光物産の総合案内 (2)施設及び設備の維持管理,運営 ア 「ふれあいゾーン」を常に清潔かつ良好な状態に保ち,利用者が使い易く,立ち寄り 易い,また,くつろげる空間づくりを心がけ,利便性を重視した管理運営に努めるこ と。 イ 駐車場の清掃,除草等に心がけ,清潔かつ良好な状態を保持し,利用者が使い易く, 立ち寄り易いように努めること。 ウ 公衆便所としての機能を失うことなく,常に清潔かつ良好な状態を保ち,利用者に 対して利便性を重視した管理運営に努めること。 エ ① 防火・防災対策等の安全管理に関すること。 指定管理者は,職員の中から防火管理者を選任し,施設等の消防計画を作成する こと。 -2- ② 消防計画に基づき,消防訓練を実施すること。 ③ 事故や急病等が発生した場合には,負傷者,急病人の救済,保護等の応急措置を 講じるほか,状況に応じて関係機関に連絡を取り,対処すること。 ④ 地震,火災等の災害が発生した場合には,迅速かつ的確に情報を利用者に伝達す るとともに避難誘導体制を確立し,安全確保に取り組むこと。 ⑤ 事故等については,直ちに町に報告し,その指示に従うこと。 ⑥ 年少者,高齢者及び障害者等の弱者への配慮をすること。 オ 自動販売機の設置業者と連絡等を行うこと。 5.経費について 管理運営に係る経費については、町からの委託料、利用料によって執行するものとする。 (1) 委託料の額 指定期間(5 ヵ年)の委託料は、600,000 円以内とする。 (2) 経費の支払い 会計年度(4 月1日から翌年 3 月 31 日)毎に1ヵ年分を指定管理者の請求に基づき支払う。 なお、支払い時期や支払い方法については協定で定める。 (3) 使用料等の取り扱い 施設の使用料については、地方自治法第 244 条の 2 の規定に基づき行うものとする。 (4) 物品の帰属等 ① 委託代金により物品を購入したときは、購入後の物品は町の所有に属するものとする。 ② 町の所有する物品については、北広島町財務規則(平成 17 年北広島町規則第 47 号)に基づ き適切に管理するものとする。 (5) 事業報告 会計年度終了後速やかに次の事項を記載した事業報告を作成し、町長に提出するものとする。 ① 業務の実施状況及び施設の利用状況 ② 業務に係る経費の収支状況 ③ 上記事項のほか、業務の実態を把握するために必要な事項 (6) 経理事務 指定管理者は、帳簿等を管理し適切なる経理事務を行わなければならない。 (7) 調査について 町長は、必要に応じて施設、物品、各種帳簿等の調査を行うものとする。 6.その他 指定管理者は、この仕様書に規定するもののほか、指定管理者の業務の内容及び処理につい て疑義が生じた場合は、町と協議し決定するものとする。 -3-
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