小諸市福祉企業センターの指定管理者業務仕様書 小 諸 市 福 祉 企 業 セ ン タ ー( 以 下「 セ ン タ ー 」と い う 。)の 指 定 管 理 者 が 行 う 業 務 の 範 囲及び内容については、この仕様書による。 1 センターの管理に当たっての基本方針 センターは、障がいのある人の就業又は技能取得が困難な人に対し、就労の場及 び技能取得を手助けするとともに、社会福祉に関する活動の場を提供し、もって市 民の福祉に資することを目的に設置されているものであり、その目的に基づいた管 理運営を行うこと。 2 事業計画に基づく事業の遂行及び法令等の順守 指定管理者は、小諸市が認めた事業計画書に基づき事業を着実に実施するものと する。また、事業の実施に当たっては次に掲げる法令を順守すること。 3 (1) 地方自治法 (2) 障がい者に係る法令等及び生活保護法等 (3) 小諸市福祉企業センターの設置及び管理に関する条例 (4) 小諸市福祉企業センター管理規則 (5) 小諸市情報公開条例 (6) 小諸市個人情報保護条例 (7) その他関係法令 業務内容 セ ン タ ー 内 で の 作 業 を 基 本 と す る 。た だ し 、週 1,2 回 程 度 の 委 託 業 務 等 に つ い て は 、 センター外業務として認める。 (1) 生活保護法の規定による授産事業の業務 (2) 就労継続支援 B 型事業の業務 (3) センターの効用を増加させる自主事業に関する業務 (4) センター利用者の福利厚生事業の業務 (5) センターの管理及び運営に関する業務 4 (6) センターの施設及び設備の維持管理に関する業務 (7) 前 6 号に掲げるもののほか市長が定める業務 職員 (1) センターに管理責任者として所長を置き、常勤とすること。 (2) センターを運営するに当たり有資格者を必要とする場合は、資格者を雇用す ること。 (3) 職員名簿を作成し、あらかじめ小諸市に提出すること。職員を変更するとき も同様とする。 5 利用時間及び休日 (1) セ ン タ ー の 利 用 時 間 は 、 午 前 8 時 30 分 か ら 午 後 5 時 ま で と す る 。 た だ し 、 指 定管理者は、センター業務の円滑な推進のため必要があると認めるときは、小諸 市の承認を受けてこれを変更することができる。 (2) セ ン タ ー の 休 日 は 、① 土 曜 日 、日 曜 日 ②国民の祝祭日の日 ③ 年 末 年 始( 12 月 29 日 か ら 翌 年 1 月 3 日 ま で )た だ し 、指 定 管 理 者 は 、セ ン タ ー 業 務 の 円 滑 な 推 進のため又は利用者の円滑な社会生活のため必要があると認めるときは、小諸市 の承認を受けてこれを変更することができる。 6 業務運営 (1) センターの運営に際しては、適正な会計を確保し、盗難等の犯罪及び火災等 の事故の発生予防に努めること。 (2) 緊急時対策として、年 1 回以上の避難訓練等の実施を行い、緊急時対応マニ ュアルを作成すること。 7 委託の禁止 管理運営にかかる業務を一括して第三者に委託することはできない 。 個別の業務の委託については、事前に小諸市と協議を行うこと。 8 保険の加入 指定管理者は、管理運営に際し、施設の不備又は業務上の不注意が原因となって 第三者に身体障害や財物損壊を与えた賠償事故に対応する保険に加入すること。 9 施設の目的外使用 施設の目的外使用は、禁止する。ただし、センターの効用を図るため必要がある と認められる場合には、小諸市と協議して使用できるものとする。 10 個人情報の保護 指定管理者は、個人情報の重要性を充分認識し、その保護を行うこと。 11 事業報告及び事業計画 (1) 指定管理者は、事業年度終了後 2 月以内に、次の事項を記載した事業報告書 を作成し、提出するものとする。 ① 事業の実施状況 ② 事業の収支状況 ③ 自主事業に関する事項 ④ その他市長が必要と認めた事項 (2) 指定管理者は、前事業年度に関わる運営評価シートを市が指定する日までに 提出するものとする。 (3) 指定管理者は、市が指定する日までに新年度の事業計画書を作成し、小諸市 の承認を得るものとする。 12 業務に関する調査及び報告 小諸市は、指定期間中必要に応じて業務実施状況を調査できるものとし、必要 な指示をできるものとする。 13 原状回復義務 指定管理者は、指定期間終了時又は指定が取り消された場合は、センターを原 状に復するものとする。ただし、小諸市の承認を得た場合はこの限りでない。 14 指定の解除等 次に掲げる場合には、指定管理者の指定を取り消し、又は期間を定めて管理の 業務の全部又は一部の停止を命ずることがある。 ① 指定管理者が法令等又は協定の規定に違反した場合 ② 指定管理者の社会的信頼が著しく害される事態が発生した場合 ③ 指定管理者の経営状況が悪化した場合 ④ 指定管理者が報告の求め若しくは調査に応じず、又は虚偽の報告をし、若し くは調査を妨げ、指示に従わない場合 15 指定管理者の賠償責任 指定管理者は、その責に帰すべき事由により、事業の実施に関し、小諸市又は 第三者に損害を与えたときは、その損害を賠償しなければならない。 16 リスク分担 リスク分担については、別紙1のとおりとする。 17 指定管理者の収入等 授 産 施 設 事 務 費 相 当 額 及 び 授 産 施 設 受 託 事 業 収 入 は 、指 定 管 理 者 の 収 入 と す る 。 授産施設(センター)使用料、自動販売機取扱手数料及び電話使用料収入は、 指定管理者の収入とする。 小諸市と指定管理者の主な経費分担は、別紙2のとおりとする。 指 定 管 理 者 へ の 委 託 料 は 、 上 限 300 万 円 と す る 。 現在の指導員を引続き雇用し、現在の労働条件以上でお願いしたい。 18 指定管理期間 平 成 27 年 10 月 1 日 ~ 平 成 33 年 3 月 31 日 ま で の 5 年 6 カ 月 間 と す る 。 19 協議 指定管理者は、業務の実施に当たり、疑義が生じた場合は、 小諸市と協議のう え決定するものとする。
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