リート・ウィークリーレポート - DIAMアセットマネジメント

情報提供資料
リート・ウィークリーレポート(2016/3/1)
マーケットデータ(2016/2/26)
※リート平均配当利回りは2016年1月末時点
リート指数
終値
為替(対円)
騰落率
リート平均
金利
終値
騰落率
配当利回り
(%)
(%)
先進国(含日本)
843.15
+2.3%
4.11
先進国(除日本)
833.33
+2.3%
4.18
日本
396.51
+3.1%
米国
1055.34
+2.0%
米ドル
114.00
803.84
+0.9%
カナダドル
1042.09
-0.2%
英国
77.30
豪州
-0.07
3.29
+1.2%
1.76
3.98
84.35
+3.1%
1.18
7.03
ユーロ
124.63
-0.5%
0.15
4.05
-2.5%
英ポンド
158.21
-2.4%
1.40
3.17
617.65
+0.7%
豪ドル
81.24
+0.9%
2.38
5.19
シンガポール
473.60
+0.9%
80.94
+1.0%
2.28
6.62
香港
475.16
+0.9%
14.66
+1.2%
1.32
4.88
カナダ
欧州(除英国)
シンガポール
ドル
香港ドル
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第2位を四捨五入して表示。
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガ
ポール・香港:S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨
ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
【直近3カ月間:2015/11/26~2016/2/26】
(ポイント)
【2004/3/31~2016/2/26】
(ポイント)
950
1,200
890
800
830
400
0
770
11/26
12/26
1/26
2/26
(月/日)
04/3
06/3
08/3
10/3
12/3
14/3
(年/月)
(出所:S&PのデータをもとにDIAM作成)
※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/ 一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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リート・ウィークリーレポート
マーケット動向(2016/2/22~2016/2/26)
【日本】
J-REIT市場は上昇しました。日銀のゼロ金利導入以降の、利回り資産に対する根強い買い需要が継続
しているとみられることに加え、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議、中国全人代(国会
に相当)、ECB(欧州中央銀行)定例理事会など、重要イベントの開催を前に、政策期待の高まりも市
場を押し上げたと考えられます。
【米国】
米国リート市場は上昇しました。1月の中古住宅販売件数は市場予想を上回る一方、新築住宅販売件数
は予想以上に減少するなど、住宅関連統計は好悪混在でしたが、世界的に金利の低下基調が続いたこと
や、10-12月期の企業決算が概ね堅調な結果となり株式市場が上昇したことも支援材料となりました。
ショッピングモールを保有・運営する米ラウス・プロパティーズ(小売)は、カナダの資産運用会社ブ
ルックフィールドの関連会社からの買収提案を受け入れることを発表しました。買収価格は28億米ドル
とされています。
【欧州】
欧州リート市場は下落しました。世界的な金利低下基調が続いたことは一定のサポート要因になった
とみられますが、ユーロ圏総合PMIが市場予想を下回るなど、域内経済についての警戒感が高まったこと
に加え、英国のEU(欧州連合)離脱の是非を問う国民投票が6月23日に行われる方針が示されたことで、
改めて同国のEU離脱リスクが意識されたことが影響しました。
【豪州】
豪州リート市場は上昇しました。15年12月期の決算発表が一巡しましたが、多くのリートが想定をや
や上回る数値となったことが評価されました。豪州のリート市場では店舗用不動産の比率が高い特徴が
ありますが、個人消費の回復が続いており、賃料の先行指数である既存店売上高が引き続き好調であっ
たこともリート価格へのプラス材料となりました。
【アジア】
アジアリート市場は上昇しました。世界的な金利低下傾向に加え、26日から上海で開かれるG20や、3
月上旬の全人代を前に政策期待が高まりました。
トピックス
■
米国リート市場のアップデート(米国)
米国リート市場は2月11日に年初来安値をつけて以降は、急速に反発しています。日銀のマイナス金利
導入などをきっかけに、世界的に低金利環境が長期化するとの見通しが強まったことによるものとみら
れます。また、主要米国リートの多くが、概ね事前予想に沿う堅調な決算を発表したことも、市場に安
心感を与えました。しかし、CMBS(商業用不動産ローン担保証券)市場に目を移すと、低格付け銘柄の
スプレッド(国債との利回り格差)が急拡大したあと高止まりしているなど、警戒感がまだくすぶって
いることがうかがえます。足元の不動産市場のファンダメンタルズ(基礎的条件)は依然改善基調にあ
るものの、そのペースはほとんどのセクターで鈍化していることから、負債比率が低く、バリュエー
ションに割安感のある銘柄を選択すべき局面と思われます。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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各国・地域別グラフ(2015/11/26~2016/2/26)
《日本》
(ポイント)
410
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、P.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
日本リート指数
380
350
320
11/26
12/26
1/26
《米国》
(ポイント)
1,200
2/26
(月/日)
(円)
米国リート指数
1,100
120
1,000
115
900
11/26
12/26
1/26
2/26
110
1,280
11/26
(月/日)
《欧州(除く英国)》
(ポイント)
(円)
欧州リート指数
140
1,060
130
950
120
12/26
1/26
《英国》
(ポイント)
95
11/26
2/26
(月/日)
(円)
英国リート指数
195
88
180
81
165
74
150
11/26
12/26
1/26
2/26
(月/日)
11/26
12/26
1/26
2/26
(月/日)
ユーロ/円
150
1,170
11/26
米ドル/円
125
12/26
1/26
2/26
(月/日)
英ポンド/円
12/26
1/26
2/26
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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《豪州》
(ポイント)
640
(円)
豪州リート指数
93
600
88
560
83
520
豪ドル/円
78
11/26
12/26
1/26
2/26
《シンガポール》
(ポイント)
520
11/26
(月/日)
(円)
シンガポールリート指数
93
480
88
440
83
400
12/26
1/26
2/26
(月/日)
シンガポールドル/円
78
11/26
《香港》
(ポイント)
530
12/26
1/26
2/26
(月/日)
11/26
(円)
香港リート指数
16.4
490
15.6
450
14.8
410
14.0
11/26
12/26
1/26
2/26
(月/日)
11/26
12/26
1/26
2/26
(月/日)
香港ドル/円
12/26
1/26
2/26
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成)
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登
録商標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登
録商標です。これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメ
ント株式会社に対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。S&P 先進国 REITインデックス(円
換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジな
し)はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与
えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセット
マネジメント株式会社の商品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするも
のではありません。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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