情報提供資料 リート・ウィークリーレポート (2015/12/29) マーケットデータ (2015/12/25) ※リート平均配当利回りは2015年11月末時点 リート指数 為替(対円) 終値 リート平均 配当利回り (%) 金利 (%) 終値 騰落率 騰落率 先進国(含日本) 908.64 +0.6% 3 .99 先進国(除日本) 911.61 +0.6% 4 .04 日本 362.72 +0.1% 米国 1088.96 +1.7% 米ドル 120.33 カ ナダ 782.32 +0.2% カ ナダドル 1097.85 +0.3% 英国 88.03 豪州 0.28 3 .35 -0.7% 2.24 3 .83 87.18 +0.4% 1.38 6 .64 ユーロ 131.96 +0.2% 0.64 4 .29 +1.2% 英ポンド 179.57 -0.5% 1.92 2 .65 588.78 +0.4% 豪ドル 87.30 +0.4% 2.77 5 .31 シ ンガポール 453.29 -0.1% シ ンガポール ドル 85.38 -0.4% 2.43 6 .72 香港 497.46 +1.2% 香港ドル 15.52 -0.7% 1.54 4 .60 欧州(除英国) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進 国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値 および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き 【直近3カ月間:2015/9/25~2015/12/25】 (ポイント) 【2004/3/31~2015/12/25】 (ポイント) 950 1,200 900 800 850 400 800 0 9/25 10/25 11/25 12/25 (月/日) 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 14/3 (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) (年/月) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 151229情報リートW-1 リート・ウィークリーレポート マーケット動向 (2015/12/21~2015/12/25) 【日本】 J-REIT市場はほぼ横ばいとなりました。原油価格の底打ちや、堅調な米国消費動向を背景にした世界的なリー ト市場の上昇、前週に発表された日銀による一銘柄あたりの買入れ限度引き上げなどサポート材料はありました が、年末年始の休暇を前に積極的にリスクを取る動きは乏しく、相場は狭いレンジで推移しました。なお、23日の 日本市場は休場となっています。 【米国】 米国リート市場は上昇しました。米原油在庫の減少が明らかになり原油価格が反発したことを受け、リスクオン の動きが強まり株式市場が上昇、リート市場もこれに追随する展開となりました。11月の個人消費支出、12月ミシ ガン大学消費者信頼感指数がいずれも堅調で消費に対する安心感も広がりました。11月の米中古住宅販売件 数は前月から大きく減少しましたが、規制変更に伴う事務手続きの長期化が主因との見方が多く、特に悪材料視 はされませんでした。なお、25日の米国市場は休場となっています。 【欧州】 欧州リート市場は上昇しました。クリスマス休暇前で積極的な売買を控える状況でしたが、原油価格の底打ちが リスク資産への資金回帰を促しました。ただしスペインでは、総選挙で与党・国民党が過半数割れしたことで政局 の不透明感が高まったことを嫌気し、株式市場は軟調な動きとなりました。なお、25日の主要欧州市場は休場と なっています。 【豪州】 豪州リート市場は上昇しました。米原油在庫の減少を受け、原油をはじめ資源価格が反発したことが好感され ました。ただし米国の利上げが重石となり、リート市場の上昇は株式市場より小幅なものに留まりました。なお、25 日の豪州市場は休場となっています。 【アジア】 アジアリート市場はまちまちの動きとなりました。中国では経済関連の重要イベントである中央経済工作会議が 終了し、成長てこ入れのため財政赤字拡大や住宅市場活性化などの追加措置を講じる意向が示されました。こ れによる域内経済の活性化や不動産市場への資金流入期待から香港市場は上昇していますが、シンガポール 市場は反応薄でした。なお、25日の香港市場およびシンガポール市場は休場となっています。 トピックス ■ 利上げと米国リート市場(米国) 市場参加者の多くが予想していた通り、FRB(米連邦準備制度理事会)は12月16日におよそ9年半ぶりに政策金 利を引き上げました。米国リート市場は利上げ前後は荒い値動きとなったものの、利上げ幅や今後の利上げペー スに関する当局の見通しが事前予想の範囲内だったこともあって、その後は落ち着きを取り戻しています。不動 産市場のファンダメンタルズ(基礎的条件)は依然として良好ですが、FRBの利上げに加え、原油価格の急落など を背景にしたクレジット市場の変調により、これまでのような恵まれた資金調達環境を今後は期待しにくくなります。 活発なM&A(企業の合併・買収)や旺盛な投資意欲に助けられ、質の高くない不動産の売却に成功してきたような リートの事業リスクはとりわけ高まると見られます。こうした環境下、リート価格に割高感がない銘柄や、財務体質 の優れたリートの優位性が高まっていくと予想しています。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ (2015/9/25~2015/12/25) ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 《日本》 (ポイント) 日本リート指数 390 360 330 300 9/25 10/25 11/25 《米国》 (ポイント) 12/25 (月/日) (円) 米国リート指数 1,200 127 1,100 123 1,000 119 900 9/25 115 10/25 11/25 12/25 9/25 10/25 11/25 (円) 欧州リート指数 12/25 (月/日) (月/日) 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 米ドル/円 1,280 150 1,170 140 1,060 130 ユーロ/円 120 950 9/25 10/25 11/25 《英国》 (ポイント) 9/25 12/25 10/25 11/25 (月/日) 英国リート指数 (円) 96 200 89 190 82 180 75 12/25 (月/日) 英ポンド/円 170 9/25 10/25 11/25 12/25 (月/日) 9/25 10/25 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 11/25 12/25 (月/日) リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 620 (円) 豪州リート指数 580 96 540 88 500 9/25 10/25 豪ドル/円 104 11/25 12/25 80 9/25 10/25 11/25 (月/日) 12/25 (月/日) 《シンガポール》 (ポイント) シンガポールリート指数 (円) 520 95 480 90 440 85 400 シンガポールドル/円 80 9/25 10/25 11/25 12/25 9/25 10/25 11/25 12/25 (月/日) (月/日) 《香港》 (ポイント) (円) 香港リート指数 530 16.5 490 16.0 450 15.5 410 9/25 10/25 11/25 12/25 15.0 9/25 (月/日) 香港ドル/円 10/25 11/25 12/25 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商 標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。 これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に 対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、 配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・ ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商 品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 5/5
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