情報提供資料 リート・ウィークリーレポート (2016/1/19) マーケットデータ (2016/1/15) ※リート平均配当利回りは2015年12月末時点 リート指数 為替(対円) 終値 金利 (%) 騰落率 リート平均 配当利回り (%) 終値 騰落率 先進国(含日本) 835.02 -2.9% 4 .00 先進国(除日本) 834.92 -3.1% 4 .06 日本 346.90 -1.1% 米国 1035.18 -2.4% 米ドル 116.98 カ ナダ 739.58 -1.3% カ ナダドル 1034.11 -1.7% 英国 81.26 豪州 0 .22 3 .34 -0.2% 2 .03 3 .84 80.48 -2.7% 1 .15 7 .02 ユーロ 127.71 -0.3% 0 .54 4 .29 -3.1% 英ポンド 166.71 -2.1% 1 .66 2 .84 574.28 -0.7% 豪ドル 80.27 -1.5% 2 .69 5 .10 シ ンガポール 441.18 -1.5% シ ンガポール ドル 81.27 -0.0% 2 .41 6 .82 香港 484.44 +0.4% 香港ドル 15.01 -0.6% 1 .49 4 .65 欧州(除英国) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進 国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値 および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き (ポイント) 950 【直近3カ月間:2015/10/15~2016/1/15】 1,200 900 800 850 400 800 10/15 【2004/3/31~2016/1/15】 (ポイント) 0 11/15 12/15 1/15 (月/日) 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 14/3 (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) (年/月) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 160119情報リートW-1 リート・ウィークリーレポート マーケット動向 (2016/1/11~2016/1/15) 【日本】 J-REIT市場は下落しました。中国株式市場や原油市況の不安定な動きが続いていることに加え、年明け以降 の相次ぐ増資計画の発表を受けた需給悪化懸念も重石になったとみられますが、リートのディフェンシブ性から株 式市場に比べ下落幅は小さくなりました。日銀は1月12日および14日に、J-REITを各12億円、買い入れています。 なお、1月11日の日本市場は休場となっています。 【米国】 米国リート市場は下落しました。中国株式市場の続落に加え、週間統計でガソリン在庫の増加が明らかになっ たことを嫌気し原油市況が下落したことで、リスク回避の動きが優勢となりました。タカ派のセントルイス連銀総裁 が利上げに慎重な見方を示したことや、中長期金利の低下はあったものの、下支えの効果は限定的でした。 【欧州】 欧州リート市場は下落しました。中国株式市場の不安定化を受けた世界経済の先行き懸念の再燃により、軟調 な展開が続きました。ユーロ圏の11月鉱工業生産は前月比で0.7%減少し、市場予想も下回りました。 【豪州】 豪州リート市場は下落しました。不安定な中国株式市場や人民元の動向に加え、ジャカルタでテロが発生し域 内の地政学リスクが高まったことも嫌気されましたが、リートはディフェンシブ性から株式市場に比べ下落幅は抑 えられました。12月の雇用関連統計は堅調な内容となりました。 【アジア】 アジアリート市場はまちまちの展開となりました。中国貿易統計は市場予想より堅調な内容となったものの人民 元は安定せず、中国当局から発表された株式市場安定化方針についての声明に対しても、中国株式市場の反応 は薄く不安定な動きが続きました。域内のリート市場もこれに左右される展開となりました。ジャカルタで起きたテ ロもシンガポール市場などへ悪影響を与えました。 トピックス ■ リート市場の2015年の振り返りと今後の見通し(豪州) 2015年の豪州リート市場は約14%のトータルリターンとなり、期待リターンを大きく上回りました。ファンダメンタ ルズ(基礎的条件)は、小売売上高が堅調な回復を示したリテールセクターが牽引しました。グローバルにオムニ チャネル(実店舗とオンラインなどの販売チャネルや流通を接続・統合し、どの販売チャネルからも商品を購入で きるようにすること)対応等で物流・倉庫への投資が活発化する中、産業セクターも堅調を維持しました。オフィス については、ブリスベン、パースなど資源セクターの影響が大きな都市でこそ軟化したものの、保有資産の大半 が所在するシドニー、メルボルンでは緩やかな回復基調となりました。バリュエーションの割高感もなく、キャップ レートは一貫して低下、リート価格の上昇に繋がったと言えます。2016年については、ファンダメンタルズ面は引き 続き堅調に推移するとみられます。世界的な市場の混乱が短期的なリート価格形成に影響を与える局面もありま すが、豪ドル安による内需回帰、年後半に国政選挙を控え政策期待等がサポートになると考えられます。引き続 きバリュエーション面でも割高感はなく、期待リターンに沿ったリート価格形成を想定しています。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ (2015/10/15~2016/1/15) ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 《日本》 (ポイント) 日本リート指数 390 360 330 300 10/15 11/15 12/15 《米国》 (ポイント) 1/15 (月/日) (円) 米国リート指数 1,200 127 1,100 123 1,000 119 900 10/15 11/15 12/15 115 10/15 (円) 欧州リート指数 150 1,170 140 1,060 130 11/15 12/15 《英国》 (ポイント) 1/15 120 10/15 ユーロ/円 11/15 12/15 (月/日) 英国リート指数 (円) 195 89 185 82 175 11/15 12/15 1/15 1/15 1/15 (月/日) 96 75 10/15 12/15 (月/日) 1,280 950 10/15 11/15 (月/日) 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 1/15 米ドル/円 165 10/15 (月/日) 英ポンド/円 11/15 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 12/15 1/15 (月/日) リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 620 (円) 豪州リート指数 580 88 540 83 500 10/15 11/15 豪ドル/円 93 12/15 78 10/15 1/15 11/15 12/15 (月/日) 1/15 (月/日) 《シンガポール》 (ポイント) シンガポールリート指数 (円) 520 93 480 88 440 83 400 10/15 11/15 12/15 78 10/15 1/15 シンガポールドル/円 11/15 12/15 1/15 (月/日) (月/日) 《香港》 (ポイント) (円) 香港リート指数 530 16.3 490 15.7 450 15.1 410 10/15 11/15 12/15 1/15 14.5 10/15 香港ドル/円 11/15 12/15 1/15 (月/日) (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商 標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。 これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に 対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、 配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・ ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商 品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 5/5
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