第2回アクションプラン検討会議事録 [248KB pdfファイル]

平 成 27 年 10 月 30 日 (金 )
福祉支援センター 第一会議室
午後 6 時 30 分~午後 8 時 30 分
三中地区 アクションプラン検討会
A 班:課題
・丘陵地であり、坂が多い地理的特徴(高齢者が移動にしにくい)
・高齢者の買い物難民。つながりを地域でつくるのが難しい
:アクションプラン
・世代を超えた交流(コミュニティの場を創出・MCAT と連携)
→①あいさつ運動(地域にどういう人がいるかを知る)
②お祭り等のイベント
B 班:課題
・水害の不安
・高齢化(丘陵地ということ、土日にかわせみ号がないことから外に出ない)
:
アクションプラン
・たまり場をつくる…自治会が実施主体となると無理がある。自治会とは別に団体の
枠を超えた核をつくっていくべき
●世代間交流…二水会(明星大ボランティア×老人会の交流の場第二水曜実施)
などの会を広めていく
C 班:課題
・地域のつながりが不安定…自治会脱退する人多い、参加する人が限られる、近隣の人
への興味がない
:アクションプラン
・イベント実施
・定期的なあいさつ運動
・自治会間の交流
E 班:課題
・つながりの希薄化の原因は、自治会がどんな活動をしているか情報がうまく伝わっ
ていないことにあるのではないか
:アクションプラン
・地域懇談会にもっと若い人を呼ぶ
この地域懇談会が情報交換の場、顔見知りになれる場にしてはどうか。
・現在の懇談会は顔見知りになる場として開いている。
F 班:課題
・丘陵地 防災面で土砂崩れなどの不安
・つながりがないゆえに情報伝達ができない
・地域に関心のある人はサロンなどに行っているが、
関心のある人ない人に差がある。
:アクションプラン
・どんなイベントも楽しく!
楽しい体験→口コミで広まる→人が増える
・楽しくする手段として大学生を入れる
大学生は 4 年でいなくなってしまうが、地域に大学生お世話焼きの人がいれば、
人が変わっても続いていくのでは
・ひのっちの自治会版をつくる(空き家などで地域で子どもの見守り)
前回検討会より、①防災、救護
のテーマを 2 つに絞り込む
②交通、繋がり
③知る、伝える
の3つ
【防災、救護について】
実践例
○救命救急の講習会
・七生公会堂でAEDの救命救急講習を行う予定。
(大坂上では、すでに実施。約 80 名が
参加)広報は、毎月発行している月報にておこなった。
・明星大学でも、学校内で救命講習を行う。対象は、生徒であるが、外部の参加もできる。
・定期的に行うことが必要。
・関心を持たせるためにも、実践訓練は必要である。
○一時避難場所を老人会に周知する。
問題点
○AEDは公共施設に多く設置されているが、会館時間以外での使用が難しい。消防署に
はおいてあるが、現実的に非常時の利用は困難。
→24時間営業のコンビニへの設置ができたらいい。
【交通、つながり】
現状
・百草団地では、60%以上の世帯が高齢世帯で、外に出る機会も少ない人が多い。
・人付き合いをしたくない人や介入に関して過剰に反応する人もいる。
・行事や趣味など、興味を引くことができれば外にでてつながりを持つことができる。
実践例
○乾杯の種
・教育の3本柱、学校教育、家庭教育、地域教育の地域教育を食育を通じて行う目的の活
動を行ってる。
・自治会や子供会などの枠のない、フラットなつながりをつくることを目指している。
○地域の自治会に参加を条件に家賃を半額にする取組み(都内の取組み)
・若い人にも、メリットがあるような仕組みが必要
○調布を面白がる bar:居酒屋で調布について気軽に話す。
○三中での芋煮会(育成会主催)
・子どもが参加するイベントには、保護者も参加する場合が多く、家族単位でのつながり
ができる。
○スプーン会議(イギリス)
・1杯のスープを食べながら、地域イベントのプレゼンを聞き、スプーンで投票する。投
票数が多いものは、スープの売り上げ(材料費除く)を支援金としてもらえる。
○百草の元商店街を活用したサロン
問題点
○行事、イベントの持続性がない
・学生ボランティアは、
大学生という活動期間の限定される身分と自主性を求めることで、
翌年以降の継続が不安定な状況。
・自治会においては、高齢化に伴う労働力確保が困難になっている。
○イベントの会場になる拠り所が、坂の上にあり利用もしにくい。
→空き家を借りて、利用できるようになればよい。
○イベントに参加する人の固定化。新規参入者が入りにくい雰囲気がある。
・乾杯の種でイベント情報をポスティングで発信したが、ポスティングのチラシで集まっ
た参加者は 0 人。集まった人は、人伝に聞いて知った人ばかりだった。
【知る、伝える】
(掲示板について)
現状
・人通りの多い場所に設置されている掲示板は、情報発信が活発。一方で人があまり通ら
ない場所に設置されている掲示板は、掲示板が活用されていない。
・市が設置している掲示板と、自治体が設置している掲示板があり、それぞれの長に許可
を取り掲示をする。
理想の活用
○高齢者の外出のきっかけにできるような、興味をひくような掲示板の活用をする。
○頻繁に更新がされ、地域の人が平等に情報を受け取れるようにする。
実践例
○回覧板と掲示板の使い分けによる情報発信
・回覧板には、詳細な情報を載せたチラシを載せ、よく止まってしまう人の回覧順序を後
に回す等工夫をしている。
・掲示板にも、回覧板よりは情報を絞った同じ内容のポスターを張り、回覧板と掲示板の
使い分けをする。
・梅ヶ丘自治体さんでアンケートを取ったところ、回覧板はいらないとの意見もあった。
問題点
○掲示板を見る人と見ない人がいる。
→バス停や公園などの憩いの場に掲示板を設置する。
○情報を得る媒体が、年齢層によって異なるため、全ての年代を網羅した情報発信・受信
は難しい。
→インターネット等、発信源の使い分けをする。
→様々な年代の人の交流を意図的に作る。(年代を超えたつながりをつくる。
)
○今の情報発信は、今まで参加していた人が再び参加できるような情報でしかなく、新規
に参加者を得られるようなものになっていない。
→新しく人を呼び込むためには、情報発信に加えて参加のきっかけとなる人とのつながり
も必要。
今回の話し合いの結果、次回以降のテーマは
「防災・救護」と「つながり・伝える」の2つに絞られた。
次回は上記について、具体策を考える。