アフリカ地域「生活改善アプローチによる農村コミュニティ開発」 コースに

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委託
託契
契約
約
国名
日本国内
発注者
国際協力機構(JICA) 筑波国際センター
事業分野
国内業務
実施期間
2006 年から 6 年間
事業の背景
戦後日本の農家・農村地域においては、農業改良普及事業および
県庁での講義
生活改善普及事業の積極的推進により、生活水準が大きく改善され
ました。この事業は生活技術の向上ばかりでなく、自立した農民の
育成、農村婦人の地位向上、持続的成長を支える社会基盤づくりな
どに大きく貢献し、生活改善運動として全国に波及しました。こう
した日本の歴史・経験を開発協力に活かすため、JICA では 2002 年
頃から「農村生活改善協力のあり方に関する研究」検討会が実施さ
れ、2006 年に「生活改善アプローチによるコミュニティ開発」が技
術協力コンテンツとして開発されました。本コンテンツは、農村生
活向上や現地関係機関の能力向上を目的として、開発途上地域への
生活改善実行グループへの聞き取り
積極的な活用が見込まれ、期待されています。
事業の内容
本研修事業は、サブサハラ諸国を対象に上記のコンテンツを活用
した研修を実施し、貧困緩和を目指した生活改善アプローチによる
農村開発プログラムの実施能力の向上と農民の能力向上を目指す
上位目標がありました。同事業は 2006 年度に開始され、2011 年度
までにケニア、ザンビア、エチオピア、マラウィ、マダガスカル、
南スーダン、シエラレオネ等のべ 11 カ国から計 84 人の研修員を招
集落環境点検マップ作成演習
聘しました。研修員は、準高級行政官等の政策決定者や普及員など
の異なる役職から選定され、各自の業務改善計画の作成・実施へと
繋げていきました。主な実施内容は以下の通りです。
(1) 事前プログラム:遠隔セミナーやケニアの類似活動視察(第三
国研修)
(2) 本邦研修:JICA 筑波国際センターでの講義、日本国内の生活改
善普及事業の活動視察および帰国後の研修員の業務改善計画
(アクションプラン)の作成指導
(3) 事後プログラム:業務改善計画(アクションプラン)の実施支
援を行うための遠隔セミナー
農産物直売所(青空市)の見学