第3回アクションプラン検討会議事録 [272KB pdfファイル]

平成 27 年 11 月 18 日(水)
新町交流センター 会議室
午後 7 時 00 分~午後 8 時 45 分
大坂上中地区
1
アクションプラン検討会(第3回)
議事録
アクションプランについて
(アクションプランの復習)
○
【 地域の課題 】
自治会の
担い手
不足
平成 26 年度 地域懇談会「地域が地域を知る」(マップを作成⇒まち歩き)
○
平成 27 年度地域懇談会「地域が地域を考える」として、地域の「課題」と「地域が」地域の問題を解決するため
「地域で出来ること」のアクションプラン案を出して頂きました。
○ その結果「三世代交流の不足」「自治会の担い手不足」「防災」「高齢者の問題」等が地域の課題として出ました。
○
○
懇談会で出たアクションプ案をより具体化していくためにこのアクションプラン検討会を発足しました。
アクションプラン検討を重ねていく中で、それら課題の根底には「地域の繋がり」「交流の希薄化」があり、
解決するためには地域で「つながり」が出来るきっかけを作る必要があるという結論に至りました。
○ 具体的なアクションプランとしては、
①「自分たちで」「地域で」出来ること、
②難しくないもの、
③多くの人が関われるもの、というコンセプトを踏まえて検討会を進めています。
高齢者
の
問題
根本には…
地域交流の
希薄化
三世代
交流の
不足
防災
2
アクションプラン検討
①
若い人・高齢者を引き入れる
②
第1回
課題
防災について
第1回
課題
・若い人が自治会などに入らない
自主防災組織がない
・高齢者はいろんな場に出てくるのが億劫
バールやジャッキなどどこにあるか分からない
・義務感、
「やらされる」感
アクションプラン
アクションプラン
「災害時に出来ることリスト」
・地域の歴史を知っている人が、若者・子どもに歴史を教える取組
…「私は看護師なので災害の時怪我を診ることが出来る」
…実践女子大学で四ッ谷のうなぎ伝説などのパネルシアターを作り、
「力仕事なら任せて欲しい」「水道工なので、修理が出来る」
地域で発表していく。もっと地域の方と協力していきたい。
などいざという時自分が出来ることを登録しておく。
・ゲーム大会
地域にどういう人がいるのかを知るきっかけにもなる。
…日本の伝統文化の継承を念頭に多世代交流を図る。
・サロン
…お年寄りが出てきやすい楽しい場づくり。
第2回
若い人や近隣自治会との交流
┗安否確認のための地域共通マーク(
第2回
屋外(ドアなど)に貼っておく
●昔遊び会●
内
など)を作り、
案2:避難場所の選定、協力関係を築く
容:ベーゴマ、けん玉、お手玉、竹とんぼ、竹馬、カルタ…など、昔遊びをする。
┗市で指定されている避難場所では、不安がある。少し遠い場合、近場で避難所と
地域でそれぞれの遊びが得意な人、やったことのある人に教えてもらう。
して開放してくれる場所を探す。協力関係を築く必要がある。
昔遊び会の際に実践女子のパネルシアターをするのもよい。
昼間地域にいない親から見た「防災」は違う。人によってニーズも異なるので、
既存の自治会イベントと融合させる
イベント時などにアンケートを取り情報を得てから、防災に取り組むほうが良
場所の候補:公園、もしくは地区センターなど
意
☺
案1:災害時「避難済み」地域共通マーク
いのでは。
図:多世代交流と文化継承。
普段から顔の見える地域づくりのきっかけ。(子どもが来れば大人も来る)
第3回
【出た意見】
第3回
・防災は、地域によって対応等が違うので同じやり方で統一するのは難しい。形だけ
【出た意見】
の訓練を年1回程度実施してもあまり意味が無い。逆に、地域で顔が知られていれ
・自治会で、3年前に子ども会と老人会の合同のイベントとして、昔遊びを実施した老人
ば、誰かに助けてもらえる。コミュニティが上手くいっていれば防災は何とかなる。
会7名が子どもたち約20名とその親約20名に教えてくれた。子どもが来れば必ずそ
↔
の親も参加する。参加費は無料で、昔遊びをした後に、お弁当やお菓子を配ったりした。
・自治会で防災訓練を実施した。全世帯に声をかけたので1000名程度が対象と思
楽しみが無いと人は集まらない。そこで知り合った人と、その後にお店等で会って挨拶
うが、実際に参加したのは150名弱。また、実際に1000名が避難したらどう
するようになり、顔見知りが増えるという意味でとても効果があった。とっつきやすい
にもならないという印象をもった。そういう意味で、訓練は必要だと思う。
のは昔遊びかなと思う。
昔遊びで防災を考えよう!
3
アクションプラン検討結果
●昔遊びで防災を考えよう!●
内
容
:昔遊び会をする中に、かえるキャラバンを1つ~2つ取り入れる。
スタンプラリー形式で、体験した遊びと減災体験にチェックを入れてもらう。
昔遊び9割、減災体験1割の比率で始め、少しずつ防災・減災意識を植え付ける。
実施時にアンケート等をとり、地域の防災に対するニーズを把握する。
昔遊びと防災比率のイメージ
目
的
「つながり」
のきっかけ
作り
リーディングプロジェクト:12 月 20 日実施の大坂上都営住宅自治会のもちつき大会にアク
ションプランのプレも盛り込む。
減災意識
三世代交流
★餅を準備している間に昔遊び
★事前&事後アンケートを行う
★実践女子の学生が昔遊びの手伝いを行う。
防災・
ノウハウ
の波及
の共有(防災、
三
世
代
交
流
3回-
2回-
1回-
昔あそび、
等)
Γ
Γ
Γ
1回
2回
3回
防災意識
【出た意見】
・昔遊びをやるときに、一緒に防災訓練もやるのが良いのではないか。防災だけでやると人を集めるのが難しい。
・小学校で防災イベントのカエルキャラバンを実施した。スタンプラリー形式でそれらの体験を実施して、スタンプを全て集めると景品がもらえるという仕組み。そのスタンプラリーに昔遊びを組み込めると良いと思う。
・全部盛り込むと上手くいかないこともある。今年は昔遊びということにして、上手くいけば、徐々に防災の割合を増やしていくやり方もあるのではないか。
・防災はノウハウの共有が重要だと感じているので、各自治会等で、共有できるノウハウを集め、共有化していきたい。
・防災の意識を高めるために行うとか、ノウハウの共有のために実施するとか、目的をはっきりした方が良い。遊びはあくまできっかけ。
・実施前後でアンケートを取って、参加者の意識がどう変化したかを調べても面白い。イベントに参加してみたら防災に関する意識が高まったという結果がでるかもしれない。