茅ヶ崎市耐震改修促進計画改訂(素案)の概要

茅ヶ崎市耐震改修促進計画改訂(素案)の概要
計画の目的等
建築物の耐震化を促進するための施策
茅ヶ崎市耐震改修促進計画(以下「促進計画」という。
)は安全なまちづくりを目指し、
国の基本方針及び県の耐震改修促進計画を勘案した上で、地域の状況を踏まえて他のまち
目
的
公共性の高い建物を優先的に取り組みます
基本的な考え方
づくり政策を考慮し平成20年3月に策定したもので、新耐震基準導入以前の既存建築物
建物所有者への支援(耐震診断・改修の負担軽減策の充実)
の耐震化を図り、建築物の地震に対する安全性の向上を計画的に促進することを目的とし
周知・啓発
ています。
■啓発資料・ホームページを活用した普及啓発 ■官産民協働による普及啓発
■セミナー・講習会の開催
■防災マップ等の活用
環境整備
計画の改訂については、平成25年11月に改正耐震改修促進法が施行され、建築物の
耐震改修の促進に向けた取組みが強化されたことから、平成26年3月及び平成27年3
うに努めることとなっているため、茅ヶ崎市耐震改修促進計画の改訂を行うものです。
■市民相談体制等の充実
■リフォームにあわせた耐震改修の誘導
■情報収集の継続
耐震診断・耐震改修するための施策
神奈川県耐震改修促進計画を踏まえ、茅ヶ崎市地域防災計画との整合を図ります。
国や県の補助制度の活用(継続)
月に神奈川県の耐震改修促進計画の改訂が行われています。
市町村の耐震改修促進計画は改正法により、県の耐震改修促進計画に基づいて定めるよ
位
置
付
け
平成28年度~平成32年度(5カ年)
計
画
期
化率の進捗管理及び定期的な施策の検証を実施し、必要に応じて、本促進計画の目標や計
画内容の見直しを行います。
本市に影響を与え
本市に影響を与える地震のうち、地震の発生確率が高いもので被害が大きいものは、都
る地震
心南部直下地震が予測されています。
(茅ヶ崎市地域防災計画(平成27年11月修正)より抜粋)
耐震化を促進する
耐震化に関する目標
ための施策
■住宅の耐震化の目標と課題
住
宅
の
耐
住
震
化
率
宅
策定時(H18)
65.4%(棟数による算出)
(H25)
80.8%
木造自治会館の耐震化の推進(継続)
95%
民間特定建築物の耐震化
■要緊急安全確認大規模建築物の耐震化の推進(新規)
■避難路沿道の建築物の耐震化の推進(新規)
■民間特定建築物の耐震化の推進(新規)
■耐震改修工事に係る容積率、建ぺい率等の緩和(継続)
■建築物の地震に対する安全性の表示制度(新規)
■民間特定建築物の耐震化の目標と課題
策定時(H18)
(H25)
目標(H32)
多数の者が利用する建築物
87%
90.5%
95%
危険物等の貯蔵等に供する建築物
61%
68.1%
95%
避 難 路 沿 道 の 建 築 物
80%
82.6%
95%
税の特例措置(継続)
■所得税、固定資産税等の控除・減額
その他の安全対策
(課題)耐震改修に関する補助制度を創設するなどの施策が必要
■公共建築物の耐震化の目標と課題
公 共 建 築 物 の 耐 震 化 率
策定時(H18)
非木造住宅の耐震化(分譲マンション等)
■分譲マンション耐震診断事業の推進(継続)
■分譲マンション耐震改修に係る助成制度の創設(新規)
■分譲マンション建て替え・耐震改修アドバイザー制度の創設(新規)
■分譲マンション耐震予備診断に係る助成制度の創設(新規)
■区分所有建築物の決議要件の緩和(新規)
目標(H32)
(課題)木造戸建て住宅を中心に、新たな施策効果により約9,400戸の耐震化が必要
民間特定建築物の耐震化率
(H26)
目標(H32)
■落下物対策(継続)
■ブロック塀等の安全対策(継続)
■エレベーターの安全対策(継続)
■耐震シェルター設置への支援(継続)
災害時の拠点となる建築物
95%
98.5%
100%
不特定多数の者が利用する建築物
81%
81.1%
100%
特定多数の者が利用する建築物
38%
40.0%
100%
そ
他
69%
87.9%
100%
計画の推進に向けて
計
85%
89.4%
100%
推
合
の
(課題)災害時の拠点となる建築物を優先的に耐震化
■耐震診断技術者の養成等への協力
■自主防災組織との連携に関する事項
木造住宅の耐震化
■無料耐震診断の実施(継続)
■木造住宅耐震改修促進事業の推進(継続)
■区分所有された木造住宅の耐震化の推進(新規)
本促進計画の施策方針の実現化に向けて、各種施策により耐震化を進めると共に、耐震
間
建物所有者の自主的な取り組みが基本です
進
体
制
法による指導・助言の実施
■天井脱落対策(新規)
■家具の転倒防止対策(継続)
■宅地の液状化対策(新規)
神奈川県及び県内33市町村と連携
法に基づく指導助言、指示及び公表を適切に実施