米国ML P マ ーケット情報(2014年12月15日~2014年12月19日) ≪ご 参考資料≫ 2014年12月24日 野村アセットマネジメント 米国MLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)市場概況 アレリアンMLP指数 予想配当 利回り トータル リターン指数 価格指数 米国株(S&P500) トータル リターン指数 予想配当 利回り 米国REIT トータル リターン指数 予想配当 利回り ヘンリーハブ 天然ガス先物 ( ドル/ 百万 BTU) WTI 原油先物 ( ドル/ バレル) 米10年国債 利回り 2013年12月31日 463.80 1,562.21 5.78% 3,315.59 1.90% 11,128.83 3.79% 3.03% 98.42 4.23 2014年12月12日 433.56 1,545.06 6.39% 3,663.10 1.99% 14,023.13 3.46% 2.08% 57.81 3.80 2014年12月19日 453.42 1,615.84 6.11% 3,788.97 1.93% 14,235.25 3.42% 2.16% 56.52 3.46 前週比 4.6% 4.6% -0.28% 3.4% -0.06% 1.5% -0.04% 0.08% -2.2% -8.7% 年初来 -2.2% 3.4% 0.33% 14.3% 0.03% 27.9% -0.37% -0.87% -42.6% -18.1% 前年比 3.0% 9.0% 0.03% 16.8% -0.03% 29.1% -0.39% -0.77% -42.8% -22.3% (2009年末=100) トータルリターン指数(配当込み) 260 8% 240 7% MLP 米国REIT 220 MLP・S&P500・米国REITの配当利回りと長期金利 MLP 6% 200 5% 180 米国REIT 4% 160 3% 140 S&P500 120 2% 1% 100 80 10/1/1 11/1/1 12/1/1 13/1/1 0% 10/1/1 14/1/1 S&P500 米10年国債利回り 11/1/1 12/1/1 13/1/1 14/1/1 (注)データ期間:2010年1月1日~2014年12月19日(日次)、トータルリターン指数は米ドルベース、配当利回りは課税前、 MLP=Alerian MLP Index、米国REIT=FTSE All NAREIT Equity REITs Index (出所)ブルームバーグ ≪アレリアンMLP指数構成銘柄(全50銘柄)の週間騰落率ランキング(12月15日~12月19日)≫ 上昇率上位5銘柄 業種 時価総額 ( 1 0 0 万ドル) 週間騰落率 (%) 下落率上位5銘柄 業種 時価総額 ( 1 0 0 万ドル) 週間騰落率 (%) 1 Teekay Offshore Partners LP 船舶輸送 2,290 20.8 TC Pipelines LP 天然ガス輸送 4,336 -4.3 2 Vanguard Natural Resources LLC 探査・生産 1,536 20.2 BreitBurn Energy Partners LP 探査・生産 1,549 -3.7 3 NGL Energy Partners LP プロパン 2,560 19.6 Martin Midstream Partners LP その他 989 -3.3 4 Genesis Energy LP 石油輸送 4,221 18.8 Ferrellgas Partners LP プロパン 1,921 -3.1 5 Atlas Resource Partners LP 探査・生産 944 16.0 Calumet Specialty Products Partners LP 石油精製 1,545 -2.6 (出所)ブルームバーグ (注)時価総額は12月19日時点。 -上記は、個別銘柄の将来の価格上昇、下落を示唆、保証するものではなく、また、個別銘柄の推奨等を示唆するものではありません。- ≪先週の米国MLP市場の動き≫ 先週のアレリアンMLP指数(トータルリターン)は前週末比4.6%上昇し、4週ぶりに反発しました。急ピッチで下落する原油 相場に落ち着きがみられたことが、MLP相場を下支えしたと考えられます。先週はエタンやプロパンなどのNGL(天然ガス液) 相場が前週末比で上昇に転じたことに加え、19日にはWTI原油先物相場も前日比4.5%上昇するなど、下落基調にあった 石油関連市況に安定化の兆しがみられました。 ファクトセットによる予想コンセンサスの集計によれば、2015年のMLP全体の一株当たり配当伸び率は前年比8.2%の配 当成長が見込まれています。とりわけ、中流MLPセクターでは2015年が8.6%、2016年が10.2%と堅調な配当成長の継 続が予想されます。また、アレリアンMLP指数の予想配当利回りは12月19日時点で6.11%と、米国株や米国REITなどと比 較して利回り水準の面で投資妙味が増しています。MLPの中でも安定増配が予想される中流MLPセクターは、市場からの 再評価を受けやすくなるものと期待されます。 当資料は、参考情報の提供を目的としてレッグ・メイソン・アセット・マネジメントの情報を基に、野村アセットマネジメントが作成したご参考資料です。投資勧誘を目的とした 資料ではありません。当資料は市場全般の推奨や証券市場等の動向の上昇または下落を示唆するものではありません。当資料は信頼できると考えられる情報に基づいて 作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。当資料中の記載事項は、全て当資料作成時以前のものであり、事前の連絡なしに変更される ことがあります。当資料中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。 1/3 米国ML P マ ーケット情報(2014年12月15日~2014年12月19日) ≪ご 参考資料≫ 2014年12月24日 野村アセットマネジメント ≪先週の米国MLP関連ニュース≫ 【12月16日、IPO実施】 Rice Midstream Partners LP(RMP、集積・処理、時価総額10億ドル) は、2,500万株のIPO価格 を16.50ドルに決定し、4.1億ドルを調達。取引初日(17日)終値は16.30ドルと株価は低迷したものの、19日終値は17.15 ドルと公募価格を上回る。 【12月16日、資産取得】 電力大手Dominion Resources社は、電力・ガス事業を展開するSCANA社より、サウスカロライナ 州及びジョージア州で天然ガスパイプライン事業を運営するCarolina Gas Transmission社(CGT)を買収することで合意。 買収金額は4.9億ドルで、来年1月に買収完了予定。買収後にCGTの資産を傘下の Dominion Midstream Partners LP (DM、天然ガス輸送、同22億ドル)に譲渡する予定。 【12月18日、自社株買い】 Memorial Production Partners LP(MEMP、探査・生産、同12億ドル) は、上限1.5億株の自 社株買いを発表。足元の株価下落を受けて、株価が割安な水準にあると経営陣が判断。この発表を受けて、同MLPの株 価は18、19日の2日間で13%上昇。 ≪MLP関連トピック≫ 中流MLPの配当成長見通しは相対的に良好 図1:米国の原油生産量 原油価格低迷でもシェール・オイルは増産継続へ 米エネルギー情報局(EIA)は2015年の米国の原油生 産量は、日量932万バレルと前年比8.4%増加する見通 しを示しています(図1)。平均的なシェール油田の採算原 油価格は油田によって異なるものの、良質な油田では1バ (100万バレル/日量) 2 015年予想 9 32万バレル 10 米国原油生産量 9 2 014年推定 8 59万バレル 年平均値 前年比 + 8 .4% 8 レル=30~50米ドル台でも収益を生みながらの原油生 産が可能との試算があります。 大手MLPのエンタープライズ・プロダクツ・パートナーズ 7 6 (EPD)によれば、WTI原油価格が仮に1バレル=65米ドル で推移した場合でも、2014年から2020年までの米国の 原油生産量は年平均3.5~5.4%のペースでの増産が予 EIA予想 5 10 11 想されています。 中流MLPと上流MLPで配当成長見通しが二極化 2015年のMLP全体の一株当たり配当伸び率は前年比 10 は今後、配当成長の急速な鈍化が予想される一方、中流 MLPでは2015年が8.6%、2016年が10.2%と堅調な配 当成長の継続が予想されるなど、業種によってMLPの配 当成長見通しが二極化する傾向がみられます(図2)。 14 15 (年) 図2:MLPの一株当たり配当伸び率 12 ただし、原油価格変動の影響を受けやすい上流MLPで 13 (前年比、%) 14 ファクトセットによる予想コンセンサスの集計によれば、 8.2%と安定した配当成長が見込まれています。 12 (出所)米エネルギー情報局(EIA) (期間)2010年1月~2015年12月 中流MLP 8.9 7.1 8 6 6.2 4 3.2 2 6.9 10 11 12 実績 13 8.2 9.3 MLP全体 2.6 上流MLP 0 10.2 8.6 14 0.9 0.0 15 16 予想 (年) (出所)ファクトセット (注)予想は2014年12月15日時点。MLP全体の母集団は2014年11月末 時点の122銘柄。配当伸び率は母集団の銘柄の中央値。 当資料は、参考情報の提供を目的としてレッグ・メイソン・アセット・マネジメントの情報を基に、野村アセットマネジメントが作成したご参考資料です。投資勧誘を目的とした 資料ではありません。当資料は市場全般の推奨や証券市場等の動向の上昇または下落を示唆するものではありません。当資料は信頼できると考えられる情報に基づいて 作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。当資料中の記載事項は、全て当資料作成時以前のものであり、事前の連絡なしに変更される ことがあります。当資料中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。 2/3 米国ML P マ ーケット情報(2014年12月15日~2014年12月19日) ≪ご 参考資料≫ 週間マーケット情報 (2013年5月3日~2013年5月10日) ≪ご参考資料≫ 2014年12月24日 2013年5月13日 野村アセットマネジメント 【野村アセットマネジメントからのお知らせ】 ■投資信託に係るリスクについて 投資信託は、主に国内外の株式や公社債等の値動きのある証券を投資対象とし 投資元本が保証されていないため、当該資産の市場における取引価格の変動や 為替の変動等により投資一単位当たりの価格が変動します。したがって投資家の 皆様のご投資された金額を下回り損失が生じることがあります。なお、投資信託は 預貯金と異なります。また、投資信託は、個別の投資信託毎に投資対象資産の種 類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質 が異なりますので、ご投資に当たっては投資信託説明書(交付目論見書)や契約締 結前交付書面をよくご覧下さい。 ■投資信託に係る費用について 2014年12月現在 ご購入時手数料 《上限4.32%(税込み)》 投資家が投資信託のご購入のお申込みをする際に負担する費用です。販売 会社が販売に係る費用として受け取ります。手数料率等については、投資信 託の販売会社に確認する必要があります。 投資信託によっては、換金時(および償還時)に「ご換金時手数料」等がかか る場合もあります。 運用管理費用(信託報酬) 《上限2.1816%(税込み)》 投資家がその投資信託を保有する期間に応じてかかる費用です。委託会社 は運用に対する報酬として、受託会社は信託財産の保管・管理の費用として、 販売会社は収益分配金や償還金の取扱事務費用や運用報告書の発送費用 等として、それぞれ按分して受け取ります。 *一部のファンドについては、運用実績に応じて報酬が別途かかる場合があ ります。 *ファンド・オブ・ファンズの場合は、一部を除き、ファンドが投資対象とする投 資信託証券の信託報酬等が別途かかります。 信託財産留保額 《上限0.5%》 投資家が投資信託をご換金する際等に負担します。投資家の換金等によって 信託財産内で発生するコストをその投資家自身が負担する趣旨で設けられて います。 その他の費用 上記の他に、「組入有価証券等の売買の際に発生する売買委託手数料」、 「ファンドに関する租税」、「監査費用」、「外国での資産の保管等に要する諸費 用」等、保有する期間等に応じてご負担いただく費用があります。運用状況等 により変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。 上記の費用の合計額については、投資家の皆様がファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表 示することができません。 《ご注意》 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきましては、野村ア セットマネジメントが運用するすべての公募投資信託のうち、投資家の皆様にご負担いただく、それぞれの費用における最高の料 率を記載しております。投資信託に係るリスクや費用は、それぞれの投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、事前 によく投資信託説明書(交付目論見書)や契約締結前交付書面をご覧下さい。 投資信託のお申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、 ご自身でご判断下さい。 商号:野村アセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第373号 加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会 当資料は、参考情報の提供を目的としてレッグ・メイソン・アセット・マネジメントの情報を基に、野村アセットマネジメントが作成したご参考資料です。投資勧誘を目的とした 資料ではありません。当資料は市場全般の推奨や証券市場等の動向の上昇または下落を示唆するものではありません。当資料は信頼できると考えられる情報に基づいて 作成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。当資料中の記載事項は、全て当資料作成時以前のものであり、事前の連絡なしに変更される ことがあります。当資料中のいかなる内容も将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものではありません。 3/3
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