スケート - 仙台大学

平成21年度 仙台大学体育学部 授業概要(シラバス)
スケート
Skating(P.A.)
2 ・ 集中
選択
授業科目名
開講学年・学期
履修方法
授業の概要
担当教員 佐藤 久
授業の方法
単位数
実技
1
関連資格 日本スケート連盟公認 A.B.C級
本実習はスケートに関する理論(歴史・滑る原理)及び基礎技術(直進系・曲進系・転向系・停止系)を指導する。
また、スピードスケート、アイスホッケー、フィギアスケートの専門種目へ展開する方法も指導する。
授業の一般目標
スケートの滑る原理、安全に行うためのスケーターとしてのマナー・エチケットを理解する。
陸上と氷上の歩行の相違を理解し効率よく、また正確に操作し滑走できるようにする。
授業の到達目標
■ 認知的領域
■ 情意的領域
■ 技能表現的領域
授業計画(全体)
スケートの滑る原理、技術の特性を理解し説明できる
集団生活を通して相互理解を深め、協力する態度を身に付ける
日本スケート連盟公認プレーンテストB級以上の技術を習得する
技能習得のレベルに応じて能力別に班編成し実習する。
プレーンテストのB級以上を目標にした実技指導であるが、導入として専門種目へと展開する方法も指導する。
授業計画(詳細)
授業テーマとその内容
実技実習
基本動作の指導
氷上での基本の姿勢を身に付け、陸上の歩行と氷上の歩行との相違を実際に示し、実技指導に入る。体重を乗せる位置や片足交互に重心を移動するタイミングを体得させ、自然滑走がで
きるようにする。
直進滑走系(フォア・バック)の練習
(1) 自然滑走と惰力滑走
足踏み(V字)から滑り出す感じを習得させる。
足首を十分に曲げさせ、荷重する位置を体得させる。両足による滑走距離が伸びるようにする。
(2) 自力滑走の練習
スタート(氷の押し)とリズム滑走。
片足に体重を乗せながら、ブレード(インエッジ)で押せるようにする。体重をしっかり乗せ、一定のリズムで滑るようにする。
曲進系滑走法(フォア・バック)の練習
(1) 両足カーブ
両足滑走からエッジの交互操作によって、カーブできるようにする。両足並行スタンスから、前後のスタンスに切り替えができるようにする。
(2) フォアクロアの練習
フォアスネーク
フォアクロスの導入
押し足と滑り足が交互に操作できるようにする。
押しのタイミングと滑り足のエッジの切り替えの練習。
エッジに乗った状態で交叉し外側へ押すことができるようにする。
停止系技術の練習
イの字、ハの字ストップ
片足又は両足同時にインエッジで氷をけずりながら、止まれるようにする。ニの字・逆Tの字への導入。
転向系技術の練習
(1) フォアからバックへ
(2) バックからフォアへ
止まることなくスムーズに方向転換ができるようにする。
両足スリーターン及び片足から他の片足に踏み換えるモホークターンへと発展させる。
成績評価方法(方針)
実習時間の30%以上の欠席は不可とする。
技能習得と授業態度を総合して評価する。
成績評価方法(詳細)
到達目標
履修上の注意(受講に当たって学生に望むこと)
認知的領域
情意的領域
技能表現的領域
○
◎
成績評価方法
定期試験(期末試験)
小テスト・授業内レポート
評価割合
① 履修希望者は必ずオリエンテーションに参加すること
(%)
②実習費は¥38.000程度の予定
③防寒具(ヤッケ、セーター、帽子、手袋)を身に付け、ケガの防止に留意
すること
宿題・授業外レポート
演習・実技
授業態度
70
◎
30
出席
欠席条件
関連科目
教科書
連絡先
参考書
佐藤久研究室:第2体育館 2階 オフィスアワー:木曜日 10:20~11:50