藤原 閲夫

授
業
科 目
名
基礎レーザー光学
(Basic of Laser and Optics)
講 師
藤原
名
閲夫
必修の区分
単位数
2
※
所 属
オフィスアワー・場所
工学研究科
※
開 講
年 次
1年次,前期
連
絡
先
※
レーザーは CD,DVD など身近な所でも使用されるようになってきた.本講義では、レーザ
講義目的
ーの基礎原理について学ぶと共に、レーザー光線の特性を光学の側面からも講義する.
レーザーの特徴が生かされた幾つかの例を紹介し、より理解を深めるようにする.
教育内容と方法
1960 年に発明されたレーザーは黎明期、成長期を経て現在では多くの分野で不可欠な
技術になってきた.講義ではレーザーの基礎原理からはじまり、レーザーが単色で拡が
りが小さい光線である基礎を学習する.さらに、光学設計の基礎やレーザーを使用する
際の安全基準、幾つかのレーザー適用例について学習する.さらに、レンズ設計シミュ
レーションソフトを使った集光特性が優れたレンズ設計を行う.
授業計画
以下の内容で15週かけて講義を行う.
1
レーザーの基礎原理(1)、He-Ne レーザー
講義内容
2
レーザーの基礎原理(2)、炭酸ガスレーザー
授業計画
3
光共振器理論(1)レーザー光線の拡がり。レンズによる集光限界。
4
光共振器理論(2)レンズを含む光学系を伝わる光線の取り扱い他
5
レーザーの動作解析(1)、レーザーの安全基準
6
レーザーの動作解析(2)、各種光学部品
7
光学設計の基礎とレンズ設計の演習
計算機シミュレーションソフトの使い方とレンズ設計の実施
8
種々のレーザー応用(CD、DVD、ブルーレイ、レーザー誘雷、他)
達成目標
レーザー装置及びレーザー光線の基本とレンズ設計法を理解する.
テキスト
配布テキストを使用する
参考文献
成績評価
の 基 準
履修上の注意
履修要件
備
考
期末試験 50点および演習発表及びレポート 50点の重みで合計して評価し、60点以
上を合格とする.
光学設計ではパソコン(Windows)を使用するため、使える環境にあることが望ましい
対応する電子情報電気工学科の教育目標
・自然科学に基づいた専門分野の基礎力