10.演習科目 科 目 発展演習Ⅰ(春学期) 担 当 漆畑 春彦 10.演習科目

10.演習科目
科
目
発展演習Ⅰ(春学期)
担
当
漆畑 春彦
10.演習科目
単 位
科
目
発展演習Ⅱ
単 位
2
担
当
南部 あゆみ
2
【授業の目標とその内容】
本講義は、2008 年秋の「リーマンショック」後に欧米主要国が主導した「国際金
融規制の強化」の過程を概観しながら、国際金融システムが今後どのように形作ら
れていくのか、それにより金融機関や企業の経営、個人はどのような影響を受ける
のかについて考察していく。主に 2009 年から現在までの欧米主要国の金融法制度
変更を中心的に扱うが、適宜各国金融制度の歴史的経緯、わが国金融制度との比較
についても取り上げていきたい。
【授業計画】
1 近年の金融危機と背景
2 金融危機後の国際金融規制改革の方向性(監督体制、規制改革のテーマ)
3 健全性規制(自己資本規制、流動性規制)
4 破綻処理制度
5 報酬制度改革
6 格付け・格付会社規制
7 証券化・運用規制改革
8 デリバティブ市場規制
9 近年の米金融資本市場制度改革①
10 近年の米金融資本市場制度改革②
11 近年の英金融資本市場制度改革①
12 近年の英金融資本市場制度改革②
13 近年 EU 金融市場制度改革
14 今後の国際金融規制改革の方向性(市場インフラ整備関連規制、シャドーバ
ンキング規制等)
15 まとめ
【履修上の注意事項】
出席を重視する
【成績評価方法】
ほぼ毎回課すミニレポートにより成績判定
【テキスト】
当方作成のレジュメ(講義ごとに配布)
【参考図書】
講義の中で適宜紹介する予定
【授業の目標とその内容】
この授業では具体的事例を題材に、民法の基本的な知識を確認しつつ、問題解決
のプロセスをたどります。基礎科目で蓄積した知識を実際に「使う」ことが目標で
す。グループ作業を取り入れながら、様々なテーマにチャレンジします。そして最
終的には、問題解決の流れを論述という形で「書く」ことを目指します。内容につ
いては、受講者の希望を取り入れますので、是非提案してください。
【授業計画】
1. ガイダンス
2. 制限行為能力者1
3. 制限行為能力者2
4. 公序良俗1
5. 公序良俗2
6. 錯誤と詐欺1
7. 錯誤と詐欺2
8. 代理1
9. 代理2
10. 債務不履行と損害賠償1
11. 債務不履行と損害賠償2
12. 債務不履行と説明義務違反1
13. 債務不履行と説明義務違反2
14. 瑕疵担保責任1
15. 瑕疵担保責任2
【履修上の注意事項】
出席を重視します。また演習ですので、積極的に参加する意欲がないのであれ
ば、取らない方が賢明です。
【成績評価方法】
出席と平常点、課題の内容で評価します。
【テキスト】
六法必携。レジュメを用意します。
【参考文献】
適宜紹介します。
10.演習科目
科 目
発展演習Ⅲ(春学期)
担 当
高野 千春
10.演習科目
単 位
科
目
発展演習Ⅲ(秋学期)
2
担
当
山﨑 文夫
【授業の目標とその内容】
教育・医療・福祉・行政等さまざまな現場でスポーツやレクリエーションの活用
が見直されている。誰もがスポーツやレクリエーションを楽しめるよう、特に障害
者の支援に関する基礎的な知識や技術を学び、環境に応じた工夫をしながら、実際
に支援ができる力を身につけるための演習を行う。
「発展演習Ⅲ」の他に指定された科目の単位を取得することにより、「初級障害
者スポーツ指導員」「レクリエーション・インストラクター」の資格取得が可能で
ある(資格登録にあたり別途費用が必要)。
【授業計画】
1 ガイダンス
2 ボランティア論
3 障害者スポーツの意義と理念
4 安全管理
5 障害の理解とスポーツ①
6 障害の理解とスポーツ②
7 障害の理解とスポーツ③
8 障害者スポーツを支える組織、制度、事業内容
9∼14
・障害者スポーツ支援に関わる演習
・レクリエーション支援に関わる演習
15 振り返り
【履修上の注意事項】
「初級障害者スポーツ指導員」「レクリエーション・インストラクター」の資格
取得を希望する学生は、第 1 週のガイダンスに必ず出席すること。
9∼14 回目の授業は、スポーツやレクリエーション活動現場での実習を含む。
【成績評価方法】
出席状況、授業への取り組む姿勢、授業内レポート、および演習態度を、総合的
に評価する。
【テキスト】
授業において資料を配布する。
【参考図書】
日本レクリエーション協会編『レクリエーション支援の基礎』2008 年
日本障害者スポーツ協会編『障害者スポーツ指導教本(初級・中級)
』2012 年
単 位
2
【授業の目標とその内容】
この演習では、春学期の「労働法講義」で学んだ「採用から退職までの法律問題」
を、より実務的に学ぶ。毎回、受講生が交代で、個々のテーマ(問題)について調
べて、レジュメ(A4・横書き 1 枚以上)を作成して配布し、報告する。その後、
全員で討議する。
【授業計画】
1
受講生の報告順番決定
2
受講生の個別報告・質疑
3
同上
4
同上
5
同上
6
同上
7
同上
8
同上
9
同上
10 同上
11 同上
12 同上
13 同上
14 同上
15 演習で得た知識の再確認
【履修上の注意事項
これまでの学生報告テーマの例
「過労死・過労自殺」
「労働安全衛生法」
「通勤災害」
「労働契約」
「採用」
「賃金」
「最低賃金」
「労働時間」
「時間外労働」
「年次有給休暇」
「男女雇用機会均等法」
「育児休暇」
「解雇・退職」
「雇用保険」
自分の進路を決めておくこと。演習には毎回出席し、積極的に発言する
こと。
【成績評価方法】
この演習では、各自の報告内容と出席等の平常点により成績を評価する。
【テキスト】
山﨑文夫ほか『雇用関係の法知識』法学書院
【参考図書】
山﨑文夫ほか『演習ノート労働法(第 6 版)
』法学書院
10.演習科目
科
目
発展演習Ⅳ(秋学期)
担
当
溝呂木
健一
10.演習科目
単 位
科
目
発展演習Ⅳ(秋学期)
2
担
当
飯島
【授業の目標とその内容】
1) マーケティング関連のビジネスマンとしての基本知識とスキルを身につける。
2)実社会ですぐ必要とする業務の進め方、課題形成と提案、企画書・提案書の
書き方等基礎的能力の養成。
3)商品開発やプロモーション、店頭展開などのシミュレーション研究や実事例
研究によりマーケティングの実際を学ぶ。
【授業計画】
1. 実社会で必要とする常識、企業環境の変化
2. 企業内活動と業務推進
3. マーケティング環境の変化
4. 商品企画の進め方
5. 調査分析手法
6.
SWOT 分析の演習
7. ポジショニング分析の演習
8. アイディア開発法
9. 各種アイディア開発の演習
10. 企画を立案する
11. プロモーションの組み立てと実際研究
12. 宣伝・広報の企画と実際研究
13. 店頭展開の企画推進と実際研究
14. マーケティングのこれから
15. 計画と損益
【成績評価方法】
期末試験、課題企画書、出席率で評価する。
【テキスト】
レジメなどの配布。
哲生
単 位
2
【授業の目標とその内容】
近年のグローバル社会における会社、とりわけハイテク企業にとって、戦略上重
要な知的所有権に関する諸問題を実例を通して学ぶ。授業では、話題の判例を読み
争点を技術的かつ論理的に分析するとともに、ホットなビジネス方法特許(ビジネ
スモデル特許と呼ばれる)の現状と課題、そして新たな流通・販売・サービス分野
でのアイデアを出し合う場とすることとしたい。
【授業計画】
1 ガイダンス
2 ビジネスモデル特許とは何か
3 米国ビジネスモデル特許の実態
4 プロパテント時代とビジネスモデル特許
5 日本企業の(ビジネスモデル)特許戦略
6 海外のビジネスモデル特許戦略
7 実例1−青色 LED 発明と職務発明・発明の対価
8 実例2−光ディスク用ピックアップのウオブル特許と職務発明・対価
9 実例3−最近の日本企業の主な知的財産権紛争
10 実例4−最近の日本企業の主な知的財産権紛争(その2)
11 実例5−最近の日本企業の主な知的財産権紛争(その3)
12 実例6−米国発のビジネスモデル特許
13 実例7−米国発のビジネスモデル特許(その2)
14 実例8−IT を活用した身近なサービス向け特許
15 実例9−IT を活用した身近なサービス向け特許(その2)まとめ
【履修上の注意事項】
受講者は、日頃から新聞に目を通し、社会のニーズや情勢の把握、知的
所有権に関する問題意識を養っておくよう、期待する。また、知的所有権
法等の講義を並行して受講する(または受講しておく)ことが望ましい。
【成績評価方法】
実務に近い演習科目であるので、出席・報告の内容・平常点により評価する。
【テキスト】
最初の授業時に指示する。
【参考図書】
ヘンリー・幸田著「ビジネスモデル特許」日刊工業新聞社 950 円、他