一ノ谷教育支援会便り 第51号 - 一ノ谷小学校 - 観音寺市

一ノ谷教育支援会便り
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第51号
H25.12.19
「里山歩き」~稲積山から、ふるさとの海・山・平野を眺めてみよう~
11月30日(土)に一ノ谷青尐年育成会が、6年生を
対象として主催した「里山歩き」に、多くの子どもたちが
参加しました。2年間雨天のために行けなかった念願の稲
積山の登山を行うことができました。天気もよく、空気も
澄んでいましたので、山頂からの絶景を楽しみにしながら、
山頂にある高屋神社をめざして登り始めました。最初から
急な坂の連続でしたが、子どもたちは元気でどんどん登っ
ていきました。紅葉と時折見える景色に思わず「きれい!」
とつぶやいてしまうほどでした。そして、山頂近くの階段
を見たときには、
「もう尐しだ」という気持ちと「まだ階段を登らないといけないんだ」という
気持ちが錯綜していました。しかし、登り切ったと
きの気持ちは爽快でしたし、眺めに感動しました。
参加した子どもたちや保護者の方からは、
「 だんだ
んとしんどくなってきたが、みんなといろいろな話
をしながら登ったので、とても楽しかった!」
「山頂
から見る観音寺市内の景色は最高でした。」「財田川
や本大地区も見えてよかった!」
「 眺めのいい山頂で
食べるおにぎりはとてもおいしかったです。」などの
声が聞こえてきました。
2
第4回「ふるさと歴史めぐり」
11月1日(金)、一ノ谷郷土史研究会のみなさ
んの指導により、6年生を対象とした本年度4回目
の「ふるさと歴史めぐり」が実施されました。今回
は、吉岡町の歴史を学びました。例年3学期に実施
していたのですが、歩きやすくて探訪しやすいこの
時期に変更しての実施でした。子どもたちは、一ノ
谷4地区を探訪して、歴史ある一ノ谷地区をよりい
っそう誇らしく思ったことでしょう。
郷土史研究会の皆様の熱意ある指導により大変貴
重な学びの時間となったようです。
子どもたちからは、
「 いつも通っている道にこん
な道標があったのか。知らなかったなあ。」
「 お祭りで来ている吉岡神社のことがよくわかった。
お家の人にも話してみよう。」など、改めて見つけた一ノ谷の歴史に感激していました。
<指導して頂いた方々> 敬称略
香川 清矩
藤田 耕三
荻田 艶子
大西 伸雄
大久保憲一 篠原 貢
<主な学習場所> ・土居の庵 ・吉岡神社 ・日露戦役紀念の碑 ・南海道、伊予街道
・阿弥陀堂 ・六地蔵の道標
3
親子ファミリースポーツ大会が開催されました
12月14日(土)に、一ノ谷スポーツクラブ主催の親子
ファミリースポーツ大会が開催されました。今回も「谷っ子
と協働・地域防災プロジェクト」の一環として、消火訓練を
キンボール・バランスボール教室とともに行いました。
寒い中でしたが、岩本一ノ谷消防団長様の指導で水消火器
を使った消火訓練を実施しました。参加した幼稚園児から6年生まで消火訓練をしましたが、
62年もの歴史と伝統ある一ノ谷尐年消防クラブ員である5・6年生は、さすがに消火器の使
い方も上手でした。
今後想定されている東南海大地震の発生の際には、地域の人たちと協力しながら共に活動し
てくれるだろうという思いで、活動の様子を見させていただきました。
4
「一ノ谷地区文化祭」
11月17日(日)一ノ谷地区文化祭実行委員会
の主催で「一ノ谷地区文化祭」が盛大に開催されま
した。地域の人の大正琴の演奏や踊り、歌などと一
緒に、保育園や幼稚園、小学校の学習発表会も行い
ました。
子どもたちは、友だちと協力しながら、最高の演
技を観てもらおうと、毎日学校や家で一生懸命に練
習に励みました。発表会当日、地域の方々からたく
さんの拍手をもらい、達成感と満足感を味わうこと
ができました。この体験が、また一つステップアップする原動力になったことと思います
<校長先生の開会式での話(一部抜粋)>
・・・国 語 や 算 数 な ど の 常 日 頃 の 学 習 が 大 切 な こ と は 言 う ま で も あ り ま せ ん が 、
今 日 の 学 習 発 表 会 の 行 事 も 、そ れ ら と 同 様 に 大 切 な も の で す 。学 習 発 表 会 で は 、み
ん な と 心 と 力 を 合 わ せ て 劇 や 歌 を 作 り 上 げ て い き ま す 。そ し て 、よ り 高 い も の を 目
指 し て 挑 戦 す る 中 で 、集 中 力 や 失 敗 を 乗 り 越 え る 力 が 育 ま れ て き ま す 。そ う し た 力
は 、日 常 の 学 習 や 生 活 で も 生 き て き ま す 。ま た 、自 分 の せ り ふ や 演 奏 だ け で は な く 、
自 分 の せ り ふ を 待 つ こ と も 大 事 な 学 習 で す 。自 分 の 早 さ や リ ズ ム で 言 う 以 上 に 、友
だちに合わせることは難しいものです。
子 ど も た ち が 伸 び る た め に は 、ほ め る こ と が 欠 か せ ま せ ん 。せ り ふ や 演 奏 だ け で
な く 、凛 と し た 表 情 で 参 加 し て い る 姿 な ど 、よ い と こ ろ が い ろ い ろ と た く さ ん 見 つ
か る と 思 い ま す 。そ れ を 、お 家 に 帰 っ た り 道 で 出 会 っ た り し た と き に は 、是 非 ほ め
てやってください。・・・
5
「校内マラソン大会」
12月5日(木)、財田川の河川敷で恒例のマラソン
大会が開催されました。子どもたちが毎日一生懸命に
練習をしていたので、その成果が十分出せるようにと
天候を心配したのですが、絶好の天候となりました。
PTAの学級役員の方は、折り返し地点やコースの
途中等での安全指導や応援をしていました。また、た
くさんのご家族の方々も、一生懸命に走る子どもたち
に、大きな声で応援していました。そのおかげで、校
長先生の話にあった、①最後までやり抜くこと、②自
分のペースを守り、楽に速く走ること、③工夫して走ること、この3つことを実行し、たくさ
んの自己ベストや大会新記録が出たそうです。
マラソン大会を開催するにあたり、一ノ谷スポーツクラブや NOSAI 香川三豊支所、三豊家畜
診療所の方々にご協力をいただきました。誠にありがとうございました。
※
「一ノ谷教育支援会だより」前号(第50号)で、
「たんぽぽ」代表としてお世話いただ
いた北村豊美様の名前を間違えて掲載していました。訂正をして、お詫び申し上げます。