平成25年度 施策評価表 施策名 政策名 施 策 内 容 分 野 目 的 担 区民生活 事業本部 当 産業経済部 No.32 経済活動を活発にする 部 商工観光課 3 区民生活と産業分野 にぎわいとやすらぎのあるまちを創る 署 区の特徴的な産業を戦略的に強化・育成することにより、波及効果による区内産業全体の活性化 と、区民の地域への誇りの醸成を図るため No.321 練馬区の特徴的な産業を支援する 対 象 区民・事業所 約71万人・約112事業所(出展:コンテンツ産業 の方向性に関する調査研究 2007) 数 理由 波及対象が区民と関連事業者であ るため。 基 本 ①地域と共存したアニメ産業の振興、②伝統的産業・地場産業の支援 事務事業 社会経済 状 況 区民ニーズ 施策の目指す状 態(どのような成 果を得るか) アニメ関連企業は国内最大の集積を誇るが、近年、アニメ制作スタジオの流出が懸念されている。 また、食生活の変化による漬物産業の伸び悩み、伝統工芸の後継者不足や人材育成等の課題もあ る。 区内の特徴的産業の事業活動が拡大するとともに、事業者の集積が強化・進展した状態 設 アニメ関連企業の集積を指標とし、アニメ産業 指 長 由 定 の中核都市として進展した度合いを測定する 名 アニメ関連企業の従業者数 標 期 理 ため 計 把 画 定 アニメ関連企業が該当する「映像・音声・文字情報制 法 握 全ての事業所及び企業を対象として国で実施 方 する統計調査 掲 義 作業」の従業者数 載 の 目 国内最大のアニメ関連企業の集積をゆるぎないものにするため、区内アニメ関連企業の従業者数を 成 標 2,500人まで増加させることを目標とする 果 単位 20年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 指 目標値 人 − 2,100 2,200 2,300 2,400 2,500 標 実績値 人 1,980 2,106 − − − ① 達成率 % − 100.3% − − − 名 成 果 指 標 ② 目 標 経費および特定財源 ① 決算額 事 業 当初予算額 費 ②人件費 従事職員数 ③投入経費 コ ス ト 指 標 把 法握 方 定 義 目標値 実績値 達成率 参 考 設 由定 理 指 標 単位 20年度 − % − 22年度 23年度 24年度 − − 単位 24年度(実績) 25年度(見込) 千円 58,510 千円 66,605 65,069 千円 32,640 33,360 4.08 4.17 人 − 25年度 26年度 − − − 主な増減理由 ― ― 千円 91,150 98,429 ①(決算額、25年度は予算額)+②人件費 ④特定財源 千円 18,039 22,048 千円 17,931 21,923 千円 108 125 その他 千円 0 0 ⑤差引額 千円 73,111 国・都 支出金 利用者 負担金 1.区民一人あ たりの経費 円 2.歳出総額に 占める割合 % 会計名 129 一般会計 ― 76,381 ③投入経費−④特定財源 139 計算式:③投入経費/各年度の4月1日現在の区総人口 ※平成24年度:708,500人、平成25年度709,609人 一般会計 計算式:③投入経費/各会計の歳出決算額(予算額)×100 ①成果 評価理由 ・区内アニメ企業を対象としたアンケート調査では、29.6%の企業 が景況が良くなっていると回答しているため、他の産業と比べる 目標を達成し充分な成果があった と、アニメ産業は業績が上向いている。 目標を達成していないが一定の成果があった ・伝統工芸展に毎回3千人を超える来場者があり、広く練馬の伝 統工芸をPRする機会となっていることや、練馬漬物物産展では、 目標を達成できず成果があまりなかった 区内漬け物事業者が製造した漬物の紹介、販売を行い、練馬の 特産品をPRする機会となっている。 目標を大幅に下回り成果は限られる □AA 目標を大幅に上回る著しい成果があった □A ■B □C □D ②効率性 評価理由 □AA コストが非常に低く成果が極めて高い ・アニメ関連事業や伝統工芸展等は企画・運営のノウハウを 持つ民間事業者に委託することにより、効率的な事業展開 を行っている。 ・アニメの振興事業については、他自治体よりも、低廉な予 算で実施しており、コストは低い。 ■A コストが低く成果が高い □B1 コスト・成果ともに高い 評 □B2 コスト・成果ともに低い □C コストが高く成果が低い ③要因分析 価 内部要因 外部要因 複合要因 アニメについては、練馬区基本構想における「ねりま未来プロジェクト」において、分野横 断的に取り組む重点事業として位置づけ、積極的な事業の推進を行っている。また、伝 統工芸展や漬物物産展の支援を行うことで、練馬区の魅力を発信している。 アニメ振興への取り組みが評価され、文化庁より補助金の交付を受けている。また、伝統 工芸については「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」により手描友禅の展示展に 対し、事業者団体へ国からの補助金が交付されている。 大泉学園駅北口の再開発に伴い、「アニメのまち 練馬区」の魅力を広く内外に発信する ため、アニメデザインを取り入れたまちづくりの検討を行っている。 ④総合評価 評価理由 □AA ■A □B □C □D ・練馬区基本構想における「ねりま未来プロジェクト」や「練馬区地域共存型アニメ産業 集積活性化計画」に沿った事業展開が図られている。 ・伝統工芸展への来場者数も会場周辺の自治会への働きかけや、工夫を凝らした企 画・展示を行うことで順調に増加してきており、伝統産業の普及振興につながってい る。 極めて良好に進んでいる 良好に進んでいる 概ね良好に進んでいる あまり良好に進んでいない 良好に進んでいない 平成23年度∼平成24年度 取組内容 ねらい ⇒ ■A 成果の向上 ■B 効率化 □C その他( ) ・23年度で「練馬区地域共存型アニメ産業集積活性化計画」の前期が完了するため、実施結果の評価を行うとともに、引き続 き計画に基づいて後期事業を着実に実施していく。 ・アニメ産業集積の強化を図るため、関連する企業へ営業活動を展開するなど、具体的に企業誘致に取り組む。 ・東京都の創造的都市型産業集積創出助成事業による補助が23年度で終了するため、国や東京都等の新たな財源の確保 を図るとともに、効率的な事業実施を目指す。 達成状況 取組結果 改 革 ・ 改 善 案 □A 達成 ■B 一部達成 □C 未達成 ・「練馬区地域共存型アニメ産業集積活性化計画」の進捗を確認し、現段階では概ね計画に沿った各事業の実 施がなされている。 ・企業誘致への取り組みとしては、区外への呼びかけの強化として日本動画協会を通して告知を行ったほか、 練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」を活用し、ゆるキャラグランプリに参加するなど「アニメのまち練馬区」と しての認知を高める取り組みを行った。 ・効率的な事業実施を目指す中でクリエイターズアワードを廃止するなど、事業内容を見直した。 平成25年度∼平成26年度 取組内容 ねらい ⇒ ■A 成果の向上 ■B 効率化 □C その他( ) ・引き続き日本一の歴史と産業集積を持つ練馬区のアニメ産業を戦略的に強化・育成し、区全体の産業振興と区民の地域への誇りの醸成 を図るとともに、「アニメのまち練馬区」を区外へも広めていき、産業の集積、アニメ文化普及を推し進めていく。 ・アニメカーニバルについては委託業務の内容を見直し、より効率的に運営しつつ、区外からの集客を図ることにも注力する。 ・「アニメのまち練馬区」を広くPRしていくため、西武池袋線大泉学園駅北口の再開発に伴い、アニメをテーマにしたモニュメントの設置に向 け、関係機関との連携を強化していく。 ・練馬区地域共存型アニメ産業集積活性化計画も後期に入り、これまでの各計画事業をさらに推進していくとともに、次期長期計画の策定に 向けて検討を進める。 ・伝統工芸については、消費の拡大から販路・産業の拡大につなげるため、毎年伝統工芸展を開催している。次年度はさらなる来場者の増 加を図るため、新規に設置される練馬区立 区民・産業プラザのホールを活用する。
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