歳入の財源内訳比較

別紙2
◆ 歳入の財源内訳比較(港区と特別区の比較)
特定財源
一般財源72.7%
1.1%
港 区
(27年度)
58.3%
特別区税
特別区
(25年度)
28.6%
27.3%
13.3%
その他
特別区財政
調整交付金
28.3%
特定財源
(国の補助金など)
6.0%
37.1%
一般財源62.9%
特定財源
※港区は当初予算の構成比、特別区(25年度)は「平成25年度 特別区決算状況」総務局行政部区政課より
特別区は港区を含めた23区の平均です
◆港区の歳入の特徴
歳入全体に占める特別区税収入が58.3%と特別区の28.6%に比べ高い構成比となっています。また、港区は特別区
財政調整交付金のうち、普通交付金が平成15年度以降不交付のため、1.1%と特別区の28.3%に比べ極めて低い構成比
となっているのが特長です。
一般財源の構成比が高いことから、港区の財政運営の自主性は高く、多様化する行政需要に柔軟に対応できる歳入構
成といえます。ただし、特別区税収入は景気や国の税制改正等の動向に影響されやすい側面もあり、今後とも、社会経
済情勢や国の税制改正の動向等を十分見極めつつ、健全な財政運営に努めていく必要があります。
◆ 歳出の性質別内訳(港区の前年度比較)
【単位:%】
増減率
14.2
37.4
0.3
29.4
26年度 14.2
(2014年度)
1.1
5.6
△ 5.9
48.6
2.6
△ 64.4
33.2
△ 97.6
6.1
△ 18.3
義務的経費
17.4
人件費
36.9
扶助費
27年度
(2015年度)18.3
公債費
投資的経費
1.2
14.5
その他
※その他経費は、物件費、維持補
修費、補助費等、積立金、繰出金
など
投資的経費は みなとパーク芝浦をはじめとする施設整備の完了などにより33.2%⇒14.5%と大幅に縮小
義務的経費のうち扶助費が、年少人口の増加に伴う児童手当や私立認可保育園の運営費などの増により 14.2%⇒18.3%に上昇
その他経費は子ども・子育て支援新制度に対応した新たな取組や待機児童解消など区民サービスの充実のため37.4%⇒48.6%
に上昇