平成２７年５月青森県統計分析課平成２平成２５年度青森県県民経済計算速報（青森県県民経済計算速報（早期推計）早期推計）の概要１概況平成 25 年度の青森県の県内総生産は名目で 4 兆 4,253 億円、実質で 4 兆 6,325 億円となった。経済成長率は名目▲1.0％、実質▲0.9％となり、名目では２年ぶり、実質では４年ぶりのそれぞれマイナス成長となった。県民所得は▲1.0%の 3 兆 2,345 億円となり、１人当たり県民所得は 242 万 2 千円となった。（単位：県百万円、全国十億円、％）年度項目実績増加率 24年度 25年度 24年度 25年度名目県内総生産実質青森県県民所得１人当たり県民所得 4,472,202 4,676,162 4,425,302 4,632,479 1.4 1.7 -1.0 -0.9 3,268,543 2,422千円 3,234,484 2,422千円 1.9 2.9 -1.0 0.0 名目実質 474,475 519,632 483,110 530,592 0.1 1.0 1.8 2.1 351,958 2,761千円 362,055 2,845千円 0.7 0.9 2.9 3.0 87.7 85.1 国内総生産全国国民所得１人当たり国民所得１人当たり県民所得の水準（１人当たり国民所得＝100） ※1 . 青森県の計数は、平成 2 4 年度値は確報値、平成 2 5 年度値は早期推計値（いずれも平成 1 7 年基準値）。全国の計数は、内閣府「平成 2 5 年度国民経済計算確報」による平成 17 年基準値である。 2 . １人当たり県民（国民）所得は県民雇用者報酬、財産所得、企業の利潤等の合計を総人口で除したものであり、県民経済全体の所得水準を表す有効な指標であるが、個人の所得水準を表す指標ではないので留意すること。２結果の結果の主な要因等県内総生産（生産側）のうち、第一次産業及び第三次産業は、前年度比プラスとなった。具体的には、野菜について、他の産地の出荷量が天候不順により減少したことに伴い、本県産の価格が上昇したほか、りんごなどの果実では、品質が良好であったことや品薄感などを背景に終盤まで価格が高く推移したことなどから生産額が増加した。また、卸売・小売業では、消費税増税前の駆け込み需要の影響に加えて、軽自動車販売が好調だったことなどから増加した。一方で、第二次産業は、日本経済全体の円安傾向の影響等により、製造に必要な原材料の輸入額が増加したことなどから、製造業及び建設業ともに対前年度比マイナスとなった。これらの要因から、結果として産業全体では、対前年度比１．０％のマイナスとなった。