校 校長室の窓から 平成26年度第1号 平成 26年4月11日 府中市立南町小学校 校長 五十嵐 恒雄 「授業づくりが教師の使命」 毎日、子どもたちが元気に登校し、元気にあいさつしてくれています。おかげで、26年度南町小学 校は、順調にスタートすることができています。 この3月に卒業生77名が南町小学校から巣立ち、数名の児童が3月末で転出しました。転校してい った子どもたちも、新しい学校で元気でがんばってほしいと思います。 また、転出・退職された教職員の皆様方も、新しい学校や環境の中で、お力を発揮していただければ と思います。長年にわたり、南町小学校のためにご尽力いただき誠にありがとうございました。 転入児童が5名加わり、全校児童478名でスタートしました。 また、南町小学校の教職員として、新たに9名(教員7名、学校支援員1名、仲よし学級補助員1名) が仲間入りしました。今までの経験を活かして、南町小の子どもたちのためにご尽力いただければと 思います。 さて、この「校長室の窓から」ですが、昨年も47号を発行し、子どもたちや保護者の皆様、教職員 に読んでいただきました。学校だより等だけでは、なかなかお伝えできない子どもたちの様子等をお伝 えしたいと考えています。 子どもたちも先生方も、今週一週間はとても長く感じ、疲れたのではないでしょうか。学校からは、 手紙がたくさん配布され、保護者の皆様も、目を通すだけでも大変だったろうと思います。 各学級では、座席や班、係活動や当番活動等を決めたり、一学期の目標を書いたりしたことでしょう。 一学期は、学年・学級づくり、人間関係づくりの学期です。クラス替えのあった学年、担任の先生が 代わった学級、担任の先生も持ち上がった学級等、様々ですが、共通していることは、一年進級したと いうことです。 先生方には、職員会議で次のようなことを話しました。 ○常に、自分の目標や学級目標にどう取り組んでいるかを見守りながら指導を重ねてください。 ○どの学校行事で、どの子どもに どのような力(自信)を付けさせるか、見通しをもってください。 ○学校経営や学年経営を基本にして、学級経営を児童の実態に応じて、創意工夫をしてください。 ○授業や日頃の学校生活の中で、どうしても手がかかる子どもへの対応もしっかりとしてください。 「授業づくりが教師の使命」 ・学習習慣の徹底を!(学級での約束事、特に話の聞き方、ノートの取り方等)(授業規律の確立) *けじめをつける。叱るときは厳しく、叱ったあとは、優しい一言も忘れずに。 ・1時間の授業をどう組み立てるか、授業の構成が鍵。(導入、展開、まとめ) ・導入段階では、「今日の学習課題、めあて」を提示すること。(工夫が必要) ・展開段階では、課題解決をどうさせるのか(個人・グループ活動を取り入れる) ・まとめ段階では、学習したことのまとめをしっかりと、おさえること。振り返りを。 授業規律がしっかりしていないと、子どもたちは安心して学ぶことができません。また、教師主導型(講 演型)の授業ばかりだと、子どもはつまらなくなります。学びの喜びは、楽しい分かりやすい授業でしか生ま れません。楽しい授業とは、勉強がよくわかる授業であり、学び合い、認め合いのある授業です。 南町小の先生方は、こういう授業をいつも心がけて取り組んでいます。 *1年生、しっかりと避難訓練の様子を見学しました。来月からは、1年生も参加します。
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