地域・家庭と 学校をつなぐ 国見 KU NI MI Weekly 〈国見小のツバメ〉 第8号 H24.6.1 ネコの目で見守る子育てとは 国見小学校の校舎には、ツバメが巣作りし、子育て真っ最中です。毎年、安全な場所を探して同じ ツバメがやってくると聞きました。まさに命を育む季節です。 ところで、福井県の子育てを紹介した本があるのをご存じでしょうか。 「ネコの目で見守る子育て」 という本です。すでに読まれた方も多いかと思いますが、「ネコの目で見守る」とは、どういうこと でしょうか。 家庭において子どもたちとつかず離れず絶妙な距離で子どもを見守る親の姿、そんな保護者の目 線を本書ではネコの目と表現しています。福井県は、塾や習い事をしている子どもがとても尐なく、 学校からは毎日宿題が出ます。『個室があってもほとんどの時間を家族みんなが過ごすリビングで、 宿題をします。自分の部屋は寝る時だけくらい。リビングで宿題をすると、どんな勉強を今やってい るか、字は丁寧に書くのか、姿勢はどうかなど、直接的に勉強指導をしなくとも、分かる事が一杯 あります。そうやって会話が絶えない家庭になることが、「学力・体力日本一」の福井県の子どもた ちを育てているのです』と、著者はまとめています。 家族に見守られて、子どもたちが育つ福井の教育。自信を持ちましょう。 親子関係の参考に、読んでみたいという方は、お貸しします。ご一報下さい。 ∞∞∞東日本大震災後ツイッター等の『心に残るつぶやき集』から∞∞∞∞ 読んでいて「日本は大丈夫。これぞ志教育のたまもの!」と、心が熱くなりました。 ・長男小4が、自分の財布と貯金箱の中身を全部募金したいと、号泣しながら差し だしてきた。コロコロコミック買えなくていいから、日本守りたいからって。 ・物が散乱しているスーパーで、落ちている物を律儀に拾い、そして列に黙って並んでお金を払っ て買い物する。運転再開した電車で混んでいるのに妊婦に席を譲るお年寄り。この光景を見て外国 人は絶句したそうだ。本当だよ、この話。すごいよ、日本!
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