品川宿の宿並模型 -江戸

昆) 11歴史館解説シート
No 1
品川宿の宿並模型
一江戸・ 品) I rへのプロローグー
お庖の中までのぞいてみよう
品川宿は、 鎌倉時代 から あ ったと されていま
すが 、 戦国時代には目黒川 をはさんだ海岸沿い
に南品川 宿と 北品川宿が形成 されていました。
江戸時代に な り、 東海道第一番目の宿場 町とし
たかなわ
て定め られた後 、 北品川宿から高輪に向 か
つて
家並がの び て新町を形成 し、 享保7年(1722)、
ぜんぷくじ
ほうぜんじ
が法禅寺門前町と善福寺門前町と と も
この新町
か ちしんしゅく
えきていしこう
A問屋場の図a駅逓志稿』より)
に歩行新宿として宿に 加え られました。 新宿の
しゅくなみ
追加によって 、 品川宿の宿並は、 道幅3�4間
にして 、 一軒一軒商売にあわせて庖の中 まで作
( 約5�7m)、 南 北に1 9町40間( 約2143 m)で
られていま す。 ちょっと小さ な模型で すが 、 足
おおい むら
かいあんじ
高輪 町境 から大井村境 の海曇寺門前 まで続くこ
下に埋め込んだ宿 並図を参考に 、 品川宿の世界
とに な りました。
をお楽 しみくださ い。
品川歴史館に展示されている品川宿宿並模型
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は、 弘化2年(1845)頃の「 品川宿宿並図 、 伝
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宿場の役所-問屋場一
じんば
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馬役 ・歩行役 図」を もとに 、「東海道分間延絵図」
江戸時代 、 宿場で 人馬の継立を行ったのが問
など を 参考 にして 、 目黒川 を中心と した500m
屋 場で す。 問屋場では、 公用の旅 行 者の た め
に
を復元 したもので す。 江戸時代 後期の家並の た
次の宿場 まで荷物 を運ぶ馬( 伝馬) と 人( 人
め瓦葺きが多くなっていま す。 品川宿の商家は
足) を用意 してお り、 品川宿の場合 、 川 崎宿と
はた ご や
裏面に掲載 した表のように 、 宿場 ら しく旅箆屋
みずぢや や
や水茶屋 、食べ物 を売 る庖が多いのが特徴で す。
かつしかほくさい
うたがわひろしげ
にしき
庖の模型は、 葛飾 北斎や歌川広重 ら の描いた錦
絵や江戸時代に出版され た本の挿絵などを参考
企品川宿の宿並模型(本陣付近)
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てん ま
にん
そく
日本橋に人馬 を 継ぎ立 て ました。 公用の旅で 、
あら か
じめ決め られた人馬の利用は無料でした
が 、 それ以上の利用は有料で 、 決め られた賃銭
おさだめちんせん
( 御定賃銭)で利用しました。
企品川宿の宿並模型(問屋場・貫目改所)
の問屋 場で 人馬 を交渉で賃銭 を決 めて(相対賃
銭)調達
しました。 庶民 の旅 行では問屋 場 へか
から ず、 宿場 や道端にいる 駕篭か きや 馬子に直
接交渉 したり、 彼
らに すす められて利用してい
ました。
とい や
こ の問屋 場には、 役 人 として問屋(宿場 の長)、
分 ける
した。 品川宿の問屋 場 は、 宿が南 と 北に分かれ
ていたた め、当初、南品川宿三丁目東側北 角(現、
南品川2丁目 13番付近 ) と 北品川宿一丁目西側
(現、 北品川2丁目3 0番付近 ) の2ヶ所にあ り
ました。 しかし、 文政6年(1823) の品川宿の
大火で2ヶ所 と も焼失
してから は、 南品川宿の
正徳2年(1712)、 品川宿の問屋 場には、 荷
物 が定められた 重量以内であ るか を検査す る 貫
めあらためじよ
目改所 が設置され、 問屋 場 と 同じ建物に入って
いました。
人
商
軒数
商
人
軒数
すし屋
9
水茶屋
64
貸ふとん屋
8
古着古道具屋
64
とうふ屋
8
荒物屋
59
小間物屋
8
煮売り屋
44
銭湯(洗湯)
8
質屋
40
薬屋(薬種)
7
酒屋(味噌 -醤油)
32
かばやき屋
5
春米屋(精米)
25
ちょうちん屋
3
平旅龍屋
19
呉服屋
2
さかな屋
17
瀬戸物屋
2
餅菓子屋
16
金物屋(鉄物)
2
炭素Fr (すみ ・ まき)
16
紺屋
2
八百屋
15
薬湯
2
ろうそく水油屋
12
乾物屋
1
たばこ屋
9
足洗場
1
そば屋
9
合計601軒
(南品川宿名主利田家文書「宿方明細書上帳」より)
2009.3.第5版8.000
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品川宿の商人数〔天保1 4年(1843) 調べ〕
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ム印 は 伝 馬役 を指 し ま す 。
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崩自(馬差 ) と 人足指( 人足差) がいま
年寄(助役)、 帳付(書記)、 人馬に荷物 を振り
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hp「品 川 宿 宿 並 図、 伝 馬役 ・歩 行役 図」(模 型復 元 部 分 付 近)
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