交通事故・自損事故・第三者の行為による傷病届について 届出上の注意 ∼下記の内容をよくご覧頂きまして、記入漏れのないようにお願いします∼ 1. この届は、被保険者ご本人やご家族が、第三者の行為(交通事故や傷害)等で負傷し、健康保険で治療を受けることとなった 際すぐにご提出ください。当届をご提出されない場合は、後日、健康保険で負担した治療費を請求いたしますのでご注意く ださい。(健康保険法第 121 条) 2. 業務遂行中(仕事中のけが・運転等)や通勤の際に起きた交通事故等は、被害者、加害者、自損事故に関わらず健康保険 にて治療はできません。(健康保険法第 1 条)この場合は、労災保険の取り扱いになりますので、事業主及び医師に申し出て 頂き労働基準監督署等の指導を受けて下さい。 3. 当届を出して健康保険にて受診、各種給付金を受領された場合は、保険給付の価格の限度(治療費の社会保険給付分と給 付金の全額)において全国設計事務所健康保険組合が加害者や自動車損害賠償責任保険会社に対する損害賠償請求権 を代位取得することになります。 4. 健康保険で治療を受ける人の自己の過失が大きい場合も当届出は必要です。相手方の過失に応じた損害賠償請求を全国 設計事務所健康保険組合が行います。 5. ひき逃げ等、加害者不明の場合も当届出が必要です。政府の自動車損害賠償補償事業が、その受けた損失を補てんします (自動車損害賠償補償法第 72 条)ので詳しくは、損害保険会社の自賠責担当にお尋ねくださいますようお願いします。 6. けんかや暴力行為、自転車による事故、犬等の咬傷も当届出が必要になります。 7. 相手方(損保会社を含む)より休業補償を受けられる場合は、健康保険傷病手当金の受給は出来ない場合がございます。ま た、被害者が死亡された場合の埋葬料(埋葬費)についても、相手方より葬祭料を受けられた場合には受給できません。後日、 二重給付が判明した場合は、保険給付金の返納をして頂くこととなりますので、ご承知おき下さい。(健康保険法第 57 条) ご提出書類 ①健康保険第三者の行為による傷病届(その 1・その 2) ②自動車事故証明書(原本)⇒最寄りの自動車安全運転センターにて 発行されております。 ③事故発生状況報告書 ④診断書(コピー可) ⑤誓約書(事故の相手方が記入) ⑥念書(受診者が記入) (添付書類) ①示談書の写し(示談した場合) ②死亡診断書(死亡された時) 届出書の注意 ※この届を提出した後で、次のような場合は必ず文書・電話等でご報告をお願いします。 ①傷病の治療が終了した時 ②損害保険会社等の自賠責保険に対して被害者もしくは加害者が保険金請求される時 ③健康保険での治療を中止し、自賠責・自費または加害者が直接治療費を負担するようになった時 ④届出後に、治療費・慰謝料・自賠責仮渡金・保険金等の金品を受領された時 お問い合わせ先 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷 2-37-9 全国設計事務所健康保険組合 医療課 ℡03-3404-9545
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