運動指導の方針

年代別に多く見られる股関節疾患
乳児期
先天性股関節脱臼
乳児化膿性股関節炎
小児期
単純性股関節炎
ペルテス病
大腿骨すべり症
成壮年期
臼蓋形成不全
変形性股関節症(先天性股関節症の後遺症)
関節リウマチ
突発性大腿骨頭壊死症
高齢期
大腿骨頚部骨折
大腿骨転子部骨折
大腿骨近位骨折
勤労者に多い大腿骨頭壊死
大腿骨頭壊死とは、大腿骨の骨頭が何らかの原因
によって血行障害を起こし骨頭の骨組織が死んでし
ます疾患です。原因としては外傷後(股関節脱臼・
大腿骨頚部骨折など)やペルテス病、潜函病、放射
線照射、ステロイド剤の内服、アルコールの多量摂
取などによって発生することもありますが、多くは原
因が特定できず不明です。
症状は股関節痛で発症し、股関節の動きが制限さ
れ、次第に歩行障害を来たします。大半は進行性に
経過します。