条件分岐 条件に応じて処理を変更すること。 Excel では・・・ IF(条件,真の時の処理,偽の時の処理) 経済情報処理演習Ⅱ(10/6) 1 条件分岐の実例(1) (練習ファイル) セルH2に次を入力すると・・・ IF( C2=”文”, ”L”, ”ESB” ) セルC2の値が「文」ならば H2を「L」として、「文」でなければ「ESB」とする。 IF( C2=”文”, ”L”, IF(C2=”経済”,”E”,”SB”) ) セルC2の値が「文」ならば H2を「L」として、「文」でなければ・・・ C2の値が「経済」ならばH2を「E」として、「経済」でなければ「SB」とする。 ■ 練習ファイルで、「文・社・経済・経営」→「L・S・E・B」に変換してみましょう。 変換後のフィールドに「学部略称」とタイトルをつけます。 経済情報処理演習Ⅱ(10/6) 2 条件分岐の実例(2) (練習ファイル) セルI2に次を入力すると・・・ IF( G2>=90, ”遠距離通学”, ”中・近距離通学” ) セルG2の値が90以上ならば I2を「遠距離通学」として、そうでなければ 「中・近距離通学」とする。 IF( G2>=90, ”遠距離通学”, IF(G2>=45,”中距離通学”,”近距離通 学”) ) セルG2の値が90以上ならば I2を「遠距離通学」として、そうでなければ 45以上ならば「中距離通学」、そうでなければ「近距離通学」とする。 ■ 通学時間のフィールドを、90・45 を境に、「遠」「中」「近」の3つのカテゴリーに分類して、 「通学状況」という新しいフィールドを作りましょう。 ■ 出席率のフィールドを、80・60・40 を境に、「A」「B」「C」の3つのカテゴリーに分類して、 「出席状況」という新しいフィールドを作りましょう。 経済情報処理演習Ⅱ(10/6) 3 クロス集計(2変数の関連性を調べる) 性別にみた喫煙習慣 (人数) 無 有 行和 計 女 7 5 12 男 6 12 18 計 13 17 30 30人のうち、男性は18人 男性18人のうち、タバコを吸う人は12人 列和 行和に対する比率 (%) 無 有 男女合わせた喫煙率は56.7% 総計 女 58.3 41.7 100.0 男 33.3 66.7 100.0 総計 43.3 56.7 100.0 男性の喫煙率は66.7% 女性の喫煙率は41.7% やはり、男性の方が喫煙率は高い 性別と喫煙率には関連がある! 経済情報処理演習Ⅱ(10/6) 4 Excel のピボットテーブル 1. 分析したいデータのうえにセルポインタを置いて・・・ データ → ピボットテーブル・・・ → 完了 2. マウスで変数をドラッグしてクロス表を作成 3. できあがったクロス表の上で右クリックして・・・ フィールドの設定 → オプション → [集計の方法] : データの個数 [計算の種類] : 列方向の比率 (行和に対するパーセント) 学生の出席状況に影響を与えている要因は何か? 次のようなクロス表を作成して探ってみましょう。 学部×出席状況、学年×出席状況、性別×出席状況、通学状況×出席状況 経済情報処理演習Ⅱ(10/6) 5 課題 1. タイタニックの乗員データを次のように加工 Class Age Sex Survived 乗船クラス 年齢 性別 生死 1 1 1 1 一等船室 大人 男性 生存 1 1 1 0 一等船室 大人 男性 死亡 1 1 0 1 一等船室 大人 女性 生存 2 1 1 0 二等船室 大人 男性 死亡 3 1 1 0 三等船室 大人 男性 死亡 3 1 1 0 三等船室 大人 男性 死亡 3 1 1 0 三等船室 大人 男性 死亡 2. クロス集計により、生死を分けた要因を探る 経済情報処理演習Ⅱ(10/6) 6
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