学番 平成26年度 教科(科目) 工業(実習) 測量(実教出版) 副教材等 土木実習1(実教出版) 履修単位(時間) 4単位(140時間) 新 潟 県 立新 潟 工 業 高 等 学 校 実習 学科(コース)・学年 使用教科書 8 土木科・3学年 履修条件 必修 1.学習目標 実習では、座学で習得した知識を実習・実験によって確実に身に付けます。また、実用的なワープ ロソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトの使い方を学習します。 2.指導の重点 測量実習では、実践的な測量技術を習得します。材料実習では、各試験が土木工事のどのような部 分に役立たせるのかを理解し、また、測量・材料実習ともに丁寧で整理されたレポートを書く能力 を養います。 3.学習の計画 学期 1学期 学習内容 【測量実習(外業)】 学習のねらい 学習活動(評価方法) ○実習を通して、角を速く正確に測るこ ○ 測 角 が 速 く 正 確 に で き る (2班に 三角測量 とに重点を置き、社会に出てからも実際 か。 分けて測 ・基線測量 に活用できるようにします。 量実習と ・水平角の測定 ○新しい測量機器に触れ、最新測量技術 興 味 を 持 っ た か 。 材料実習 トータルステーション に関する基礎的な知識と技術を習得しま 組み状況観察 を交互に す。 行う) ○新しい測量技術の習得に ・取り ・実技テスト ・出席状況 【コンクリート実習】 ○セメントの試験では、セメントの種類 ○ 材 料 を こ ぼ さ ず 、 正 確 に (1)セメントの試験 と風化の程度を調べ、セメントの強度か 試験することができたか。 ①セメントの密度試験 ら コ ン ク リ ー ト の 推 定 強 度 を 概 算 し ま ○レポートを丁寧に作成し ②セメントの強さ試験 す。 (2)骨材の試験 期限内に提出することがで ○骨材の試験では、骨材の種類、強度及 きたか。 ③細骨材の密度・吸水率 び耐久性を調べコンクリート配合設計に ○ 機 器 の 取 り 扱 い に 留 意 し ④粗骨材の密度・吸水率 おける使用水量と骨材量を概算します。 ⑤ふるいわけ試験 ○セメント・骨材の試験結果を利用し配 ・取り組み状況観察 合設計しコンクリート供試体を作成し、 ・レポート提出状況 ⑥配合設計 スランプ値、圧縮強度から所要の品質を ・出席状況 ⑦スランプ試験 持っているか判定します。 (3)コンクリートの試験 て試験することができたか。 ⑧空気量試験 ⑨圧縮強度試験 2学期 【測量実習(外業)】 ○校外へ出ての水準測量や単心曲線の設 ○ 実 践 的 な 測 量 実 習 に 積 極 ( 2 班 に 実践的な測量実習 置、やり方など工事測量実習を通して、 的 に 取 り 組 ん だ か 。 分けて9 ・水準測量 より実践的な測量技術を習得します。 月~11 ・路線測量 月まで測 ・工事測量 ・取 り組み状況観察 ・実技テスト ・出席状況 量 実 習 と 【土質試験】 ○土の判別分類のための試験では、土の ○ 材 料 を こ ぼ さ ず 、 正 確 に 材 料 実 習 (1)土の判別分類 物 理 的 な 性 質 で あ る 密 度 や 含 水 比 を 求 試験することができたか。 を交互に ①液性・塑性限界試験 め、土の性質を理解し土木構造物の設計 ○ レ ポ ー ト を 丁 寧 に 作 成 し 行う。 ②土粒子の密度試験 や計画に役立てます。 11月下 期限内に提出することがで ○土の力学的性質では、力学的な性質を きたか。 旬 以 降 は (2)土の力学的性質 理解し土工の計画や施工に役立てます。 ○機器の取り扱いに留意し コンピュ ③土の締固め試験 ータ実習 ④CBR試験 ○鉄筋の試験では、引張り試験から引張 ・取り組み状況観察 を行う。) ⑤土の一軸圧縮試験 り強さ、降伏点、伸びの値をJIS規定 ・レポート提出状況 と比較し鉄筋の良否を判定します。 ・出席状況 (3)鉄筋の試験 ①引張り試験 て試験することができたか。 学番 【コンピュータ実習】 8 新 潟 県 立新 潟 工 業 高 等 学 校 ○ビジネス問題集の問題を使って、Wo ○ コ ン ピ ュ ー タ 操 作 を ス ム (1)W ord で様々な文章の作 rd、Excel、PowerPoin ーズに行うことができるか。 成 tの学習を行います。 ・取り組み状況観察 (2)E xce lで様々な関数を ・課題提出状況 使ってのデータ処理 ・出席状況 (3)P owe rPointの基 礎練習 3学期 【コンピュータ実習】 ○ビジネス問題集の問題を使って、Wo ○ コ ン ピ ュ ー タ 操 作 を ス ム (1)W ord で様々な文章の作 rd、Excel、PowerPoin ーズに行うことができるか。 成 tの学習を行います。 ・取り組み状況観察 (2)E xce lで様々な関数を ・課題提出状況 使ってのデータ処理 ・出席状況 (3)P owe rPointの基 礎練習 4.評価規準と評価方法 関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 ○ 各 実 習 に 積 極 的 に 取 ○各実習を的確に素 ○各機器を正確に使 り 組 み 、 集 合 時 間 や 提 早く協力し合いなが 用し試験結果をレポ 出物の提出期限を守り、ら行っているか。 ートで的確かつ丁寧 正しい服装で参加して にまとめられている いるか。 か。 具体的な評価の対象 ・測量実習では、各学期ごとの実技試験を行います。 ・材料実習では、各種試験のレポート提出 ・コンピュータ実習では、課題提出 知識・理解 ○各実習内容と試験結果を理 解しレポートをまとめている か。また、使用機器を正確に 理解しているか。 5.その他(留意すべき点・担当者からの一言) 実習は、各種機器を使用して行います。測量機器のような精密機械や、圧縮試験機のような大型の 機械まで様々ありますが、使用方法をきちんと理解し、安全に使用できるようになることが必要で す。その為には時間厳守、正しい服装で参加することが大切です。
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