現代の金融入門 第3章前半 - ホーム

08bc030y上原拓真
先進国の中央銀行の見解
金融政策とは
短期的には景気変動をなだらかにすることに配慮しながら
中長期的な物価の安定を目指す
国家から現金通貨の発行権限を独占的に与えられている中央銀行がその
権能を行使して一定のマクロ経済的な目標を達成するための行動
持続的な経済成長の基盤となる
「水準」の向上と「振れ」の縮小
雇用の増大と物価の安定
金融政策は失業率を低下させることはできない
金融政策の役割は経済の安定化にある
このような教訓より中央銀行の 固定相場制、
~1971年ブレトン・ウッズ体制
独立性が高められることに
1971年~管理通貨制度
国民の信頼を得る
(変動相場制に移行)
政治などからの独立性確保
中央銀行は積極的な金
金融政策がスムーズに
融政策により通貨価値
を安定化させようとし
ない
インフレ・バイアス回避
近年の金融政策の方針決定は合議制の委員会方式を採用
中央銀行の独立性は説明責任を果たすことにより認められる
どのような運営スタンスが説明責任を果たしているのだろうか
現在は抑制された裁量あるいは弾力的なルールと
ケインズ派
認識されている マネタリスト
総需要管理のための裁量的な金融
政策
ルールに従った金融政策
現在は短期金融市場金利において誘導目標値を決定
その値の下で短期金融市場の需給が均衡するように
ハイパワード・マネーを供給する
中央銀行による短期金融市場金利の誘導
民間銀行による将来金利動向に関する予想形成
貸出行動の決定
貨幣供給量の決定
日本銀行がハイパワード・マネーの供給額
を調整するために用いる手段を
オペレーションという
一時的なショックを吸収するためのもの
共通担保オペ
経済成長に伴って生じる現金需要の増大に
応じるためのもの
長期国債の買い切りオペ
FRBの監督権限強化の是非