雇用のいま(3) 2014年10月14日 人事労務管理論B (第4回) LT1011教室 LT1012教室 最初は先週の振り返り① 生産人口が激減 2009年の実績では、1人の高齢者を2.8人の労働者が支える計算 2 最初は先週の振り返り② 高齢者に雇用機会を! 高齢社会の到来 定年制の撤廃? 高齢者雇用安定法 1999年;60歳以下の定年年齢は無効 2004年;65歳までの雇用安定を義務づけ 65歳未満の定年年齢を定めている企業への規制 (以下のいずれかを選択すること) ① ② ③ 2013年4月;希望者全員の雇用を義務づけ 実際の対策は? 3 65歳までの雇用安定策 2004年厚労省調査 勤務延長制度: 再雇用制度: 4 最新調査では 2008年厚労省調査 ( )内は2004年 定年制の有無 定年年齢は? 継続雇用制度の有無 そのうち 勤務延長制度のみ 再雇用制度のみ 両制度を併用 5 超高齢社会における課題 姥捨て社会にならないために 高齢者を誰が支えるのか 2055年には1.3人で1人の高齢者を支えなければない 定年制の廃止 働く意志のある人には雇用機会を 職業からの引退は本人の意志で 課題 職業能力の開発: 仕事内容: 賃金制度: 多様な働き方: 6 3分の1以上が非正規雇用 7 若年非正規雇用の増加! 8 女性は半数以上が非正規雇用! 2010年現在 男女計:雇用者 5,111万人 正規雇用 非正規雇用 男性:2,848万人 正規雇用 81.1% 非正規雇用 18.9% 女性:2,263万人 正規雇用 非正規雇用 9 大変化! 新しい雇用戦略 オイルショック(1974年) バブル崩壊以降(1990年代以降) リストラ(=人員削減) ↓ 雇用システムの大転換の契機 雇用形態の多様化と非正規雇用の拡大 10 日経連の「新・日本的経営」 11 正社員と非正社員 正規雇用(正社員)と非正規雇用(非正社員) 雇用期間の定めがない雇用 雇用期間の定めがある(有期)雇用 なぜ非正社員を採用するのか なぜ非正社員は賃金が低いのか 12 戦後、ずっと派遣は禁止されていた! 派遣法成立以前は労働者派遣は禁止!! 職業安定法第44条: 何故? 戦前の「口入れ屋」「周旋屋」などの 人身売買的人材斡旋 → 13 派遣労働 労働者派遣法(1985年) 雇用関係と使用関係の乖離 種類 常用型: 登録型: 紹介予定派遣: 14 派遣労働の規制緩和 1985年派遣法 「専門的知識・技術・経験」に限定して承認 ネガティブ・リスト方式 1996年の法改正 ネガティブ・リスト方式: そしてついに 15 そしてさらに 1年ルールが3年ル-ルに 派遣労働は本来は臨時的・一時的であるのが主旨 専門26業種は無制限に 専門性の高い業種(システム開発、SE、アナウンサー等) 16
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