都心における居住・生活に関するアンケート調査(東京都中央区佃・月島)

佃月島住民アンケート調査集計結果
2005年9月,4000部のアンケート票をポスティングで配布。郵送にて716通を回収した(回収率17.9%)。
性別年齢別回答者数
(合計716)
アンケート回答者の居住地
月島1丁目
106
14.8%
月島2丁目
94
13.1%
月島3丁目
172
24.0%
月島4丁目
161
22.5%
佃1丁目
66
9.2%
佃2丁目
51
7.1%
佃3丁目
59
8.2%
不明
7
1.0%
総計
716
100%
90
男性
女性
合計
80
70
60
50
40
30
20
10
0
不明
2
0
3
5
総計
475
226
5
716
85歳以上
69
80-84歳
0
75-79歳
43
70-74歳
26
65-69歳
281
60-64歳
361
1
55-59歳
1
129
50-54歳
54
141
45-49歳
306
マンション
アパート・ビル
回答者は30歳代と60歳前後に2つの
ピークがあり,30歳代は女性が多い。
総計
戸建・長屋
40-44歳
不明
35-39歳
賃貸
30-34歳
持家
25-29歳
24歳以下
回答者の住居形態
「アパート・ビル」とは1∼5階建共同住宅,「マンション」とは6
階建以上の共同住宅をさす。「持家」には家族所有も含み,
「賃貸」には社宅も含む。
回答者の家族形態と年齢階級
回答者の家族形態と年齢階級
20・30
歳代
40・50
歳代
60歳
以上
不明
単独世帯
80
47
73
1
夫婦のみ世帯
39
33
102
核家族世帯
42
91
54
同居世帯
7
38
31
親子世帯
6
21
29
親族世帯
3
6
5
3
全体
201
全体(716)
174
60歳以上
(295)
190
76
1
57
14
不明
1
1
1
1
4
総計
178
237
295
6
716
「単独世帯」とは本人のみの世帯,「同居世帯」とは夫婦と子世帯もしくは
親世代(単身を含む)が同居する世帯,「核家族世帯」とは夫婦と子からな
る世帯,「親子世帯」とは単身の親と子が同居する世帯(片親世帯も含む),
「親族世帯」とはきょうだいと同居する単身者をさす。
28%
25%
40・50歳代
(237)
20%
20・30歳代
(178)
27%
35%
14%
20%
18%
38%
45%
0%
単独世帯
親子世帯
24%
夫婦のみ世帯
親族世帯
11%
16%
22%
40%
11%
60%
核家族世帯
不明
24%
80%
100%
同居世帯
世帯主が20・30歳代の若年層では単独(ひとり
暮らし)世帯,40・50歳代の中年層では核家族
世帯が,60歳代以上では夫婦のみ世帯が多い。
回答者の居住開始時期
50
40
1920年以前4例
30
2000年以降に転入した回答者が
27.4%を占め,近年の人口増加を
反映している。
20
10
0
1920
30
40
50
60
70
80
90
新しい住民ほどマンション居住
者が増え,2000年以降の入居者
は73%がマンション住まい。
2000
居住開始時期と住居形態
回答者の居住開始時期と住居形態
戸建
・長屋
アパート
・ビル
マンション
不明
全体
1959年以前
184
12
17
2
215
1960・70年代
76
17
27
1
121
1980・90年代
65
11
91
1
168
2000年以降
24
28
144
不明
12
1
2
1
16
全体
361
69
281
5
716
196
50%
全体
10%
2000年以降 12% 14%
73%
39%
1980・90年代
7%
54%
63%
1960・70年代
39%
14%
22%
86%
1959年以前
0%
20%
戸建・長屋
40%
アパート・ビル
6% 8%
60%
マンション
80%
100%
不明
2000年以降マンション転入者の年齢と家族形態
20
歳代
30
歳代
40
歳代
50
歳代
60
歳代
21
33
17
7
4
夫婦のみ世帯
6
20
4
1
4
核家族世帯
3
7
5
1
1
単独世帯
同居世帯
70歳
以上
不明
総計
1
83
35
1
2
親子世帯
2
1
親族世帯
1
1
3
1
不明
1
総計
31
18
1
1
62
29
2
10
2000年以降マンション転入者の世帯主就業形態
正規雇用(大手)
86
59.7%
正規雇用(中小)
24
16.7%
非正規雇用
11
自営
無職
9
1
2
144
2000年以降マンション転入者の
配偶者の就業形態
正規雇用
13
24.1%
7.6%
非正規雇用
12
22.2%
8
5.6%
自営
8
14.8%
13
9.0%
主婦
18
33.3%
不明
2
1.4%
不明
3
5.6%
総計
144
100%
総計
54
100.0%
「正規雇用(大手)」とは,従業員100人以上の企業もし
くは官公庁に勤務する被雇用者。「正規雇用(中小)」と
は,従業員99人以下の企業に勤務する被雇用者。「非
正規雇用」とは,パート・アルバイト,派遣・契約社員,
嘱託など。「自営」には家族従業者も含む。「無職」には
主婦,学生を含む。
マンション開発が加速化
した2000年以降のマン
ション入居者は,20∼40
歳代の単独世帯と夫婦の
み世帯であわせて70%に
達する。すなわち,子ど
もや年寄りのいない,生
活感の薄い住民が多く住
んでいる。
世帯主の仕事は大手企業
や官公庁に勤めるサラ
リーマンが60%を占め,
恵まれた生活にあること
を想起させる。
また,配偶者の46%(自
営業の家族従業者を含め
ると61%)が働いており,
昼間不在の住民が多いと
思われる。
世帯主年齢の比較
マンション居住者と戸建・長屋居住者は好対照を
なす。
マンション
(281)
36%
40%
戸建・長屋
12%
(361)
31%
0%
20%
20・30歳代
23%
57%
40%
60%
40・50歳代
80%
60歳以上
100%
不明
家族形態の比較
マンション
(281)
戸建・長屋
(361)
43%
13%
0%
25%
25%
20%
30%
40%
単独世帯
同居世帯
不明
25%
18%
60%
夫婦のみ世帯
親子世帯
80%
100%
核家族世帯
親族世帯
43%
戸建・長屋
(361)
17%
17% 11% 7%
0%
20%
正規雇用(大手)
自営
9% 15%
27%
40%
このような年齢の違いを反映して,マンション居
住者は単独(一人暮らし)世帯の割合が43%に達
する。夫婦のみ世帯の割合は変わらないが,マン
ション居住者は30歳代のまだ子どもがいない家族,
戸建・長屋居住者は子どもがすでに成長して他出
した家族が多いものと思われる。戸建・長屋居住
者には,三世代が同居する拡大家族や老親と未婚
の子どもが暮らす家族が少なからずあるが,こう
した高齢者を含む家族はマンション居住者にはき
わめて少ない。
マンション居住者は6割がサラリーマン世帯であ
るのに対して,戸建・長屋居住者はリタイヤした
高齢者(無職)とともに,自営業者が多いのが対
照的。
以上のように,マンション居住者と戸建・長屋居
住者は,世代や職業においてまったく異なる特徴
を示しており,属性の面からいえば水と油の関係
にあると言っても過言ではない。
世帯主就業形態の比較
マンション
(281)
まず,戸建・長屋居住者は60歳以上の高齢者が過
半(57%)を占め,さらに70歳以上が30%を超え
ており,高齢化が著しい。居住開始時期のピーク
のひとつは第2次大戦後の1945-49年にあることか
ら,こうした戸建・長屋住まいの高齢者は,その
頃から60年近く住み続けているものと思われる。
逆にマンション居住者は20・30歳代の若年層が
40%を占める。
15%
35%
60%
正規雇用(中小)
無職
80%
100%
非正規雇用
不明
最もよく顔を合わせる親類の居住地
最も親しい友人の居住地
1.佃・月島
187
26.1%
1.佃・月島
219
30.6%
2.中央区・港区・江東区
110
15.4%
2.中央区・港区・江東区
101
14.1%
3.東京23区
158
22.1%
3.東京23区
216
30.2%
4.首都圏
156
21.8%
4.首都圏
118
16.5%
5.その他
66
9.2%
5.その他
33
4.6%
無回答
39
5.4%
無回答
29
4.1%
716
100.0%
716
100.0%
総計
総計
佃月島に住む理由
(有効回答者691人中)
9.通勤通学に便利だから
3.都心だから
1.生まれてから住み続けている
4.下町風情があるから
8.水辺の景観が良いから
5.友人が多いから
11.結婚で配偶者のもとにきたから
2.生まれた場所なので戻ってきた
7.夜景がきれいだから
10.資産価値があるから
12.実家の近くだから
6.近年開発が進んでいるから
49%
佃月島に住む理由(5区分)
(有効回答者691人中)
33%
30%
29%
景観(7.8.)
下町風情(4.)
21%
15%
利便性(3.6.9.10.)
友人関係(5.)
9%
8%
7%
5%
4%
4%
0%
23%
29%
61%
15%
血縁関係(1.2.11.12.)
51%
0%
20%
40%
20%
40%
60%
80%
60%
佃月島に住む理由と回答者の属性
血縁
関係
全体
年齢
住居
形態
居住
開始
時期
利便
性
景観
下町
風情
友人
関係
回答
者数
51.1%
60.9%
23.2%
28.5%
15.2%
691
20・30歳代
27.5%
82.6%
28.7%
30.9%
7.9%
178
40・50歳代
51.1%
61.2%
19.0%
27.4%
16.9%
237
60歳以上
61.7%
42.0%
21.0%
25.8%
16.9%
295
戸建・長屋
76.2%
39.3%
14.7%
24.7%
19.7%
361
マンション
18.9%
84.0%
32.0%
29.2%
6.4%
281
アパート・ビル
31.9%
59.4%
23.2%
34.8%
21.7%
69
1959年以前
86.5%
36.7%
17.7%
25.6%
24.7%
215
1960・70年代
65.3%
38.0%
7.4%
20.7%
17.4%
121
1980・90年代
33.3%
67.9%
29.2%
26.8%
10.1%
168
2000年以降
11.7%
89.8%
31.1%
34.7%
6.6%
196
街に対する愛着
全体では「血縁関係」と
「利便性」が二大理由であ
るが,「利便性」をあげる
のは新しく住むようになっ
た若いマンション住民に多
く,彼らは「景観」を理由
にあげる傾向も相対的に高
い。
一方,「血縁関係」を理由
にあげるのは,古くからい
る年配の長屋居住者に多く,
彼らは「友人関係」を指摘
する傾向も相対的に高い。
住まいに対する愛着
1.非常に愛着を感じる
380
53.1%
1.非常に愛着を感じる
342
47.8%
2.少しは愛着を感じる
2.少しは愛着を感じる
281
39.2%
275
38.4%
3.あまり愛着を感じない
37
5.2%
3.あまり愛着を感じない
59
8.2%
4.愛着を感じない
10
1.4%
4.愛着を感じない
23
3.2%
5.その他
10
1.4%
5.その他
8
1.1%
不明
4
0.6%
無回答
3
0.4%
総計
716
100%
総計
716
100%
居住意志
1.住み続けたい
391
54.6%
2.できれば住み続けたい
241
33.7%
3.できれば転出したい
51
7.1%
4.転出したい
13
1.8%
5.その他
18
2.5%
2
0.3%
716
100%
無回答
総計
「街」と「住まい」いづれに対しても高
い割合で愛着がある。したがって「住み
続けたい」とする割合も高い。ただし,
この種の回答は自らの意思決定を正当化
すべく肯定的に捉える傾向があるので,
「非常に強くそう思う」のか「ほどほど
に思う」のかを比較することが大事。
居住理由別にみた街への愛着
55%
全体(361)
景観性
(160)
利便性
(421)
下町風情
(197)
友人関係
(105)
血縁関係
(353)
40%
62%
20%
景観性
(160)
利便性
(421)
下町風情
(197)
友人関係
(105)
血縁関係
(353)
46%
69%
28%
68%
30%
66%
40%
1.非常に愛着を感じる
3.あまり愛着を感じない
5.その他
29%
60%
55%
全体(361)
33%
46%
0%
居住理由別にみた居住意思
80%
2.少しは愛着を感じる
4.愛着を感じない
100%
34%
52%
43%
47%
44%
32%
67%
72%
23%
68%
0%
20%
1.住み続けたい
3.できれば転出したい
5.その他
40%
21%
60%
80%
100%
2.できればすみ続けたい
4.転出したい
「利便性」を居住の理由にした場合に街への愛着や住み続けたいと
いう思いが少し低下することに注目。
• 家が密集し、プライバシーが守られない(58歳男性/持
家)
• 他に希望する土地がある(65歳男性/賃貸アパート) • 人に干渉されたくない(53歳女性/持家)
• 近所が冷たくうるさい。昔の下町のよさはなく自己中心的。
• 他に住みたい場所がある(39歳女性/賃貸マンショ
よそ者は受けつけないところがある(65歳女性/持家)
ン)
• 老人が多く,色々と噂をされる(55歳女性/貸家)
• 田舎に帰りたい(62歳女性/賃貸マンション)
• 下町気質というか、個人的な精神領域に平気で踏み込むの
• 故郷に戻りたい(30歳男性/賃貸アパート)
がたまらない(70歳女性/持家)
• 九州出身なので故郷に帰りたい(70歳男性/持家)
• 昔から住んでいる人と最近来た人との間がうまくいかない
• 地方に住みたい(70歳男性/分譲マンション)
(65歳女性/持家)
• 他に住んでみたいところがある(50歳女性/持家戸
• 地元の人と新住民のギャップが大きすぎる(51歳女性/持
建)
家)
• 知らない土地で暮らしてみたい(31歳女性/分譲マン
ション)
• 住環境の悪化(73歳男性/持家)
• いろいろな場所に住んでみたい(19歳男性/賃貸ア
パート)
• 住環境劣悪。もんじゃ屋や飲食店激増による住環境悪化、
狭い路地裏生活、無法地、非常識者多し、下町風情なし
• 親と別に住みたい(37歳女性/持家)
(81歳男性/持家)
• もう少し土地の安いところで一戸建をもちたい(31歳
• 日照が悪い(72歳男性/持家)
女性/賃貸アパート)
• 狭い、暑い、人々が雑多。縁ない。地盤が不安(33歳女性
• 郊外で静かに生活したい(65歳男性/持家)
/賃貸マンション)
• 店の場所替えしたい(63歳男性/持家)
• 空気が良くない。近所に大型スーパーが無く、物価が高い
(37歳女性/賃貸アパート)
• ウルサクなった(65歳男性/賃貸マンション)
• マンション開発による環境変化(風害など)により木造家
• 静かな所に住みたい(71歳女性/持家)
屋(自宅)などへの被害が増加(77歳男性/貸家)
(できれば)転出したい理由
• 高層マンションが立ち並びテレビの電波障害やビル風が
• 家賃が高い(29歳男性/賃貸マンション)
あったり治安も悪くなってきている。空気は悪くなり日も
あたらない。住む環境ではなくなっている。(33歳女性/
• 田舎なのに家賃が高い(45歳男性/賃貸アパート)
持家)
• もんじゃ屋ばかりで食事ができる店がない(29歳男性
• ビルが多く日照が悪い。住環境として少々悪くなってきて
/賃貸マンション)
いる(36歳女性/貸家)
• 下町の割に風情がなく、町はもんじゃ屋だらけで普段
通える店が少ない(42歳男性/分譲マンション)
• 狭いので、ゆっくりしたい。(60歳女性/持家)
• もんじゃ屋等で街の空気が悪くなった(79歳男性/持家)
• 自然のあるところがいい(72歳男性/分譲マンショ
ン)
• 交通は便利になったが、生活がない町になった(55歳男性
/持家)
• 自然がない(46歳女性/持家戸建,33歳男性/持家)
• 緑があるところに移りたい(53歳女性/賃貸マンショ • マンションが増え続け嫌になる(73歳女性/持家)
ン)
• 商店街がもんじゃ通りになり、夜遅くまでうるさい(40歳
女性/持家)
• 海や山のある所に行きたい(62歳男性/分譲マンショ
ン)
• 私が生まれ育った時とあまりにも違い、子育てをする所に
は適していない(42歳女性/持家)
• あまりにも緑が少ない(49歳女性/分譲マンション)
• 交通の便は良いけど生活するには不便すぎる(24歳女性/
持家)
• 地震に弱そう。もし橋がこわれたら移動しづらい(45
• 都会の田舎で生活環境が合わない(46歳女性/分譲マン
歳女性/賃貸マンション)
ション)
• 平屋に住みたい(67歳男性/持家)
「佃」で思い浮かぶ言葉(自由回答)
「月島」で思い浮かぶ言葉(自由回答)
有効回答者
568
100%
有効回答者
445
100%
佃煮
178
31.3%
もんじゃ
328
73.7%
住吉神社,祭り
137
24.1%
長屋・路地
53
11.9%
高層マンション
高層マンション
17
3.8%
107
18.8%
下町
96
16.9%
渡し
46
8.1%
住居形態別にみた路地の印象
路地には風情を感じるという印象が
圧倒的。災害時に危険空間となる恐
れがあると危惧するほかは,否定的
な評価はない。路地に住む当事者の
戸建・長屋居住者は,近所付き合い
の場所や安全性をマンション住民に
比べて評価している。ただしこのこ
とは,年齢や居住年数による違いが
反映している可能性もある。
1.風情がある
3.近所付き合いの場として適している
4.災害時の危険空間になる恐れ
2.車交通から隔離されて安全
6.狭くて見通しが悪い
5.近寄りがたい
7.イメージが湧かない
0%
戸建・長屋居住者
20%
40%
60%
80%
100%
マンション居住者
路地の印象(3つまで回答)
1.風情がある
78%
3.近所付き合いの場として適している
46%
4.災害時の危険空間になる恐れ
45%
32%
2.車交通から隔離されて安全
6.狭くて見通しが悪い
15%
8.その他
10%
5.近寄りがたい
3%
7.イメージが湧かない
2%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
もんじゃブームの印象(いくつでも回答)
56%
6.もんじゃ屋以外の店が減って不便
54%
1.人通りが多くなり賑やかになった
34%
3.月島が有名になってうれしい
20%
9.その他
15%
8.関心がない
10%
7.人通りが多くなり買物がしにくくなった
2.店の営業時間が延びて便利になった
9%
5.いつでももんじゃが食べられる
8%
6%
4.飲みに行く場所が増えた
0%
20%
40%
60%
もんじゃ焼きがブームにな
り,賑わいが出て地元が有
名になったと肯定的に評価
する反面,もんじゃ焼き以
外の店が減って不便になっ
たという意見も多い。
生鮮食料品の買物
月島
1丁目
月島
2丁目
月島
3丁目
月島
4丁目
佃
1丁目
佃
2丁目
佃
3丁目
フジマート
85.6%
73.4%
78.2%
73.6%
58.5%
46.0%
39.0%
70.1%
文化堂
37.5%
58.5%
28.2%
50.9%
26.2%
36.0%
49.2%
40.5%
全体
セイフー
48.1%
25.5%
61.8%
29.6%
36.9%
28.0%
20.3%
39.1%
西仲商店街
28.8%
13.8%
35.3%
18.9%
21.5%
10.0%
8.5%
22.5%
リンコス
19.2%
11.7%
12.4%
11.3%
49.2%
28.0%
35.6%
19.6%
激安イーズ
13.5%
10.6%
12.4%
6.3%
32.3%
60.0%
23.7%
17.2%
FoodExpress
15.4%
3.2%
6.5%
3.8%
58.5%
44.0%
18.6%
15.3%
その他の商店街
11.5%
11.7%
18.8%
17.0%
18.5%
12.0%
15.3%
15.7%
デパート
15.4%
19.1%
18.2%
16.4%
30.8%
12.0%
15.3%
17.9%
大型SC
15.4%
14.9%
11.8%
18.9%
16.9%
20.0%
11.9%
15.4%
コンビニ
13.5%
16.0%
12.9%
12.6%
4.6%
18.0%
18.6%
13.4%
宅配
1.9%
7.4%
11.2%
10.1%
15.4%
8.0%
13.6%
9.3%
有効回答者数
104
94
170
159
65
50
59
708
20・30
歳代
40・50
歳代
60歳
以上
全体
65.5%
61.0%
65.7%
64.3%
8.2%
10.4%
「その他の商店街」とは門前仲町や勝どき,晴海の商店街をさす。
外出着の購入先
銀座
外出着の購入先(世代別)
338
53.2%
日本橋
61
9.6%
有楽町
25
3.9%
銀座日本橋方面
東京駅周辺
20
3.1%
木場東雲のSC
7.5%
14.3%
木場
54
8.5%
西仲商店街
0.0%
3.1%
6.4%
3.5%
0.0%
8.5%
16.7%
9.1%
16.7%
4.5%
5.2%
8.0%
東雲
12
1.9%
門前仲町
門前仲町
58
9.1%
山の手方面
西仲商店街
22
3.5%
下町方面
4.0%
6.3%
5.6%
5.4%
7
1.1%
有効回答者数
174
223
233
635
山の手方面
51
8.0%
下町方面
34
5.4%
635
100%
「銀座・日本橋方面」には東京駅周辺や有楽町も含む。 「木場東
雲のSC」とはヨーカ堂木場店・イオン東雲店など近隣の大型店,
「山の手方面」とは渋谷・新宿など山の手の商業地, 「下町方面」
とは上野・浅草などの商業地をさす。
晴海
有効回答者数
外出着の購入先は,いづれの世代も銀座日本橋方面が60%を超えているが,2番目の買物先
として,20・30歳代の若年層は新宿や渋谷方面,40・50歳代の中年層は近隣の大型スー
パー,60歳以上は門仲の商店街というように,明瞭に世代で差がみられる。
近所づきあいの程度
全体(716)
12%
マンション住民
(282)
36%
42%
19%
戸建・長屋住民
(361)
近所付き合いの意識
61%
19%
0%
8%
50%
20%
1.非常に親しい
4.顔も知らない
マンション住民
(281)
60%
2.親しい
無回答
80%
22%
20%
1.するのは当たり前
4.したくない
3.挨拶程度
40%
8%
16%
66%
0%
100%
20%
37%
戸建・長屋住民
(361)
29%
40%
53%
全体(716)
17%
8頁
60%
2.しないと不便
5.その他
9%
16%
19%
5%
80%
100%
3.不要
近所付き合いについて,7割以上の人は「するのが当然」あるいは「せざるを得ない」と考えているも
のの,実際に「親しく付き合っている」のは48%にすぎず,挨拶程度の付き合いも多い。
マンション住民と戸建長屋住民はこの点でも好対照で,淡白なマンションの近所付き合いと濃密な戸
建長屋の付き合いが想起されるが,マンション住民の生活暦がそれほどない点を考慮する必要もあり,
また,世代間の考え方の相違も大きく影響しているものと思われる。
町内会自治会への参加
全体(716) 12%
25%
マンション住民
5% 16%
(281)
戸建・長屋住民
(361)
31%
20%
マンション住民
(281)
50%
34%
33%
40%
60%
80%
2.参加する
3.あまり参加しない
4.参加しない
14%
戸建・長屋住民
(361)
14%
1.よく参加する
22%
全体(716)
31%
29%
18%
0%
町内会活動への意欲
100%
0%
20%
1.非常に意欲的
3.あまり意欲的ではない
5.その他
参加
する
あまり
参加
しない
参加
しない
無回答
総計
非常に意欲的
29
2
1
32
意欲的
53
86
15
5
159
3
82
171
41
意欲的でない
3
33
173
209
その他
3
2
2
7
無回答
2
あまり意欲的ではない
総計
85
積極層
178
221
45%
45%
40%
60%
16%
80%
100%
2.意欲的
4.意欲的でない
無回答
町内会自治会への参加は,そ
の意欲も実際の参加状況もあ
まり積極的とはいえない。
参加状況
よく
参加
する
29%
37%
29%
町内会自治会活動への参加と意欲
参加意欲
42%
1
298
1
8
11
223
9
716
消極層
参加意欲について,「非常に
意欲的」と「意欲的」をあわ
せても27%,参加状況につい
て,「よく参加する」と「参
加する」をあわせても37%に
過ぎない。
そこで意欲もあり,かつ実際
に参加している層を「積極
層」,逆に意欲もなければ参
加もしていない層を「消極
層」として,両者を対比して
みる。
町内会活動の積極層と消極層
積極層
性別
総計
男
消極層
全体
170
23.7%
418
58.4%
716
89
27.9%
176
55.2%
319
年齢
住居
職業
女
81
20.4%
242
61.0%
397
20・30歳代
16
9.0%
144
80.9%
178
40・50歳代
43
18.1%
146
61.6%
237
60歳以上
111
37.6%
123
41.7%
295
マンション
31
11.0%
206
73.3%
281
戸建・長屋
127
35.2%
163
45.2%
361
家族従業者
17
31.5%
26
48.1%
54
自営業者
29
31.5%
44
47.8%
92
主婦
11
13.4%
46
56.1%
82
正規雇用者
27
12.1%
166
74.4%
223
非正規雇用者
27
27.0%
56
56.0%
100
無職
59
36.9%
76
47.5%
160
町内会自治会活動の「積極
層」は,高齢者,戸建長屋
居住者,そして無職もしく
は自営業者である。それに
対し「消極層」は,若年者,
マンション住民,サラリー
マンである。
時間的に余裕のあるリタイ
ヤ層や収入生活の面でも地
元と密接な関係がある自営
業者が町内会自治会の有力
な担い手ということになろ
うか。
住まいの地区の町内会・自治会活動
月島
1丁目
月島
2丁目
月島
3丁目
月島
4丁目
佃
1丁目
佃
2丁目
佃
3丁目
活発
67.9%
67.0%
76.7%
68.9%
77.3%
62.7%
57.6%
70.0%
不活発
17.0%
21.3%
12.8%
19.3%
18.2%
19.6%
28.8%
18.2%
その他
9.4%
9.6%
7.6%
8.7%
3.0%
13.7%
10.2%
8.5%
無回答
5.7%
2.1%
2.9%
3.1%
1.5%
3.9%
3.4%
3.4%
回答者数
106
94
172
161
66
51
59
716
全体
佃1丁目と月島
3丁目が相対的
に活発,佃3丁
目が相対的に不
活発とされてい
る。
「活発」とは「活発である」と「まあ活発である」の合計,「不活発」とは「あまり活発でない」と「活
発でない」の合計。
町内会に期待する役割(有効回答者677人中)
町内会に期待する役割
3.防犯
500
4.防災
438
9.祭礼・葬式などの仕切り
278
5.ゴミのリサイクル
265
7.高齢者の世話・福祉
261
1.行政との連絡
254
6.道路公園などの清掃整備
194
2.住民間の親睦
189
8.建築紛争等の調整
108
10.その他
22
0
100 200 300 400 500 600
3.防犯
4.防災
9.祭礼・葬式などの仕切り
5.ゴミのリサイクル
7.高齢者の世話・福祉
1.行政との連絡
6.道路公園などの清掃整備
2.住民間の親睦
8.建築紛争等の調整
積極層
10.その他
0%
20%
40%
60%
消極層
80%
100%
町内会自治会の役割としては「防犯」「防災」に対する期待が大きい。これは
積極層も消極層もそれほど変わらず期待を寄せているが,その他の項目に対し
ては,積極層は比較的高い支持を寄せているのに対し,消極層は大きく支持が
落ち込み,この差が全体の意見分布を左右している。
町内会・自治会の役職経験
役職経験あり
性別
全体
役職経験なし
総計
年齢
177
24.7%
508
70.9%
716
女
83
20.9%
294
74.1%
397
男
94
29.5%
214
67.1%
319
20・30歳代
10
5.6%
167
93.8%
178
住居
40・50歳代
58
24.5%
172
72.6%
237
60歳以上
108
36.6%
165
55.9%
295
マンション
37
13.2%
235
83.6%
281
職業
戸建・長屋
125
34.6%
219
60.7%
361
家族従業者
12
22.2%
39
72.2%
54
自営業者
36
39.1%
52
56.5%
92
主婦
21
25.6%
58
70.7%
82
正規雇用者
26
11.7%
193
86.5%
223
非正規雇用者
28
28.0%
70
70.0%
100
無職
54
33.8%
93
58.1%
160
ボランティアやサークルなどの地域活動への参加
参加している
性別
全体
参加していない
総計
年齢
住居
職業
180
25.1%
504
70.4%
716
女
95
23.9%
284
71.5%
397
男
85
26.6%
220
69.0%
319
20・30歳代
17
9.6%
160
89.9%
178
40・50歳代
47
19.8%
183
77.2%
237
60歳以上
115
39.0%
157
53.2%
295
マンション
36
12.8%
236
84.0%
281
戸建・長屋
123
34.1%
220
60.9%
361
家族従業者
12
22.2%
39
72.2%
54
自営業者
31
33.7%
57
62.0%
92
主婦
28
34.1%
51
62.2%
82
正規雇用者
28
12.6%
191
85.7%
223
非正規雇用者
26
26.0%
71
71.0%
100
無職
55
34.4%
92
57.5%
160
町内会自治会の役職経験は,
先の積極的参加層の属性に
符合し,高齢者,戸建長屋
住民,無職もしくは自営業
者である。
地域活動への参加者も同様
の傾向を示すが,唯一,主
婦層の参加がめだつ。
地震発生時の被害予想
地震発生時に想定する被害(住居形態別)
1.建物の倒壊
65%
全体(716)
32%
2.火災
5.家具等の転倒
マンション
(281)
59%
37%
3.液状化現象
4.津波洪水
戸建・長屋
(361)
70%
0%
27%
20%
40%
戸建・長屋
0%
20%
40%
1.甚大な被害がでる
3.ほとんど被害は出ない
無回答
60%
80%
100%
2.ある程度の被害は出る
4.その他
60%
80%
マンション
地震発生時に想定する被害(被害予想別)
1.建物の倒壊
2.火災
5.家具等の転倒
地震発生時に想定される被害
3.液状化現象
68%
1.建物の倒壊
2.火災
4.津波洪水
0%
43%
32%
5.家具等の転倒
3.液状化現象
甚大な被害が出る
20%
40%
60%
80%
ある程度の被害が出る
20%
4.津波洪水
10%
0%
20%
40%
60%
80%
被害の内容は建物の倒壊が最も多く,戸建長
屋住民ほど,また甚大な被害を予測する人ほ
ど,この被害を懸念している。老朽化した建
物や込み入った路地がこうした被害を惹起し
やすいものと認識していると思われる。
災害時に信頼できる人・組織
49%
2.近所の人
1.親戚
28%
なお,液状化現象や津波洪水など,臨海部の
埋立地に特有の被害は,あまり良く知られて
いないせいか,それほど指摘されていない。
26%
6.町内会自治会
18%
5.行政
3.友人
地震等の大きな災害が起こったとき,ほとん
どの人が被害の予測をしているが,戸建長屋
住民のほうがマンション住民よりも被害は甚
大なものになると思っている。
16%
6%
4.仕事仲間
災害時の近所の助け合い
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
全体(716)
災害時には近所の人がいちばん頼りになると
半数近くの人が答えているが,いざ災害に
あったとき,近所の助け合いがうまくいくと
答えているのは10%たらずにすぎず,多くの
人はうまく機能するのか不安に思っている。
12%
63%
マンション
10%
(281)
戸建・長屋
(361)
59%
14%
0%
19%
26%
66%
20%
40%
1.うまくいくと思う
3.うまくいかない
無回答
14%
60%
80%
2.少し不安がある
4.その他
100%