数値計算及び実習 第1回 Introduction 数値計算とは? • コンピュータ上での計算をスムーズに進め るための解法を与えるもの (ただし、その解法により得られる数値は完 全解ではなく、近似解) • コンピュータを使って、近似解をえるための 解法 コンピュータによる計算の手順 ソースコード 1. 計算手順を記述 (プログラムの ソースコード作成) 作業手順 実行ファイル 2. 計算手順をコンピュータ が理解できるように翻訳 (コンパイル) 3. コンピュータに計算を 開始させる(実行) 作業手順 翻訳 作業手順 (翻訳済) 入 力 出 力 授業の目的 1. コンピュータの基礎について学ぶ 2. プログラム(ソースコード)の書き方 について学ぶ 3. コンピュータ(プログラム)を使って、 さまざまな問題を解く方法について学ぶ 数値計算法の授業内容 1. 計算機内部における数値表現 整数、実数、有効数字、誤差 2. プログラミング(基礎) プログラム言語、基礎的な命令文 3. プログラミング(応用) 数値積分、方程式の数値解法 1. 計算機内部における数値表現 コンピュータの中で数値がどのように 表現されているか? • • • • 整数と実数 2進数と10進数 有効数字 丸め誤差 2. プログラミング(基礎) プログラムとは? コンピュータの動作を規定し、記述したもの (命令文の集まり) • • • • • プログラム言語(Fortran,C) 命令文(文法) エディター、ソースコード コンパイル デバッグ 3. プログラミング(応用) 様々な問題を数値的に解く方法 = 数値解法 ( 解析的解法) 1) 数値積分 • シンプソン法、台形法 など 2)方程式の数値解法 • ニュートン法 など 3)微分方程式の数値解 授業で使用するOS,言語 1. OS UNIX (Solaris) 2. プログラム言語 Fortran 3. その他 ・エディター: スクリーンエディタ ・コンパイラ: F77 授業形態 1. 講義+演習( or 問題) 各時間の前半は講義、後半は講義内容と 関連した演習を行う。 2. 出席 演習問題の提出で出席とする。 3. 評価 成績評価は、出席(演習)+テストで行う。 (ただし、出席重視) 注意事項 1. 携帯電話の電源は切っておくこと 2. 授業に関係の無い作業は行わないこと (ex. ゲーム、ネット・サーフィン) ※上記のことが守れない方については、 履修をお断りします。
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