訓練コース「ＮＣ旋盤技術（プログラム～加工編）」企業の課題訓練風景工業製品の精密化・高精度化とともに、ＮＣ旋盤による部品加工の効率化が求められている。また、機械部品の効率的なＮＣ加工に対応でき、ＮＣ加工機のプログラム作成が指導できる加工職場のリーダーとなる人材が求められている。【プログラミング～加工】課題解決のためのテーマプログラミングＮＣ旋盤加工時に発生する問題点や不具合に対処でき、効率的にＮＣ旋盤加工ができるよう、次項の能力開発に取り組む。 ①図面の要求条件に満足する効率的な加工方法に関すること ②加工工程の検討や、段取りに関すること ③高度なＮＣプログラミング方法に関することターニングセンタによる加工訓練コースＮＣ旋盤の実践的な加工に即応可能な技術の習得をめざす訓練を実施各種切削事例を踏まえ、加工の効率化対策や改善に関する実習を中心とした訓練を実施し、ＮＣ旋盤加工を効率的に行える専門的技能・技術を習得する。（プログラム作成を重点とする）《訓練内容》 ①基本プログラミング作業 ②ＮＣ旋盤の加工工程と問題解決 ③加工上の問題抽出とその解決 ④仕上げ面精度の評価 ⑤応用プログラミング作業 13 コース名ＮＣ旋盤技術（プログラム～加工編）コース番号 G1107 日　程 6/9(日),16(日),23(日),30(日) 時　間 9:00～16:00 （合計24時間）定　員 10名会　場ポリテクカレッジ島根受講料 ¥18,500 訓練目標部品加工における生産手段の変更や工程の最適化（改善）をめざして、要求される条件を満足するための切削理論に基くプログラム及び工具補正の設定法や、実践的な旋盤作業に関する問題解決能力を課題加工実習を通して習得する。対象者製造業等の中小企業において、機械加工作業に従事する技能・技術者等であって、指導的・中核的な役割を担う方、またはその候補の方効率的なプログラミング方法の習得をめざします。また、各種切削事例を踏まえ、ＮＣ旋盤加工を効率的に行える専門的技能・技術の習得をめざします。（工程管理やプログラム演習を主に行うコースです。）内　容１．概要（１）ＮＣ旋盤概要（２）切削加工概要（３）安全上の留意事項２．各種機能と応用（１）主軸・送り・工具・準備・補助機能（２）荒加工用プログラム作成方法及び注意点（３）仕上げ加工用プログラム作成方法及び注意点（４）手動ノーズＲ補正（５）単一固定サイクル３．プログラミング課題実習（１）課題提示および注意点（２）表面あらさ、幾何公差、加工精度等（３）加工工程の検討（４）疑問点、問題点の抽出（５）プログラミング４．加工実習（１）受講者個人ごとの加工作業の確認と検討イ．プログラムチェック方法の確認と検討ロ．テストカット方法の確認と検討ハ．課題加工５．まとめ（１）質疑応答（２）訓練コース内容のまとめ（３）講評・評価使用機器：ターニングセンタ㈱森精機製作所 SL-154 使用機器持参品ターニングセンタ、各種切削工具、各種測定機器筆記用具、関数電卓、作業服、作業帽、安全靴 14